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更新日:2025年4月24日

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書類・面接のポイント

短期離職を繰り返すと転職の選考で不利になりますか?

2回目の転職をしたのですが、環境が合わずに4カ月で退職しました。再び転職活動を始めたのですが、1回目の転職のときも3カ月で辞めてしまっており、職務経歴をマイナス評価されてしまうのではと不安です。短期離職を繰り返していると、やはり面接などの選考で不利になるのでしょうか。

(24歳/未婚)

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石橋寿子(いしばし・ひさこ)
国家資格 キャリアコンサルタント

新卒で塾の運営会社へ入社。その後、英会話学校に転職し、約7年間、新規・既存顧客に対しカウンターセールスを担当。マネジメント経験を経て、パーソルキャリア株式会社に入社。営業職・販売/サービス職に従事している方々を中心に、幅広く転職をサポート。プライベートでは1児のママ。長期的なキャリアプラン、人生プランをともに考えるパートナーとなれるような提案を心がけている。

短期離職を繰り返すことはマイナス評価の可能性も

短期離職者に対する企業のイメージ

質問者さんのように、短期離職を繰り返していたり転職回数が多かったりすると、「選考に影響するかも」と不安になることもあるでしょう。

転職回数が多いと選考結果に影響がある?採用担当者の印象や対策方法を解説」より

dodaが企業の採用担当者103人に実施したアンケートによると、「転職回数は選考に影響しない」との回答は、20代の応募者に対しては18.4%、30代は20.4%、40代は24.3%という結果となっています。

今や転職は一般的なものになってきましたが、実際は、応募者の過去の転職経験を気にする企業は少なくないようです。

特に、短期離職を繰り返している場合、転職の選考で不利になる可能性はゼロではありません。

採用担当者や面接官に、「仕事を長く続けられない理由があるのでは」「またすぐに辞めてしまうかもしれない」といった印象を与えてしまう可能性があるからです。

転職回数や在職期間の長さだけで判断されるわけではありませんが、「採用する以上は長く活躍してほしい」というのが企業の本音だといえるでしょう。

やむを得ない理由で短期離職になる場合も

このように、短期離職や多すぎる転職は採用選考で不利になることもあるため、安易な退職は避けるべきです。

とはいえ、「入社してみたら職場環境や労働条件が全然違っていた」という状況に陥ってしまう場合もあるでしょう。

厚生労働省の令和5年雇用動向調査では、転職者の主な退職理由として、職場環境や労働条件に関する項目が上位に挙がっています。

具体的には、女性は「職場の人間関係が好ましくなかった」が13.0%と最も多く、次に「労働時間、休日等の労働条件が悪かった」が11.1%となっています。

男性の場合は、「職場の人間関係が好ましくなかった」が9.1%、続いて「給料等収入が少なかった」が8.2%という結果でした。

入念に下調べをしても、実際は入社してみないと分からない部分も多いので、結果的に短期離職せざるを得ないケースもあります。

短期離職や転職を繰り返した経験があったとしても、いろいろな仕事をしてきたという経験を糧として、前向きに転職準備を進めていきましょう。

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面接での伝え方を工夫して、短期離職のネガティブ印象をカバーしましょう

短期離職や転職回数が多い人は、必ずといっていいほど採用面接で転職理由について聞かれます。

そのときにどのような受け答えをするかで、面接官に与える印象がずいぶんと変わってきます。

退職理由が「他責」と受け取られないように

面接で退職理由・転職理由を説明する際は、「自分は何も悪くない」「周囲がすべて悪い」のように、他責を主張しすぎないよう注意しましょう。

たとえ事実がそうであったとしても、面接官に「他責思考の強い人」という印象を与えてしまうと、マイナス評価につながってしまうからです。

もちろん、無理に転職理由を変えたりうそをついたりする必要はありませんが、できるだけネガティブな表現を使わないように気をつけてください。

例えば、前職の退職理由が「周囲と合わなかった」のであれば、「社風や職場環境を調べきれていなかった」のように言い換えるとよいでしょう。

さらに、「前回の反省点を活かし、今回は事前に社風や仕事内容を入念に調べ、社員の方にもお話を伺いました」と具体的なアクションとあわせて回答することで、仕事への意欲や積極性のアピールにもつながります。

