スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

女性のための
転職Q&A

女性のための転職Q&A 女性のための転職Q&A
シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加

更新日:2025年10月30日

タグ:
仕事キャリアの悩み

会社で便利屋扱いされていて、キャリアの方向性が見えない

キャリアアップを期待して転職したものの、業務は「何でも屋」状態。自分の職種をひとことで言い表せず、今後のキャリアの方向性を見失っています。そろそろ一つの専門性を磨かなければならない年齢なのに…と焦りを感じています。転職で軌道修正すべきでしょうか?

(34歳/メーカー・事務/未婚)

キャリアの方向性で迷ったら試してみて

キャリアタイプ診断を受けてみる(無料)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

石橋寿子(いしばし・ひさこ)
国家資格 キャリアコンサルタント

新卒で塾の運営会社へ入社。その後、英会話学校に転職し、約7年間、新規・既存顧客に対しカウンターセールスを担当。マネジメント経験を経て、パーソルキャリア株式会社に入社。営業職・販売/サービス職に従事している方々を中心に、幅広く転職をサポート。プライベートでは1児のママ。長期的なキャリアプラン、人生プランをともに考えるパートナーとなれるような提案を心がけている。

会社での便利屋扱いをポジティブに捉え、幅広い経験を活かしたキャリア形成も可能です

「キャリアアップを目指して転職したものの、気づけば何でも屋となり自分の職種や専門性があいまいになっている…」「転職をしたのに思った働き方ができていない」という悩みを抱える方は少なくありません。

しかし、一見すると専門性が磨かれていないと思える「便利屋的な業務」も、見方を変えれば柔軟性と対応力の証し。

広い業務経験を武器に、今後のキャリアをどう築くか捉え直してみてはいかがでしょうか。

幅広い業務をこなせるジェネラリストとして自分の存在価値を高める

特定分野の深い知識やスキルを持つスペシャリストは重宝されます。

しかし、分野を限定しない幅広い経験が豊富なジェネラリストも会社の成長になくてはならない存在です。

ジェネラリストは知見や経験が豊富であるため、長期的なキャリア形成を見込まれ、管理職候補と見なされることも珍しくありません。

「何でも屋」という言葉でネガティブに捉えるのではなく、「万能家」として自信を持ちましょう。

また、ジェネラリストとしての価値をさらに高めるためには、今後も幅広い業務をこなしつつ、今の業務に関連がある部署への異動や、ほかの社員をマネジメントする経験を積んでいきたいところです。

さまざまな経験を通じて、キャリアの選択肢がさらに広がるでしょう。

どんな仕事もキャリアアップのチャンスと捉える

「何でも屋」という言葉を質問者さん自身はネガティブに捉えていますが、必ずしもそうとは限りません。

現状を客観的に捉えてみると、何事にも積極的に取り組む人、頼れる人として期待され、会社の中に自分の居場所をきちんとつくれているのではないでしょうか。

特定の専門性だけにこだわって突き詰めようとするのではなく、会社から与えられた仕事は、どんな内容でもキャリアアップのチャンスだと思って前向きに取り組んでみてください。

普段と異なる分野での経験は、これまでと違った視点で仕事をしていく力にもなります。

さらに、配属された部署や仕事内容から自身の新たな専門分野を見いだすくらいの気持ちを持てば、キャリアの可能性が広がるはずです。

なお、キャリア形成を見直す上で自分のことを深く知ることは重要です。

設問に答えるだけで自分の強み・弱み、向いている働き方・企業などが分かる「キャリアタイプ診断」はきっと役立つでしょう。

無料で受けられるので、下のボタンからお気軽にご利用ください。

自分のことがより分かる!

キャリアタイプ診断を受けてみる(無料)

会社で便利屋になってしまう原因とは?

そうはいっても、やはり便利屋・ジェネラリストは嫌だという人もいるでしょう。

会社で便利屋になってしまう原因には、専門性のある仕事を行うためのスキルが不足している可能性があります。

仕事を任せようと思っても、スキルや習熟度のタイミングから雑用的な業務を任されているのかもしれません。

自分の思う成長スピードと会社の求める成長スピードに乖離があると、気持ちの焦りにつながってしまいます。

仕事に対する熱意は伝えながら、まずは任せられた業務で着実に実績を残していきましょう。

仕事を任せてもらえない。面白い仕事や大きな仕事をするには何が必要?

専門性を身につけたい場合は、キャリアの方向性を定めた上で転職を

キャリアの方向性

現在の職場では自分の役割に価値を見いだせず、特定のスキルや経験を磨いて専門性を身につけたいのであれば、転職も一つの選択肢です。

その際には、やみくもに専門性を求めるのではなく、具体的にどんなスキルを身につけたいのかを明確にすることが大切です。

スペシャリストとして活躍するために必要なもの

漠然とした不安や焦りから「とにかく専門性を」というだけでは、転職を成功させることは難しいかもしれません。

スペシャリストとして活躍するには、「専門領域への深い知識・理解」が必要なのはもちろんですが、知識を持っているだけでは意味がありません。

知識を前提とした「ビジネス現場での実践経験」や、新たな技術や事例を「主体的に学び続ける姿勢」も兼ね備えることが大切です。

また、前提として、今まで培ってきた経験をもとに、何を自分の強みとするか、スペシャリストとしての方向性を定めることも必要です。

さらに、これまでのジェネラリストとしての経験を活かしたマネジメントができるようになると、市場価値がさらに高まり、活躍のフィールドが広がるでしょう。

転職を通してかなえたい「自分のありたい姿」を明確にする

スペシャリストを目指して転職をする場合、具体的にどのような専門性を身につけたいのか、さらに、専門性を身につけた上で将来どのような自分になりたいのかを想定しておくことが大切です。

