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更新日:2020年8月7日

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仕事・キャリアの悩み結婚・出産

結婚や出産をした後も長く働き続けるために、身につけるべきスキルは?

この先、結婚や出産をした後もずっと働き続けたいと考えています。ライフプランは計画どおりにいかないものだと聞きますが、そうであればなおさら、どんな状況になっても役立つスキルを今のうちから身につけておきたいと思っています。女性が長く働いていくうえで、業種や職種を問わず、「これがあれば役立つ」というスキルはありますか。

(28歳/メーカー・マーケティング/未婚)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

時田絵里奈
国家資格 2級キャリアコンサルティング技能士
国家資格 キャリアコンサルタント
FP3級

新卒で当社に入社。IT領域の派遣営業を経て、2011年よりキャリアアドバイザーとして従事。IT業界の職種を中心に幅広く転職サポート、これまでに3,000人以上のキャリアカウンセリングを担当。
2016年に長男を出産。自身もワーキングマザーであることから、働き方を変えたい、ワーク・ライフ・バランスを改善したい女性の転職サポートに強みを持つ。

現在の仕事に関連した役立つスキルを優先的に取り入れる

結婚や出産といったライフイベントを意識して、「働く女性」としてのご自身の価値を高めるのは素晴らしいことです。結婚や出産の時期はどうしても仕事に100%の時間やエネルギーを費やすことが難しくなりますから、できればキャリアを前倒しする気持ちで早めに行動したいですよね。

とはいえ、「あれもこれも」と手を伸ばしたくなる気持ちは抑えて、今ご自身が携わっている仕事に関連したスキル、つまり「現場で求められるスキル」を積み上げていくことをおすすめします。まずは求められた仕事を着実にこなせるスキルを身につけることで、そのスキルがほかの職場でも活かせる可能性が上がるからです。

職種別のスキルの例

ビジネススキルは、「ヒューマンスキル」「テクニカルスキル」「コンセプチュアルスキル」の3つに大別できます。

ヒューマンスキルは対人関係能力のことで、コミュニケーションやヒアリング、プレゼンテーション、リーダーシップなどに関するスキルです。テクニカルスキルは各分野で求められる専門的知識や技術、コンセプチュアルスキルは物事の本質を見抜く力になります。

この3つは、基本的にどんな職種でも必要とされるスキルですが、その中でも「優先して取り入れるべきスキル」を考えてみましょう。

例えば営業職の場合、お客さまとコミュニケーションを取ったりプレゼンをしたりする機会が多いですから、ヒューマンスキルを身につけることが大切です。マーケティング職は、情報を集めて分析し、知り得た情報からプロジェクトを立ち上げるため、コンセプチュアルスキルの優先度が高いといえます。

ほかにも、事務職は社内での意思疎通を円滑に進めるためのコミュニケーション力が求められますから、営業職と同じくヒューマンスキルが大事になり、人事や経理、広報などのスタッフ職は少数精鋭を求められることが多いので、担当領域の深い専門知識、つまりテクニカルスキルを身につけると重宝されるでしょう。

このように、今の職場で必要とされるスキルを見極めて、役立つスキルを磨きましょう。

ポータブルスキルを身につけよう

ポータブルスキルとは、語学力、マネジメント力、顧客折衝力などの業種や職種を問わず広く通用する(持ち運べる)スキルのことで、具体的な技量だけでなくパーソナリティもこれに含まれます。

例えば、仕事に対するまじめさやきちょうめんさも立派な能力ですし、気配りが上手で積極的に仕事に取り組めるのもポータブルスキルといえます。これらのポータブルスキルは、ライフステージの変化に合わせて長く働き続けるうえでも強みになるでしょう。

つまり、今の職場で多少のスキル不足があったとしても、「やる気があって将来に期待できる」「誠実で信用できる」という点が採用につながるかもしれないのです。

職場で経験を積むことに加え、自分で本を読んで勉強したり、仕事に対する心の持ちようを変えてみたりするなど、ビジネススキルと並行してポータブルスキルも身につけていきましょう。

長く働き続けるために自分の市場価値を高めましょう

働き続けるために

長く働き続けるためには、希望する業種や職種における市場価値を理解したうえで、そこに自分をフィットさせていくことが不可欠です。転職市場における市場価値は「企業が人材に求めるスキルや人間性」ですが、これは時代によっても変化しますから、常にアップデートしていくことが大切です。

まずは現在の自分の市場価値を知る

自分の市場価値を高めるために、まず今の立ち位置を知る必要があるでしょう。

例えば入力作業などが中心の一般事務での市場価値を考えたとき、マネジメント能力やコミュニケーション能力に秀でていたり、エクセル作業が得意でマクロやVBAを使って業務の仕組み化・効率化ができたり、特定領域の専門知識(簿記など)を持っていたりすると、より専門的な営業事務・人事事務・経理事務などに仕事の幅が広がることも考えられますから、おのずと市場価値は高まります。

こうした市場価値の傾向と今の自分のスキルとを比べると、将来的に目指すべき姿とのギャップが見えてくるでしょう。

また、今の勤務先で、自分が市場価値に比べて高い評価をされているのか、あるいは低い評価にとどまっているのかも把握しておくとよいでしょう。dodaの年収査定サービスでは、約3分であなたの適正年収がチェックできます。

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市場価値を高めるためには

自分の市場価値を知ったら、次に「足りないスキル」を身につけていきます。市場価値を高める方法はさまざまですが、今の職場で目標となる人のスキルを学んだりセミナーに参加して勉強したりするのもよいでしょう。前述のポータブルスキルは幅広い職種で役立ちますから、結婚や出産といったライフイベントまで考えて市場価値を高めたい人は、積極的に習得することをおすすめします。

実務的なスキルだけでなく日々の仕事への姿勢も大切

自分のキャリアや市場価値を高めるためには、スキルだけではなく日々の仕事に対する姿勢も大切です。例えば、頼まれた仕事を言われたとおりにこなすだけでなく、プラスアルファの価値を生み出す、あるいは期待を超えた結果を出す努力をすれば、周囲の人から信頼が得られてさらにレベルの高い仕事を任されるようになり、結果的にいっそうのスキルアップにもつながるでしょう。

ライフイベントを考えて早くからスキルアップをしていれば、「ぜひ戻ってきてほしい」と言われるようになり、出産後のスムーズな復職への後押しにもなるでしょう。

さらに、仕事に対する積極的な姿勢は、新たなポジションやこれまで以上にやりがいを感じられる仕事につながるかもしれません。一つひとつは小さなアクションですが、毎日の積み重ねがキャリアアップに大きな影響をもたらすはずです。

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