転職理由・退職理由の上手な伝え方については、以下の記事でも詳しく解説しています。参考にしてみてください。

面接で転職理由(退職理由)を質問されたときの正しい答え方と回答例文

転職理由に一貫性を持たせる

転職回数が多く、職務経歴書に一貫性のない業種・職種がずらりと並んでいたら、採用担当者も「どうして?」と思うかもしれません。

でも、その経緯には何かしらの理由があるはずです。面接では、その理由に一貫性を持たせられるように、伝え方を工夫しましょう。

具体例を挙げて説明します。

例えば「誰かの人生をサポートしたい」という目的を持って金融機関で営業職をしていたとします。

働いているうちに、「人生の中でも『働くこと』に対するサポートをしたい」との思いから人材業界の営業職に転職し、その後「周りのたくさんの営業職の人を支えたい」と考え、営業事務に転職したケースを想定してみてください。

一見、業界や職種はバラバラです。しかし、「誰かのサポートをしたい」という目的は一貫していますよね。

このように、転職を繰り返した経歴があっても、何かしらの思いや理由を一貫性のあるストーリーとしてうまく伝えることができればよいのです。

転職回数が多い人は、面接で転職理由を聞かれた際に、一貫性のある「転職の軸」を自分の言葉で説明できるよう、入念に準備をしておきましょう。

以下の記事も参考になるので、ぜひご一読ください。

「転職回数が多い」「一貫性がない」は転職で不利になる?
面接で「転職を繰り返す女性」と思われるのが不安。企業はどんな特徴・印象で見てる?

これまでの転職活動を見直して、短期離職の再発防止に努めましょう

今後、短期離職を繰り返さないためには、仕事内容や職場環境だけでなく、自分の性格や適性についても一度見直してみることが重要です。

そして、これまでより情報収集の視野を広げ、今度こそ長く続けられる仕事を探していきましょう。

情報収集と判断基準を見直す

自分に合った仕事を見つけるために、まずは情報収集のやり方を見直してみましょう。

情報を取捨選択する段階で、「自分の希望条件を満たしているか」という点のみを重視するのはよくありません。

それだと、入社後に想定していなかった問題に気がつき、結局また転職を繰り返すことになりかねません。

自分に合った仕事は、単純な好き嫌いだけでは見つけられないものです。

苦手意識のある仕事内容でも、入社した企業の研修や職場の雰囲気に支えられて、克服できることもあります。

それは、自分にとって新たな発見となりますし、自分の可能性を広げることにもつながります。

ですから、求人情報を収集する際は、実際に働いている人の話を聞いてみたり、面接で直接質問してみたりすることも大切です。

「この仕事は自分には合わなそう」という先入観をなくし、あらゆる角度から情報収集してみてください。

その上で、自分にとってのメリットとデメリットをじっくり考えていきましょう。

転職回数が多い人こそ、長期的にキャリアプランを立てることが重要になってきます。

キャリアの考え方、プランニングのコツについては、以下の記事も参考にしてください。

転職回数が多く、今後のキャリアの積み方に迷っている

転職のためのツールを活用する

情報収集と並行して、仕事選びの判断に役立つ診断ツールの活用もおすすめします。今後、転職の軸を考える際の参考にもなるでしょう。

おすすめはdodaの「転職タイプ診断」や「キャリアタイプ診断」です。

簡単な設問に答えるだけで、自分がどのような仕事に向いているのか、客観的な視点から確認できます。

特に、自分の志向性、適性などがはっきりしないと感じている人は、ぜひ積極的に試してみてくださいね。

自分に合う仕事の探し方が分かる!「転職タイプ診断」
自分の強み・弱みが分かる「キャリアタイプ診断」

転職エージェントを活用して入社後のミスマッチを防ぐ

短期離職を防ぐなら、転職エージェントの力を借りるのも効果的な方法です。

転職エージェントは、企業の内部情報や社風、実際の労働環境などについて詳しい情報を持っていることが多いからです。

dodaの転職エージェントである「dodaエージェントサービス」なら、専任のキャリアアドバイザーが、あなたの経歴や希望をしっかりヒアリングした上で、長く活躍できる環境を提案してくれます。

また、面接対策や転職理由の伝え方についてもアドバイスを受けられるため、短期離職の経験をどう説明すべきか悩んでいる方にとって心強い味方になるでしょう。

入社前に気になる点を企業に直接聞きにくい場合も、キャリアアドバイザーが代わりに確認してくれる点も大きなメリットです。

なお、すべてオンラインで完結し、しかも登録してから転職先へ入社するまで完全無料です。

ぜひ、お気軽にご相談ください。

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