女性の平均年収ランキング
職種別【2023年版】
公開日:2023/12/21
「同じ職種の人の平均年収はどれくらい?」「女性で給料の水準が高い職業は?」。2022年9月~2023年8月の1年間でdodaサービスに登録した約63万人の中から、正社員として働く20歳から65歳までの女性をピックアップし、職種別の平均年収ランキングを作成しました。
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年収査定を受ける(無料診断)職種別 女性の平均年収ランキング上位50位
1位は医師の856万円。大幅アップで初の800万円台
2023年の「職種別 女性の平均年収ランキング」は、1位が「医師」の856万円、2位が「投資銀行業務」の802万円、3位が弁護士の745万円でした。医師は前年から2年連続の1位で、780万円から全職種中で最大の76万円の大幅アップとなり、調査開始以来、すべての職種の中で初めて800万円を超えました。2位の「投資銀行業務」も前年から36万円のアップとなり、同じく800万円を突破しました。
TOP10の職種を見ると、「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」と「金融系専門職」がそれぞれ3職種で最多、「技術系(メディカル/化学/食品)」「技術系(IT/通信)」「営業系」「企画/管理系」が1職種ずつでした。
上位50位のうち34職種で平均年収が増加
上位50位(同額の職種を含んだ52職種)のうち前年度も集計を行った48職種の増減を見てみると、増加したのが34職種、増減なしが1職種、減少したのが13職種となり、全体的に増加した職種が目立ちました。
このうち、「医師」(前年:780万円→856万円)、「営業―クレジット/信販」(前年:404万円→478万円)、「戦略/経営コンサルタント」(前年:573万円→642万円)、「設計(プラント)」(前年:414万円→471万円)、「データアナリスト/データサイエンティスト」(前年:456万円→511万円)の5職種が前年から50万円以上の大幅アップとなりました。
その結果、平均年収が500万円を超える職種は、前年の19職種から22職種へと増えています。
順位 | 職種名 | 平均年収 |
---|---|---|
1 |
医師
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|
856万円 |
2 |
投資銀行業務
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|
802万円 |
3 |
弁護士
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|
745万円 |
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順位 | 職種名 | 平均年収 |
---|---|---|
4 |
アナリスト
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|
728万円 |
5 |
戦略/経営コンサルタント
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|
642万円 |
6 |
業務改革コンサルタント(BPR)
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|
602万円 |
7 |
プロジェクトマネジャー
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|
592万円 |
8 |
MR
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|
578万円 |
9 |
運用(ファンドマネジャー/ディーラー)
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|
568万円 |
10 |
知的財産/特許
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|
567万円 |
11 |
法務
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|
564万円 |
12 |
会計専門職/会計士
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|
562万円 |
13 |
金融商品開発
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|
549万円 |
14 |
会計コンサルタント/財務アドバイザリー
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|
548万円 |
15 |
組織/人事コンサルタント
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|
534万円 |
16 |
弁理士/特許技術者
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|
529万円 |
17 |
ITコンサルタント
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|
526万円 |
18 |
内部監査
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|
520万円 |
19 |
データアナリスト/データサイエンティスト
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|
511万円 |
20 |
内部統制
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|
505万円 |
順位 | 職種名 | 平均年収 |
---|---|---|
21 |
プリセールス
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|
503万円 |
22 |
経営企画/事業企画
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|
501万円 |
23 |
リサーチ/市場調査
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|
497万円 |
24 |
データサイエンティスト
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|
491万円 |
25 |
研究開発
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|
490万円 |
26 |
臨床開発/治験
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|
489万円 |
27 |
セキュリティコンサルタント/アナリスト
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|
483万円 |
28 |
営業ークレジット/信販
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|
478万円 |
29 |
非臨床研究
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|
475万円 |
30 |
設計(プラント)
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|
471万円 |
31 |
営業企画
