スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

海外/イメージ画像

英語面接の必須質問9選を回答例つきで解説!通過率を上げるポイントもご紹介

更新日:2024/4/25

「英語面接で失敗したくないけれど、初めての英語面接でどうやって対策したらいいか分からない…」という方もいるのではないでしょうか。場数を踏むことで徐々に受け答えの上達が見込めるとはいえ、人生最初の英語面接が「運命の一社」になる可能性も視野に入れて、事前準備は入念にしたいところ。
ここでは、英語面接における「面接官の視点」「よく聞かれる質問・回答例」「通過率を上げるポイント」などを、英語面接の初心者が実際にやってしまいがちな失敗例も交えて解説します。

このエントリーをはてなブックマークに追加

英語面接の対策には事前準備が必須!

自分なりに準備をして面接に臨んでも、想定外の質問をされたり、当日急なトラブルが起きたり…。
何が起こるか分からない面接の場だからこそ、状況に応じて柔軟に対応できるよう、事前準備を入念に行うことが必須です。この章では、「面接までもう時間がない!」という場合でも最低限押さえておくと安心な3つのポイントを解説します。

グローバル転職の相談は
グローバル専門アドバイザーに

電話&オンライン
で気軽に相談

電話・オンライン/イメージ

英文履歴書・英語面接の対策も
しっかりとサポート!

グローバル専門のキャリアアドバイザーが
親身に相談にのります。

エージェントサービスに申し込む
(無料)

応募した企業について調べる

応募した企業について調べることは、英語面接の準備の基本です。 企業サイトに掲載されている企業理念や採用情報からは、「応募先の企業が求めている人物像」「ポジションで求められている要素」を分析することができます。

企業理念に共感できる点、企業のニーズに対して自分がマッチしている点を洗い出せたら、英語面接でも伝えられるように、自分の言葉でポイントをまとめておきましょう。

面接の流れと聞かれそうな質問を予習

英語面接の事前準備として、面接の流れや聞かれそうな質問を予想して、回答を用意しておくことも大切です。面接の流れは、一般的に以下のとおりですが、面接前にアイスブレークとして簡単な質問がある場合もあります。

・英語面接の一般的な流れ
① 自己紹介
② 経歴や強み
③ 応募ポジションへの志望動機、どのように価値をもたらすことができるか
④ 逆質問
特に②経歴や強みについては、学歴→職歴→成果や獲得したスキル→将来の展望の順に話せると、面接官の理解を得やすいでしょう。

また、一般的に必ず聞かれる質問としては、例えば「長所・短所」「自己アピール」などが挙げられます。そのほかにも、「よく聞かれる質問例」を英語面接でよく聞かれる質問9選と回答例で紹介していますので、ぜひ活用してみてください。

英語の回答は丸暗記よりも箇条書きポイントを記載

英語の回答を用意する際は、丸暗記ではなく要点のみをおさえ、アピールしたいキーワードだけを箇条書きでまとめておきましょう。英語面接では、完璧な英語を話すよりも、面接官と「会話」をすることが最優先。そのため、英文の丸暗記をしてしまうと面接官に「自分の言葉で話していない」という印象を持たれてしまう可能性があるので、注意が必要です。

また、事前に質問を予想して準備していっても、面接の場では想定外の質問が出てくることも少なくありません。本番で臨機応変に対応できるよう、自分の伝えたいことはキーワードに分解して、準備しておきましょう。

英語面接でよく聞かれる質問9選と回答例

ここでは、一般的な英語面接の流れに沿って、実際によく聞かれる質問例・回答例を紹介します。

スモールトーク

英語面接では、面接前に軽い世間話から始めるのが一般的で、これを「スモールトーク」といいます。

スモールトークの話題は、体調や天気などの定番の話から、週明けの面接であれば「週末は何をしていたのか?」など多岐にわたります。単純な英語力チェックが目的の場合、日常にまつわる質問がメインだと考えてよいでしょう。面接内容とは直接関係がないものの、第一印象を決定づける場面にもなりますので、簡単な文脈だけでも準備をしておくとベターです。

【質問例文】

How are you today?
こんにちは、調子はどうですか?

What did you do last weekend?
週末は何をしていましたか?

How have you got here today?
今日はどうやってここまで来ましたか?

It's a beautiful day.
今日はいい天気ですね。

Are you originally from this area?
もともとこの地域の出身ですか?

