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更新日:2024年3月5日

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書類・面接のポイントよくある質問

面接で「転職を繰り返す女性」と思われるのが不安。企業はどんな特徴・印象で見てる?

これまで3回転職を繰り返してきたので、次に転職すると4回目になります。転職回数が多いと志望先企業からの評価が下がって不利になるのではないかと不安で、一歩が踏み出せません。もし書類選考を通ったとしても、面接でその点を深掘りされたときの対応に自信がありません。

(29歳/広告営業/未婚)

キャリアアドバイザーのA.をまとめると

回答したキャリアアドバイザーはこちら

瀬戸口瑞恵
国家資格 キャリアコンサルタント

教育業界にて営業職・マネジメント職、外資系企業での事務職を経て、2007年に当社に入社。入社以来、キャリアアドバイザーとして、個人のお客様の転職を支援。管理部門職種の方を中心に幅広く担当している。
プライベートでは2人の男児のママ。中長期的なキャリアプランの提案・個人の価値観に寄り添った求人提案を心がけている。

企業が抱く「転職を繰り返す人の特徴・印象」を把握しておきましょう

転職回数が多いと、どうしても転職活動が不利になってしまうのではないかと不安に感じてしまう人も多いでしょう。

特にさまざまな質問を受ける面接では、転職を繰り返してきた経験に関してどう答えればよいのか悩みますよね。

転職で不利にならないために、まずは転職を繰り返すことでどのような印象を持たれる可能性があるのか、客観的に考えてみましょう。

転職を繰り返すことのネガティブイメージとは

今は、男女問わず「転職は当たり前」とされている時代です。転職回数が多いことについても、男女で印象が異なるということは基本的にありません。

そもそも、質問者さんのように、20代で複数回の転職をすることは悪いというわけではありません。

ただし、これまでに経験してきた仕事に、職種、業界、スキルなど何らかの共通点がない場合は、採用担当者が「この人に長く活躍してもらえるか」という懸念を抱いてしまうことがあります。

こういった懸念をあらかじめ払拭するために、面接では「転職で何を実現しようとしてきたのか」という点をかみ砕いて伝える必要があります。

ビジネスパーソン2,000人の転職意識調査

転職回数が多い人に対する企業の本音

dodaが企業の採用担当者に実施したアンケートでは、質問者さんと同じ20代の場合、転職活動が4回だと選考に影響があると考える人は約7割。同じ転職回数でも、20代と30代や40代では捉えられ方が異なります。

20代の場合は、社会人としての基礎力を養うためにも、一つの会社で、一定の期間は勤めてほしいと考える企業が多いようです。

そのため、短期間で転職を繰り返している場合には、「もし自社に入社しても、またすぐに辞めてしまうのでは」と懸念される可能性が高くなります。

ですから、面接では「次の企業では中長期での就業を考えている」ということを面接官に伝えられるかが大切になります。

30代と40代の場合は20代と異なり、これまでの会社でどのようなスキルを身につけたのかを知りたい企業が多くなります。

その経験が自社で活きるかどうかが主な判断軸になるため、転職回数の多さが不利に働くことは少なくなっていきます。

そのため、面接では「入社後すぐにでも転職先で発揮できるスキル・実績を持っている」「転職を積み重ねたことでさまざまな職場での仕事の進め方をわきまえている」ことなどをいかに面接官にアピールできるかが大切になります。

転職回数が多い人が転職を成功させる方法とは?年代別にポイントを解説

転職回数が多い人の面接でのポイント

転職回数 多い 不利

転職回数が多い人が転職理由や自己PRを面接で伝える際には、注意点がいくつかあります。以下でポイントを紹介しますが、大切なのは、自分がキャリアにおいてどんな選択をしてきたのか、振り返りができていることです。

過去・現在・未来をつないで、転職理由に一貫性を持たせる

転職回数が多い人は、採用担当者に「これまでと同じように定着せず退職してしまうのではないか」と思われやすくなります。そのため、「なぜ転職を繰り返してきたのか」という理由がより入念に確認されるので、綿密な準備が必要です。

