スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

女性のための
転職Q&A

女性のための転職Q&A 女性のための転職Q&A
シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加

更新日:2025年4月16日

タグ:
企業・職種の選び方育児

育児をしながら働くなら、子育てしやすい大手の会社に転職すべき?

社員300人の中小企業で働いています。あと数年のうちに子どもが欲しいと思っていますが、出産後も働き続けたいです。でも今の会社には、育児中の女性はおらず、時短や在宅勤務などの制度も整っていません。大手で働く友達の話を聞くと、大手は出産や育児のサポート体制が整っていて、育児をしながらでも活躍できそうです。今のうちに子育てしやすい会社に転職すべきでしょうか…。

(28歳/既婚/子どもなし)

あなたに合う働き方・仕事が分かる!

転職タイプ診断を受けてみる(無料)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

時田絵里奈
国家資格 2級キャリアコンサルティング技能士
国家資格 キャリアコンサルタント
FP3級

新卒で当社に入社。IT領域の派遣営業を経て、2011年よりキャリアアドバイザーとして従事。IT業界の職種を中心に幅広く転職サポート、これまでに3,000人以上のキャリアカウンセリングを担当。
2016年に長男を出産。自身もワーキングマザーであることから、働き方を変えたい、ワーク・ライフ・バランスを改善したい女性の転職サポートに強みを持つ。

「子育てしやすい会社」は企業規模だけでは決まりません

育児をしながら働くとなると心配はつきものですから、少しでも支援制度が整っている企業で働きたいですよね。

確かに大手企業は福利厚生が充実しており、時短・在宅勤務などの制度が整っているイメージがあります。

しかし、実際には企業規模が小さくても充実した支援制度を設けている会社も増えてきています。

一概に「大手だから」「中小だから」「ベンチャーだから」と、規模やフェーズだけで子育てしやすい会社かどうかは判断できません。

制度の有無よりも運用実態が重要

原則として、社員が制度の利用を申請すれば勤務先は拒否できません。

しかし実際には、福利厚生が充実していたとしても、「利用したいのに条件が限定的」「取得しても周囲の理解が得られない」といった理由で転職・退職を希望する人が少なくない会社もあります。

つまり、福利厚生が充実している企業だとしても、制度が機能していなければ意味がないのです。

近年は多くの企業が育児支援制度を整えていますが、その運用方法は企業によって異なります。

制度の有無だけでなく、実際にどのように運用されているかを確認しておくことが大切です。

制度を利用しやすい職場環境かどうかも見極めよう

上記のとおり、制度の利用実績をしっかり調べておきましょう。

企業のホームページなどで公開情報を確認するのはもちろん、面接で育児支援制度について以下の点を質問してみてください。

  • 具体的な運用方法
  • 職場の理解度
  • 育児中の社員のキャリア形成
  • 利用条件が限定的ではないか
  • 制度の利用に対して周囲の理解を得やすいか

なお、面接での質問するときのコツについては以下の記事をご覧ください。

面接で使える逆質問例文42点|何か質問はありますか?の答え方

柔軟な働き方ができる会社を選ぶのがポイントです

育児と仕事をうまく両立していくには、「勤務時間の融通が利くかどうか」がポイントです。

特に、保育園に預けているうちは、子どもの発熱などによって突発的な呼び出しなどがあるので重要になります。

制度の利用や多様な働き方ができる会社を選ぶことで柔軟に対応していきましょう。

多様化する育児中の働き方

法律で定められている制度としては、以下のようなものがあります。

  • 最長で子どもが2歳になるまで延長できる育児休業
  • 最長で子どもが3歳になるまで可能な時短勤務
  • 子どもが小学校3年生を修了するまで取得できる看護休暇
  • 子どもが小学校に入学するまで可能な残業免除

育児中の働き方の選択肢は広がっていて、上記に加えて以下のような独自の仕組みを作る企業も増えてきました。

  • リモートワークの導入
  • 社内保育所の設置
  • ベビーシッター割引券の導入
  • 子連れ出勤制度の採用

こうしたことからも、大手か否かで判断するのではなく、ご自身の状況に寄り添った制度があるかどうかが重要になるでしょう。

なお、公的な制度について詳しく知りたい方は以下の記事もお読みください。

育休(育児休業)の期間は?いつまで取得できる?延長例や給付金も解説
あなたは大丈夫?育児休暇や時短勤務が適用されないケースに要注意
子どもの病気やけがには看護休暇を! 半日や時間単位で取得できる?

子育て支援の指標「くるみん認定」も参考に

子育て支援に積極的に取り組む企業を見分ける指標として、「くるみん認定」制度があります。

これは厚生労働大臣が子育てサポート企業を認定する制度で、育児休業の取得実績など具体的な基準をクリアした企業に与えられるものです。

子育てしやすい会社を探す際の参考指標として活用してみましょう。詳しくは以下の記事をご覧ください。

女性が活躍できる企業 子育て支援企業の見つけ方・選び方 くるみん

働きながらも子育てしやすい会社とは?