【回答例文】

I’m well, thanks. It’s been a hot day lately.
良いです。ありがとうございます。最近暑い日が続いていますね。

On weekends I went to the park and take up jogging. I plan to compete in the City marathon in this fall.
週末は公園に行ってジョギングをしました。今秋にシティマラソンに出場する予定です。

Yes, the weather has been nice, and I am going swimming with my family at the weekend for the first time in a long time.
はい、いい天気の日が続いているので、週末は久しぶりに家族と海水浴に行きます。

I come by train because my home is at Shinjuku station, but I sometimes come by bicycle when I have business in the area on weekends.
自宅が新宿駅なので電車で来ましたが、週末にこのエリアに用事があるときは自転車で来ることもあります。

I don't know much about it yet, but I saw it on the TV news this morning. I was very surprised.
まだ詳しく知りませんが、今朝のテレビのニュースで見ました。大変驚きました。

自己紹介、経歴

自己紹介は、「今までの経歴」を述べた上で、「アピールポイントや応募先のポジションで貢献できる点」を簡潔に伝えましょう。

経歴を伝える際は、所属していた期間やミッションを説明した上で、どのように成果に貢献したのかを明確に伝えることが重要です。数字や客観的データなどを用いると、面接官に伝わりやすくなります。

【質問例文】

Tell me about yourself./Describe yourself.
How would you describe yourself?/Tell me a little about yourself.

自己紹介をしてください。

What is your previous work history?
これまでの職務経歴を教えてください。

【回答例文】

Thank you for giving me this opportunity to interview for the position at ●●●.
このたびは●●●社での面接の機会をいただきありがとうございます。

I have worked as a sales manager for 2 years at XXX. I was involved in the promotion and sales planning of a new product.Over the past three years, I have increased the team‘s sales results by 20%.
XXX社で2年間営業マネジャーとして仕事をしてきました。私は新製品のプロモーションと営業企画に携わっておりました。3年間で、私はチームの営業成績を20%向上させました。

I have skills in analyzing products and targeting customers. As a result, I was able to effectively promote the products.I also can interact with others both inside and outside the organizations to properly understand their challenges.I helped my team achieved the target. I believe my ability to contribute to your company as well.
私には商品を分析し、顧客をターゲティングするスキルがあります。結果、商品を効果的に宣伝することができました。組織内外の人々と交流し、彼らの課題を正しく理解する能力もあります。私はチームの目標達成に貢献しました。私の力は御社にも貢献できると信じています。

志望動機

志望動機をつたえる際は、応募先の組織・ポジションについて以下のポイントを押さえてアピールすると、面接官の印象に残りやすいでしょう。

・応募先の組織・ポジションのどこに魅力を感じているのか
・job description(募集要項)と、自分の持つスキルや能力がどのようにマッチしているのか
・応募する企業やポジションで、自分がどんな価値をもたらせるか

【質問例文】

What interests you about this role/company?
どうしてこの仕事/当社に興味を持っているのですか?

What jobs would you like to do in our company?
弊社でやりたい仕事を教えてください。

What other companies have you interviewed with?
他にはどんな会社を受けていますか?

Is our company your first choice?
弊社は第一志望ですか?

【回答例文】

My career goal is to become a sales expert in this industry, and I believe that the opportunities for professional development and advancement at this company. I will do my best for the development of the organization through my growth.
私の目標はこの業界で営業のエキスパートになることです。御社には成長とキャリアアップの機会があります。私が成長することで組織の発展に繋がるようにベストを尽くしたいです。

I am confident that my experience and skill in sales manager will help to improve of organizational capability.
私の営業マネジャーとしての経験とスキルは、御社の組織力向上に役立てることができます。

I would like to work in a development role where I can use my sales skills from my current position and plan based on client proposals.
現職の営業スキルを発揮しながら、クライアント提案を踏まえた企画ができる開発職に就きたいです。

In my current position, I oversee ●● sales and have achieved the highest sales in my division. I am looking for a manufacturer where I can be involved in planning and development from a sales perspective to deliver better products to consumers, and I am applying to work for your company.
私は現職で●●の営業を担当し、部門1位の売上を達成しています。消費者により良い製品を届けるため、企画開発から営業目線で携われるメーカーを探しており、御社を志望しています。

I have applied to two other companies in the same industry and have been selected. However, I am taking your company as my first choice because your company has the largest market share in the ●● field and I can make use of the achievements and contacts I have developed in my current position.
他にも同じ業界の会社に2社応募していて、選考に進んでいます。ですが、●●分野のシェア数が1位の御社は、現職で培った実績と人脈を活かせるため、御社を第一志望で受けています。

グローバル専門のキャリアアドバイザーに
相談してキャリアの可能性を広げよう!