面接で不利にならないためにもまずは、今までの会社をなぜ辞めたのか、それぞれ書き出してみましょう。

1つ目のポイントは、転職を繰り返してきた事実を、他責的にならないよう前向きにまとめることです。

本音を言えば、「社風があわなかった」「給料が上がらなかった」などいろいろな事情はあると思いますが、周囲の環境にのみ原因があった、というふうに聞こえてしまうと、印象は良くありません。

「周囲のモチベーションやスキルが高い環境で、自分のスキルアップのスピードを上げたかった」「自分の成果が反映される環境でよりキャリアアップしたかった」などと言い換えるだけでも前向きな印象に変わるでしょう。

2つ目のポイントは、自分が大事にしたい仕事における価値観や軸を明確に言えるようにしておくことです。

例えば、「〇〇という価値観を大事にしていたために、このようなキャリアを選択してきました」「今思い返すと、当時は安易な思いつきで選択していた部分もあったと感じています」のように、自分の気持ちを素直に伝えましょう。

大切なのは、過去の選択を振り返り、良かった点は良いと捉えながらも、悪かった点や改善すべき点は理解し、認めているということ。

過去のさまざまな経験を経て、今自分が大事にしたい価値観が何かを伝え、今後はその価値観を大切にしながらどのようにキャリアを築いていきたいか、これらをはっきり話せるようにしておけるといいですね。

過去、現在、そして未来をつないで転職理由を語れるようになれば、企業にもあなたの気持ちはきっと伝わるはずです。

面接で転職理由(退職理由)を質問されたときの正しい答え方と回答例文

転職回数が多いからこそ身につけたスキル・実績をアピールする

転職回数が多いということは、さまざまな会社で通用するスキルを持っていることの表れでもあります。

質問者さんの場合も、転職を経験する前に比べて、課題にぶつかったときの対策や事例などのアイデアや引き出しが豊富なのではないでしょうか。

また、さまざまな環境に対応した実績から、柔軟性があり、環境に依存せず成果を出せる人だと判断される可能性も高くなりますし、どんな人ともうまくコミュニケーションを取れる力も評価されるポイントとなりそうです。

これらの能力を活かして人脈が広がってビジネスに活かせる可能性が生まれたり、情報交換が頻繁にできたりするかもしれません。

一つの会社で長く働きたい場合は「企業選びの基準」を見直しましょう

転職活動がうまくいって採用が決まったとしても、また短い期間での転職を繰り返してしまっては意味がありません。入社後のミスマッチを防ぐためにできること、求人を探す上で気をつけることをまとめてみます。

現職を続けながら転職先を見つける

転職活動をすると決めても、現職を辞めてからではなく、できる限り仕事を続けながら転職先のめどをつけましょう。

退職してしまうと目先の生活が不安になって焦ってしまい、少しでも早く内定をもらうことを優先して妥協してしまうかもしれません。

条件があわない・やりがいが感じられない仕事に就くと短期間で転職を考えることになるかもしれず、また転職を繰り返すことになってしまいます。

そうすると、さらに転職のハードルが上がり、結果的に自分を苦しめてしまうことになりかねません。

条件だけにこだわりすぎない

複数の企業に勤めた経験があるからこそ、いろいろな会社のよいところを知っていることでしょう。ただ、条件だけにこだわりすぎると、志望先企業を絞り込めず、転職活動が長引いてしまう恐れがあります。

転職活動を始める際は、「すべての希望がかなう企業はない」という認識を持ちましょう。

仕事のやりがいやキャリアアップの可能性など、今の仕事以上に得られるものがあるかどうかを一つの基準にして、それに達していれば積極的に応募してみることをおすすめします。

入社前に社風をイメージできるようにする

また、もし希望条件にマッチする企業があったとしても、社風や職場の雰囲気の確認を忘れないようにしてください。

いくら条件を満たしていて、やりたい仕事だったとしても、苦手な環境に飛び込んでしまっては長く続けるのが難しくなってしまうからです。

人間関係が原因で転職するケースは多いですから、入社後のミスマッチを防ぐために、面接では自分を理解してもらうだけではなく、自分もその企業をより理解するために、知りたいことは質問するようにしましょう。

実際に働いている社員と話す機会があるとなおよいでしょう。

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