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更新日:2024年3月5日

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仕事・キャリアの悩みよくある質問

「仕事をする上で大切にしていること」と「キャリアの軸」は同じ意味?

先輩や上司から仕事やキャリアの軸は何かと聞かれることがありますが、どう答えていいかいつも悩んでしまいます。キャリアの軸とは、「仕事をする上で大切にしていること」と理解すればよいのでしょうか?

(26歳/メーカー営業/未婚)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

高島佐代子
国家資格 キャリアコンサルタント

前職ではウェディングプランナーを経験。より個人に深く関わり、人生の大きな意思決定のサポートをしたいという思いでdodaキャリアアドバイザーに。
おもに営業職、事務職、販売サービス職を担当。女性のキャリア支援実績も多数。

「仕事をする上で大切にしていること」はキャリアの軸の一部です

キャリアの軸とは、仕事に対する根本的な指針や価値観全般を指します。そのため「仕事をする上で大切にしていること」は、キャリアの軸の一要素だと言えるでしょう。

ほかにも、職業生活に対する広い意味での考え方や態度も含まれます。そのため、日々の仕事への向き合い方だけでなく、「生活スタイルや人生の目標を含めた長期的なキャリア、仕事選びの基準」もキャリアの軸の一部です。

質問者さんは、先輩や上司から度々尋ねられることがあるようですが、キャリアの軸を明確にしておくことは社会人として非常に重要です。なぜなら、キャリアの軸は今後のキャリア形成や仕事選びの指針となるからです。

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キャリアの軸は少しずつ明確になっていくもの

キャリアの軸は、最初に「軸はこれだ」と決めるものではありません。自分のキャリアといっしょに作るもの、と捉えてください。

経験や知見が浅いうちに決めつけてしまったら、今は気づいていない選択肢をなくしてしまうこともあります。特に20代のうちは、「人を喜ばせること」「人と接すること」といった漠然としたものや、暫定的なものでかまいません。

経験を積むことで、「どのような立場から、どんな人を喜ばせたいのか」「どういった人に対して、どんな仕事で関わっていきたいのか」など、自分の軸を具体的に決められるようになるでしょう。

過去の成功体験がヒントになることも

キャリアの軸を明確にする場合、仕事をする上で大切にしていることや仕事への向き合い方を掘り下げるのがおすすめです。

例えば営業職の場合、営業活動を通じてどういった工夫をしてきたのか振り返ってみましょう。

人それぞれ目標を達成するまでのプロセスやアプローチは異なるはずです。顧客との信頼関係を築くために訪問頻度を増やした、顧客のニーズを把握するためにヒアリングの質を向上させた、課題解決のために他部署との連携を意識したなど、人によって仕事をする上で大切にしていることは違います。

仕事をする上で大切にしていることが見えてくると、自分がどういった仕事観を持って働いているのか、何を重視して物事を選択してきたのかが分かり、キャリアの軸を定めやすくなります。

条件の絞りすぎに注意

仕事をする上で大切にしていることを掘り下げていく中で、もしかしたら「自分が本当にしたい仕事は今就いている仕事とは違う」「もっと違う環境で働きたい」といった気持ちが芽生えてくることがあるかもしれません。

そのとき一つ注意してほしいことがあります。それは、キャリアの軸を職種や職場環境などで縛りすぎてしまうこと。例えば、「絶対に広報の仕事をする」や「絶対に残業はしない」といった決め方は避けたほうがよいです。

その職種に就いて何を実現したいか、その職種でなければならない理由は何か、残業がないことで得たいものは何か。こういった本質を考えずに表面的な職種や職場環境といった条件面を優先してしまうと、いざその軸に基づいて行動した際に「こんなはずではなかった…」と後悔することがあります。

キャリアの軸の類型も頭に入れておきましょう

キャリア 軸

ここまで、仕事をする上で大切にしていることからキャリアの軸にアプローチしました。

これに加えて、もう少し視野を広げるため、いくつかの類型も頭に入れておくとよいでしょう。

ほかにどのようなキャリアの軸が考えられるか理解を深めておくと、チャンスが来たときにそれをつかむための行動を起こしやすくなり、キャリアの軸を主体的に形作っていけるようになるからです。

今回は三つの類型をご紹介します。

自分の好きなこと・興味がある分野で働くことを重視

興味が持てる商材や思い入れがあるサービスを取り扱っている、自分の関心のある分野や知識が業務に活かせるなど、納得感を持って仕事ができることをいちばん重視するパターンです。

「1日の大半を仕事に費やすのであれば、自分が好きなことをしたい」という意識が強い人が当てはまります。

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ワーク・ライフ・バランスを重視

残業時間の少なさやテレワークの有無など、仕事内容よりも働き方を重視するパターンです。仕事よりも家族との時間を優先したい、本業以外に趣味や副業の時間を確保したいといった意識を持っている人が当てはまるでしょう。

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出世・昇進などキャリアアップを重視

自分の経験やスキルが最も活かせる環境でキャリアアップすることを重視するパターンです。年収を上げたい、管理職になりたい、目指すポジションがはっきりしているなど、明確なキャリアアップ志向を持っている方が当てはまります。

これまでの経歴からあなたの適正年収が分かる「年収査定」

キャリアの軸に迷ったらキャリアタイプ診断を試してみましょう

キャリアの軸を見つけるには、仕事をする上で大切にしていることなどを掘り下げていく必要があります。

とはいえ、自分だけではキャリアの軸を見つけられないということもあるでしょう。そんなときは、dodaのキャリアタイプ診断を活用するのもおすすめです。

キャリアタイプ診断は、設問に答えることであなたの強みや弱み、能力、あなたに適した働き方などを知ることができるサービスです。

診断結果は「性格・気質傾向」「能力傾向」「行動基準」「あなたに向いている仕事スタイル」「あなたに向いている企業風土」の5項目で多角的に表されます。キャリアの軸を考える参考にしてみてください。

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さまざまな角度からの自己分析を通して自分の仕事観を把握し、自分なりのキャリアの軸を見つけていきましょう。

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