長所と短所

長所や短所について聞かれた際は、それぞれ以下の点を意識して回答するとよいでしょう。

・長所
長所についてアピールする際は、性格やヒューマンスキルに関することよりも、専門スキルやビジネススキルに紐づく強みを回答しましょう。

・短所
短所への言及は、必要以上にネガティブにならないように注意が必要です。短所を伝える際には、加えて「改善のために行っている努力」を添えることを意識してください。

【質問例文】

What is your greatest strength?/What are your biggest strengths?
あなたの長所は?

What is your greatest weakness?/What are your biggest weaknesses?
あなたの短所は?

What kind of person do people around you usually describe you as?
あなたは周りの人からどんな人間だと言われますか?

【回答例文】

I believe one of my strengths are interpersonal skills and flexibility.
あなたは周りの人からどんな人間だと言われますか?

My weakness is too detail-oriented. In the past, I forced team member to do things my way, so did not energize the organization. Since I realized this, I try to manage according to their personalities.
私の弱みは細かい点にこだわりすぎる点です。以前は、自分のやり方をメンバーに強要していたため、組織に活力がありませんでした。それに気づいてからは相手の性格に合わせたマネジメントを心がけています。

My strengths are my ability to take action. I have experience of backpacking around the world as a student. In my current job, I have been actively engaged in new sales with my natural dynamism and have achieved a good track record.
私の長所は行動力があることです。学生時代にバックパッカーで世界一周をした経験があります。現職では持ち前の行動力で新規営業も積極的に行い、実績を積んできました。

I am often told that I am too kind. However, I am confident in my ability to bring a multinational team together to accomplish a mission because I am a team builder who respects the wishes of the members.
私は優しすぎるとよく言われます。しかし、メンバーの意志を尊重したチームビルディングができるため、多国籍のチームをまとめてミッションを達成する自信があります。

I am described by my family and friends as a perfectionist. Even in my current job, I led a team of ● people and achieved results, but I always try to keep a calm perspective because I can be hard on people and myself at times.
私は家族や友人から完璧主義だと言われています。現職でも●人のチームを率いて成果を収めていましたが、人にも自分にも厳しくなるときがあるため、常に冷静な視点を持つようにしています。

将来のビジョン

将来のビジョンについては、できるだけポジティブな回答を心がけましょう。採用する会社側としては、「会社に長くとどまって成果を上げてくれる人材を採用したい」という思いがあります。面接官は、「将来のビジョンやゴールが、会社の方向性にフィットしているか」を見ていることを意識しておきましょう。

【質問例文】

What challenges are you looking for in my company?
当社ではどんなことに挑戦してみたいですか?

What your goal for the future?
将来達成したいことは何ですか?

What are your future career plans?
今後のキャリアプランを教えてください。

What do you want to be in five years' time?
5年後にどんな自分になっていたいですか?

【回答例文】

I would like to use my background to work a larger organization as a sales manager and strengthen my management skills.
自分の経歴を活かして、営業マネジャーとしてより大きな組織を管理したいです。

My career goal is to become an expert in my field and to develop products that have an impact on society.
私のゴールはこの分野のエキスパートとなり、社会に影響を与える商品を開発することです。

I want to be promoted to sales manager within two years and build a team that will generate the top sales in the sector within five years.
私は2年以内に営業マネジャーに昇格し、5年以内に部門トップの売上を出すチームを作りたいです。

I am planning to get married within the next five years, but I want to continue to develop my skills as a planning expert and continue to grow as a professional in this field, as I will continue to do after marriage and childbirth.
5年以内の結婚を考えていますが、結婚や出産をしても変わらず企画のエキスパートとしてスキルを磨き、この分野のプロフェッショナルとして成長し続けたいです。

転職理由

転職理由を聞かれた際は、前職や現職での不満、嫌だった点のみをフォーカスして回答することは避けましょう。応募先のポジションで自分がやりたいこと、得たいもの、活かしたいスキルなど、今後つくり出すポジティブな未来を強調することが大切です。

【質問例文】

Why are you leaving or have left your job?
なぜ仕事を辞めようと思っているのですか?

