掲載日:2014年8月25日
同年代の女性はどれくらい貯蓄しているの?職種や業種で貯蓄額に違いは?今回は、22~39歳の働く女性約2,300人のデータをもとに、気になるけれどなかなか人には聞けない「貯蓄額」を調査。「年代別」「職種別」に分析しました。
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年収が高い職種は、比例して貯蓄額も高め
全10職種中、貯蓄額が最も高かったのは「技術系(IT/通信)」の666万円でした(グラフ1)。貯蓄額分布を見ると、「500~1,000万円未満」が17.8%、「1,000万円以上」も15.5%を占め、ほかの職種と比較して高額貯蓄者の割合が高いことが分かります。
「技術系(IT/通信)」は平均年収も398万円と、すべての職種の中で2番目の高さ。給与水準が高いことにより、貯蓄に回せる余裕資金も多いと考えられます。一方で、同じ「技術系(IT/通信)」でも、貯蓄額が50万円未満と答えた人の割合も17%に上り、同じ職種でも貯蓄額に大きな開きがあることが分かりました。また同じエンジニア職の「技術系(電気/電子/機械)」も、貯蓄額に二極化が見られました。
このほかの職種に関しても、平均年収と平均貯蓄額はほぼ比例の関係にあります。しかし中には例外もあり、「営業系」は「企画/管理系」よりも平均年収ではやや上回っているにもかかわらず、平均貯蓄額は「営業系」が332万円、「企画/管理系」が513万円と、大きく逆転しているのが特徴的です。
職種ごとに異なる背景事情はありながらも、総じて、収入に見合った月々の貯金額を設定し、堅実に貯蓄をする働く女性たちの姿が浮かび上がってきます。


営業系平均貯蓄額:332万円


企画/管理系平均貯蓄額:513万円


技術系(IT/通信)平均貯蓄額:666万円


クリエイティブ系平均貯蓄額:241万円


技術系(メディカル/化学/食品)平均貯蓄額:445万円


技術系(電気/電子/機械)平均貯蓄額:481万円


金融系専門職平均貯蓄額:392万円


技術系(建築/土木)平均貯蓄額:370万円


事務・アシスタント系平均貯蓄額:312万円


販売・サービス系平均貯蓄額:210万円


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