「ありたい姿」の実現のために必ずしも専門性を一つに狭めてしまう必要はありません。

複数の専門性を掛け合わせることでより高い効果を発揮できるでしょうし、ジェネラリストとして幅広い経験を積んでいたことが活かされるはずです。

キャリアを定める際の3つのステップ

ジェネラリストも、スペシャリストも、組織を構成するためにはなくてはならない人材です。

自分の適性や希望、環境を踏まえて、どちらのキャリアを目指すのか検討しましょう。

キャリアの方向性を定める際には、自身の得意分野を見つけて、強みを理解した上で今後のキャリアプランを考え、実際にキャリアアップに着手する、という3つのステップで進めるとよいでしょう。

これまでの業務を振り返って得意分野を見定める

まずは、これまで携わってきたさまざまな業務を細かく振り返り、自分が得意だと感じたことや、周りからの評価が高かったことを整理してみましょう。

この作業によって、目指すべきキャリアの方向性や自身のアピールポイントが見えてくるはずです。

特に、周囲の人にとっては難しかった業務でも、自分には簡単だったり得意に感じたりしたものは、大きな強みになる可能性がありますから、漏れなくリストアップします。

自分の強みが分からない…見つけ方を教えてほしい

キャリアプランを考える

得意分野や強みの把握ができたら、この先どういった働き方・生き方がしたいか、将来の理想像を考えてキャリアプランを組み立てていきます。

また、今後のライフプランを考えて、仕事とどう向き合っていきたいか、自分の性格的にどういう働き方が合っているかを考えることも重要です。

まずは、今ある強みを活かすことを考えながら、伸ばしていきたいスキルや就きたい職種などを洗い出します。

さらに、どういった環境であれば求めるキャリアを実現できるのか、それをいつまでに実現したいのか、細かい希望条件も含めて具体的に書き出していきましょう。

これらの作業を通してキャリアプランが確立されていきます。

とはいえ、仕事でどんなことを大事にして、何に満足しているのかは、なかなか自分では分からないものです。

「今の仕事の満足度」が知りたい人は、自分に合う仕事や働き方のヒントが見つかる「転職タイプ診断」をチェックしてみましょう。

自分に合う仕事のヒントが見つかる!

転職タイプ診断を受けてみる(無料)

今の環境でできるキャリアアップに着手する

キャリアプランがある程度固まったら、今取るべき行動が見えてくるはずです。

キャリアプランを考えることで、何か特定の職種に対して興味を持ち、その道に進みたくなる場合もあるかもしれません。具体的には、将来の理想の姿と現在の状況とのギャップを計画的に埋めていく形になります。

質問者さんは、これまで仕事の範囲をあまり限定せず、何でも積極的に取り組んでこられたということですので、さまざまな経験ができる職場環境にいるのだと推測します。

今任されている業務の中から、専門性を身につけられる職種が見つかる可能性もあります。

今後は、自身が求めるキャリアに活かせる業務に注力して取り組めば、さらなるスキルアップにもつながりますし、会社内での自身の役割にこれまで以上の価値を見いだせるのではないでしょうか。

それでも現在の職場で自身が目指すキャリアプランを実現できず、成長できないと感じたら、転職活動に踏み出してみてはいかがでしょうか。

何か迷っていることがあれば、キャリアアドバイザーにキャリアの方向性も含めて相談してみてください。

dodaでは、キャリアアドバイザーによる無料キャリアカウンセリングを実施しています。「現在の仕事内容・経歴」「希望条件」などのヒアリング結果をもとに、キャリアプランの相談に対応します。

具体的なキャリアプランが定まっていなくても問題ありません。まずは、エージェントサービスに申し込み、キャリアカウンセリングを受けてみましょう。

キャリアの悩みはdodaに相談しよう!

エージェントサービスに申し込む(無料)

キャリア、転職、どうしよう…

転職したいけど
向いている仕事がわからない

今すぐ転職は考えていないけど
自分の志向性を知っておきたい

今のままでいいか
漠然とした不安がある

このようなお悩みを持つ方には
転職タイプ診断がおススメ!

転職タイプ診断でわかること
今の仕事の満足度
仕事で大切にしている軸
適職探しのアドバイス
>転職タイプ診断イラスト >転職タイプ診断イラスト

今すぐ転職を考えていなくても、
自分の志向を知って今に活かそう!

転職タイプ診断を受けてみる(無料)
あなたの志向や能力を診断できて、可能性が広がる!
キャリアタイプ診断を受ける
あなたの「アピールポイント」を発見できて、面接や書類作成で役立つ!
自己PR診断を受ける
あなたの疑問や不安に転職のプロがお答え。さっそく相談してみよう
エージェントサービスに申し込む(無料)
シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連コンテンツ

仕事・キャリアの悩みのQ&Aを見る

キャリアアップのQ&Aを見る

強み・自己PRのQ&Aを見る

あなたに合った働き方・仕事がわかる!転職タイプ診断を受ける ×

転職サイトdodaをシェア

<a href="https://doda.jp/">転職サイト「doda」</a>