What made you decide to change jobs?
転職をしようと思った理由は何ですか?

Your current job has a short tenure, was there a reason for you to change jobs?
現職は勤続年数が短いですが、転職する理由があったのですか?

【回答例文】

I cannot expect any further expansion in current job. Although this job is rewarding for me, I decided to change jobs in search of further growth.
今の仕事では、これ以上のキャリアの広がりは望めません。今の仕事はやりがいがありますが、さらなる成長を求めて転職を決意しました。

I was in charge of ●● sales at my current job and achieved first place sales in my division, but I decided to change jobs because I wanted to challenge myself in a new environment.
●●の営業を担当し、部門1位の売上を達成してきましたが、新しい環境で挑戦したいと思って転職をすることに決めました。

I would like to improve my professional skills in the future and would like to move to your company where I can specialise in ●● sales.
将来的に専門スキルを高めたいと思うようになり、●●に特化した営業ができる御社への転職を希望しています。

My current position is challenging, but individual orders were not linked to evaluations and rewards. I believe that in your company, which is performance-based and offers incentives, I would be more motivated and able to concentrate on sales activities.
現職はやりがいもありますが、個人の受注が評価や報酬に結びついていませんでした。成果主義でインセンティブのある御社であれば、よりモチベーションが高く営業活動に専念できると考えております。

グローバル専門のキャリアアドバイザーに
相談してキャリアの可能性を広げよう!

アピールポイントを問う質問例文

【質問例文】

If the people who know you were asked why you should be hired, what would they say?
あなたを知る人に、あなたを雇うべき理由を尋ねたら、どう答えるでしょうか?

What can you do for our company?
当社にどんな貢献ができますか?

What aspects of our corporate philosophy do you share?
当社の企業理念のどんなところに共感できますか?

【回答例文】

My colleagues and supervisors say I am an exceptional communicator. If our organization has some problems, I am good at identifying them in conversation and find solutions.
同僚や上司は、私が卓越したコミュニケーション力があると言います。組織に課題があった際、私は会話の中で問題を特定しそれを解決する方法を見つけることが得意です。

I strongly identify with your company's corporate philosophy of "●●". I am a member of this industry for the same reason, and I continue to work in this industry with the same aspirations.
御社の「●●」という企業理念は強く共感します。なぜなら、私自身がその理念と同じ理由でこの業界を目指し、同じ志で働き続けているからです。

失敗や困難を乗り越えた経験

【質問例文】

What was your biggest failure in this position?
今のポジションで一番の失敗は何ですか?

What is the greatest challenged that you’ve had to face?
今までいちばん困難だったことを教えてもらえますか?

What would you do if you discovered a mistake at work?
仕事でミスが発覚したときに、あなたならどう動きますか?

How do you overcome your failures?
失敗をしたとき、どうやって乗り越えますか?

【回答例文】

My biggest challenge was working during COVID‑19. During that period, company sales dropped and so did the team’s performance. To improve performance, I actively engaged with my customers and team members online.
大きな困難は、コロナ禍での業務です。その期間は会社の売り上げが落ち、チームの業績も下がりました。オンラインで顧客やメンバーとの接点を積極的に取り、業績改善に努めました。

The biggest mistake I have ever made was delivering the wrong number of orders without realising that I had made a mistake. The client scolded us, but we persevered in our sales activities to regain their trust, and the following year we received an order for the same amount. We also introduced a double-checking flow to avoid repeating the same mistake.
今まで最も大きな失敗は、受注数を間違えていたことに気が付かず納品してしまったことです。クライアントからはお叱りを受けましたが、信頼回復を得るために根気強く営業活動を続け、翌年には同額の受注をいただくことができました。また、同じミスを繰り返さないよう、ダブルチェックのフローを導入しました。

Mistakes are first and foremost moved to be dealt with in a speedy manner. First, accurately report the current situation to the superior and propose a response, and then promptly instruct members of the team to work to restore trust.
ミスはスピード感を持って対応することを第一に動きます。まず上長に正確に現状の報告と対応を提案し、その後、速やかにメンバーに指示をして信頼回復に努めます。

It is precisely when you make a mistake at work that you switch on and off and rest early that day so that you don't let those feelings drag on.
仕事で失敗をしたときこそ、その感情を引きずらないように、オンとオフをしっかり切り替えてその日は早く休息します。

逆質問

日本語でも聞かれる定番の質問です。英語でも聞けるよう、3点ほど質問を準備しましょう。応募企業やポジションに関心があると面接官に印象づけることができます。

【質問例文】

Do you have any questions for me?/What questions do you have for me?
何か質問はありますか?