子育てと仕事の両立には、保育園の送迎や通勤、買い物などをスムーズに済ませるためのスケジュール管理が欠かせません。

フレックスタイム制やシフト制を採用している職場、またはリモートワークが可能な職種であれば、急な対応が必要な場合でも時間が調整しやすいでしょう。

そういった柔軟な働き方ができる会社を探してみてください。詳しい探し方などについては以下の記事が参考になります。

女性が働きやすい会社とは?特徴や見極めるときのポイント・注意点を解説
子持ちだと正社員への転職は難しい? 年齢的に不安です
シングルマザーだと転職は難しいのでしょうか?
育児と両立させるためにフリーランスになるか悩んでいます

出産・育児を見据えて、今から両立の準備を始めましょう

出産後の仕事との両立に向けて、今からできる準備を始めることで、より安心して育児に臨むことができます。

頑張りすぎずに、少しずつ環境を整えていきましょう。

効率的な時間の使い方を身につけておく

仕事と育児の両立で重要になるのが、時間の使い方です。

今のうちから、洗濯乾燥機やロボット掃除機などの便利家電の活用や、ネットスーパー、食材宅配サービスの利用を試してみましょう。

また、作り置き料理や朝型の生活リズムなど、新しい生活習慣も少しずつ取り入れてみてください。

今から時短テクニックを身につけておくことで、育児との両立もスムーズになるはずです。

実際のフルタイム勤務ママのスケジュール管理術については、以下の記事で詳しく解説しています。

育休明けはフルタイムだときつい?時短にするか悩んでいます

地域の子育て支援サービスを調べる

出産後の仕事との両立には、地域のサポートが大きな助けとなります。

お住まいの地域にある一時預かりサービスや病児保育、ファミリーサポートセンターなどの支援サービスを調べておきましょう。

特に、緊急時に備えて複数の選択肢を把握しておくことが大切です。

地域で子育てを支援するファミリーサポートセンター事業とは 共働きで子どもが病気にかかった場合は「病児保育」を活用しよう

家族との協力態勢について話し合う

出産後の生活について、パートナーとしっかり話し合うことも重要です。

家事・育児の分担や、両親など親族のサポート態勢について、具体的に検討しておきましょう。

保育園の送迎や子どもの体調不良時の対応など、実際の場面を想定しながら、誰がどのようにサポートできるのかを確認しておくことをおすすめします。

家族との協力態勢づくりについては、以下の記事も参考にしてください。

育休明けの準備でやるべきことは?復帰後にうまく両立できるか不安です 子育てしながら働き続けることに漠然とした不安があります

キャリアプランを考えておく

子育て支援制度の充実度だけでなく、自分の経験や強みを活かせる環境かどうかも、転職を成功させる上で重要なポイントです。

そのため、日ごろから自分の強みを意識し、どのようなキャリアを築いていきたいか、キャリアプランを考えておくとよいでしょう。

そうすれば、出産後も自分らしく働き続けられるはずです。

キャリアプランについては以下の記事も参考になるので、ぜひご覧ください。

仕事と育児を両立させるためには、キャリアを妥協しなければならない?

また、自分の強みが分からないという人には、「キャリアタイプ診断」がおすすめです。

あなたの強み・弱みが分かる!

キャリアタイプ診断を受けてみる(無料)

子育てと仕事の両立をかなえる第一歩を踏み出しましょう

仕事と育児の両立に不安を感じている方、キャリアプランに悩んでいる方は、一人で考え込まず、dodaの転職エージェントである「dodaエージェントサービス」に相談してみてはいかがでしょうか。

dodaエージェントサービスでは、専任のキャリアアドバイザーがあなたの状況や希望に合わせて、転職活動のスタートから内定までをトータルにサポート。

以下のようなサービスをオンラインかつ完全無料で受けられます。

  • 求人の紹介
  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 応募企業との交渉

まずはお気軽にご相談ください。まだ転職するか決めていない方や「今の状況を相談したい」という方も大歓迎です。

転職のプロが完全無料であなたの転職活動をサポート

エージェントサービスに申し込む(無料)

キャリア、転職、どうしよう…

転職したいけど
向いている仕事がわからない

今すぐ転職は考えていないけど
自分の志向性を知っておきたい

今のままでいいか
漠然とした不安がある

このようなお悩みを持つ方には
転職タイプ診断がおススメ!

転職タイプ診断でわかること
今の仕事の満足度
仕事で大切にしている軸
適職探しのアドバイス
>転職タイプ診断イラスト >転職タイプ診断イラスト

今すぐ転職を考えていなくても、
自分の志向を知って今に活かそう!

転職タイプ診断を受けてみる(無料)
あなたの志向や能力を診断できて、可能性が広がる!
キャリアタイプ診断を受ける
子育てをしやすい環境の求人を見てみよう!
求人特集を見る
あなたの疑問や不安に転職のプロがお答え。さっそく相談してみよう
エージェントサービスに申し込む(無料)
シェアする
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連コンテンツ

企業・職種の選び方のQ&Aを見る

育児のQ&Aを見る

あなたに合った働き方・仕事がわかる!転職タイプ診断を受ける ×

転職サイトdodaをシェア

<a href="https://doda.jp/">転職サイト「doda」</a>