【逆質問の例文】

What is the composition of my team and work environment?
私が所属するチームの構成と職場環境を教えてください。

I am interested in your company's ●● business, can you tell me more about your operations?
御社の●●の事業に興味があり、業務内容について詳しく教えてもらえますか?

I am aiming for a management position in the future, what is the career path for the position I am applying for?
将来的に管理職を目指しており、応募ポジションのキャリアパスについて教えてください。

グローバル専門のキャリアアドバイザーに
相談してキャリアの可能性を広げよう!

英語面接対策!通過率を上げるコツとは?

英語面接にも、よく聞かれる質問・面接官が見るポイントなどある程度の傾向が見られます。 ここでは、「これだけは押さえたい!」英語面接の通過率を上げるためのコツをいくつか解説します。

第一印象は良くしよう

第一印象をよくすることは、英語面接の通過率を上げるための重要なポイントの一つです。

清潔感のある服装・髪形を意識するのはもちろんのこと、「最低限のビジネスマナーを守るのは当然」という目線で面接官に見られていることを忘れないようにしましょう。特に印象を左右するのが、面接官と最初に顔を合わせる面接前のあいさつ。面接官の心に良い印象が残るよう、以下を心がけましょう。

・握手を求められた際は、席から立ち上がり、面接官の目をしっかりと見ながら握手をする
・自分の名前を名乗ったあと、面接の時間をいただいたことに対する感謝や、お会いできて光栄であることを付け加える
(例:Thank you for the opportunity for the interview/本日は面接の機会をいただきありがとうございます)
・低姿勢になり過ぎないよう、姿勢を正して堂々として振る舞う

聞き返してもOK! 面接官の質問意図を理解しよう

面接官の話が聞き取れなかった場合や質問の意図が分からない場合は聞き返しても問題ありません。

その場の雰囲気を優先して的外れな回答をすると、会話のつじつまが合わなくなり、かえって面接官に良くない印象を持たれてしまう可能性があります。仮に、一度聞き返しても分からなければ、再度単語の意味を聞いたり、つづりを書いてもらったりしても良いでしょう。どんなにささいな質問でも、面接官の意図を理解してから答えることが大切です。

アピールポイントは箇条書きでまとめておこう

面接官に伝えたいアピールポイントは、箇条書きでまとめておきましょう。

伝えたいことを文章にして丸暗記すると、「思い出そう」としている様子が面接官に見抜かれてしまいます。たとえ完璧な英語であっても、「何かを読んでいるような回答」は、面接官にとって魅力的には映りにくいものです。箇条書きにして覚えておく英文を減らすことで、かえって難しい質問にも柔軟に対応しやすくなるというメリットもあります。

ポジティブな回答を心がけよう

面接官の質問に対しては、ポジティブな回答を心がけましょう。ここでは、英語面接でよく聞かれる2つの質問と回答のポイントを解説します。

・短所を聞かれた際
「欠点と同時に、その改善・努力にも言及する」ことがポイントです。実際にどんな改善・努力をしているのかを、しっかりと説明できると良いでしょう。

・転職理由について聞かれた際
前職・現職に対する不満だけを話すことは避けましょう。
また、応募先のポジションで自分がやりたいこと・活かしたいスキルなど、ポジティブな未来を強調しましょう。

逆質問はしっかりと考えておこう

想定される質問の受け答えだけではなく、逆質問もしっかり考えておくことは、英語面接を行う企業においても同じです。また、逆質問をすることは、以下の観点でも重要です。

・入社後のイメージギャップの解消できる
「部署による組織風土の違いはあるか」など、社風についての質問は面接官にとっても違和感がなく受け答えしやすいため、逆質問の一案として準備しておくとよいでしょう。

・入社意欲をアピールできる
企業研究と意欲を同時にアピール質問は、好印象を与えます。

逆質問はアピールにもつながる一方、逆効果となる場合があるので要注意です。以下の点に注意して、逆質問を考えましょう。

・企業ホームページやニュースなどで事前に調べれば分かることは聞かない
・面接官や社員への個人的な質問を避ける
・面接官からすでに説明のあった内容を再度聞かない
・質問は簡潔にする
・質問数は2~3問程度に留める

また、「質問は特にありません」と回答してしまうと入社意欲がないと判断されてしまう可能性があるため、自己アピールできる逆質問は必須と考えておくのがおすすめです。

面接後のお礼メールも忘れずに

グローバル転職においては、英語面接の終了後は、お礼メールを忘れずに送りましょう。タイミングとしては、当日中・遅くとも翌日の午前中までに送信するのがベターです。

【面接後のお礼メールの内容例】

① あいさつ
② 面接の機会をいただいたお礼
③ 自分の強みや、応募先のポジションでどんな価値をもたらすことができるか
④ 次の選考に向けた意気込み
⑤ 連絡先

グローバル専門のキャリアアドバイザーに
相談してキャリアの可能性を広げよう!

英語面接で面接官が見る3つのポイントは?

英語面接の初心者がしてしまいがちな失敗には、共通した傾向があります。言い換えれば、最低限注意すべきポイントを押さえて面接に臨むだけで、面接合格の可能性を高めることは可能ということです。
ここでは、実際によくある失敗例を踏まえて、英語面接で面接官が見る3つのポイントを解説します。

面接官と食い違いなくコミュニケーションが取れるか?

英語面接で、英語力よりも重要なのが「コミュニケーション能力」です。

英語面接に慣れていない場合に、よくあるのが以下の失敗例
・英語の正確さを最優先し、英文法や発音の間違いに気が付くたびに言い直す
・質問の内容を理解できず、聞き取りにも自信がないため自分の真意とは異なる内容を話す

どちらも、正確さが求められる語学系のスピーキングテストであれば重要視すべき内容ですが、採用面接となると話が違います。採用面接では、より実践的な視点で見られるため、文法的に不完全でも「相手にとってストレスのないコミュニケーション」を取ることや、相手に対して自分の考えを「食い違いなく伝える」ことのほうが重要です。

一方で、英語面接を行う企業では、日常的に業務で英語を使用する・社内公用語が英語という場合がほとんどです。周囲と問題なく意思疎通できる、日常会話中級レベルの英語力は身につけておいたほうがよいでしょう。

英語面接は自己アピールが必須 即戦力になれるか?

英語面接では、自己アピールが欠かせません。日本語の面接では、将来的なポテンシャルが重視される傾向にありますが、英語面接で面接官が見ているのは、「即戦力になり得るスキルや強みがあるかどうか」です。

どれだけ熱意を伝えても、「自分の強みを、企業でどのように活かしたいか」を具体的にアピールできなければ、「スキル不足」だと思われてしまう可能性があるので、注意が必要です。

英語面接でも企業研究は大切 企業のニーズを理解しているか?

企業研究を通じて「企業のニーズ」を理解しておくことは、英語面接でも大切です。

応募用の書類を作成したタイミングで、企業についてはある程度調べておきましょう。 加えて英語面接の対策としては、企業だけでなくポジションについても深掘りして調べておくと、企業のニーズを理解しているということをアピールできますので、以下のような項目について考えておくとベターです。

・自分がそのポジションに就いて、ビジネスに対してどんな価値をもたらすことができるか
・募集要項と、自分の持つスキルや能力がどのようにマッチしているか
・組織、ポジションに対してどんなふうに魅力を感じているのか

英語面接に不安があればグローバルキャリアアドバイザーに聞いてみよう

英語面接の対策は、日本語の面接と比較しても時間がかかるもの。慣れていない方にとっては、事前準備ひとつとっても「やり方が分からない」と悩むこともあるかもしれません。

「もっと詳しく英語面接のノウハウを知りたい」「実践的な英語面接対策をしたい」という方は、dodaエージェントサービスに登録の上、海外転職市場に精通しているグローバルキャリアアドバイザーのサポートを活用してみてください。

グローバル専門のキャリアアドバイザーに
相談してキャリアの可能性を広げよう!
このエントリーをはてなブックマークに追加

海外・アジア転職について知る

海外・アジア勤務や語学力が活かせる仕事など、転職・求人情報をお届けします。

おすすめコンテンツ

ピックアップ

グローバル転職成功ガイド

×