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|
467万円 |
31 |
IT戦略/システム企画
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|
467万円 |
33 |
管理会計
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|
466万円 |
34 |
薬剤師
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|
464万円 |
35 |
マーケティング
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|
461万円 |
36 |
財務
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|
460万円 |
37 |
技術開発/工法開発(建築/土木)
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|
455万円 |
37 |
不動産企画/プロパティマネジメント
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|
455万円 |
39 |
人事
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|
454万円 |
40 |
バックオフィス/ミドルオフィス
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|
448万円 |
41 |
販売促進/広告宣伝
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|
447万円 |
42 |
税理士
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|
446万円 |
42 |
先行開発/製品企画
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|
446万円 |
44 |
営業ー医薬品メーカー
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|
445万円 |
44 |
購買
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|
445万円 |
46 |
商品企画/開発
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|
444万円 |
46 |
広報/IR
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|
444万円 |
48 |
研究
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|
442万円 |
49 |
CAE解析
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|
441万円 |
50 |
マーチャンダイザー
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|
435万円 |
50 |
経理
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|
435万円 |
50 |
マーチャンダイザー
詳しい仕事内容を見る
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|
435万円 |
※リンク先ページに記載の平均年収は男性も含めた掲載時のものであるため、当ページの平均年収とは異なります。
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職種分類別の女性の平均年収
すべての職種分類で平均年収が前年からアップ
職種分類別の平均年収を見ると、いちばん高いのは「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」の527万円で、唯一の500万円台となりました。その次は、「企画/管理系」が453万円、「技術系(IT/通信)」が398万円で続きます。
職種分類別の順位は、「技術系(電気/電子/機械)」と「技術系(メディカル/化学/食品)」の金額が並んだ点を除き、前年とまったく同じ結果となりました。また、すべての職種分類で前年から平均年収がアップしています。
専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)が18万円増
1位の「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」は、前年の509万円から18万円のアップとなり、増加額でもトップ。全体(男女)の増加額が13万円(前年:585万円、今回:598万円)だったことから、男性の増加額より女性の増加額のほうが大きかったことが分かります。
なお、全体(男女)の増加額より女性の増加額が大きかったのは、この「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」のみでした。前年唯一の200万円台だった「販売/サービス系」(前年:296万円)も、今回は8万円のアップで304万円となりました。
販売職の平均年収はどのくらい? 年代・種類別の比較や年収アップのコツも紹介
職種分類 | 平均年収 | |
---|---|---|
女性 | 全体(男女) | |
専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人) 求人を見る | 527万円 | 598万円 |
企画/管理系 詳しい仕事内容を見る 求人を見る | 453万円 | 543万円 |
技術系(IT/通信) 詳しい仕事内容を見る 求人を見る | 398万円 | 452万円 |
営業系 詳しい仕事内容を見る 求人を見る | 391万円 | 456万円 |
金融系専門職 詳しい仕事内容を見る 求人を見る | 386万円 | 452万円 |
技術系(建築/土木) 詳しい仕事内容を見る 求人を見る | 370万円 | 432万円 |
技術系(電気/電子/機械) 詳しい仕事内容を見る 求人を見る | 360万円 | 455万円 |
技術系(メディカル/化学/食品) 詳しい仕事内容を見る 求人を見る | 360万円 | 395万円 |
クリエイティブ系 詳しい仕事内容を見る 求人を見る | 354万円 | 383万円 |
事務/アシスタント系 詳しい仕事内容を見る 求人を見る | 327万円 | 343万円 |
販売/サービス系 詳しい仕事内容を見る 求人を見る | 304万円 | 334万円 |
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女性の年収分布
女性の年収分布の傾向
女性の年収分布を見てみると、最も多い層は300万~400万円未満で37.0%でした。
前年と比較すると、年収300万円未満は34.5→31.7%、300万~400万円未満が36.9→37.0%、400万~500万円未満が17.2→18.4%、500万~600万円未満が6.6→7.3%、600万~700万円未満が2.6→3.0%、700万円以上の区分は合計で2.1→2.5%(※)と変化しました。
300万円未満の人の割合が減り、400万~500万円未満の人の割合が増えたことが分かります。その結果、年収400万円以上の区分をすべて合計した割合は31.2%と前年の28.5%から増え、年収分布の公開を始めた2018年以降、初めて3割を超えました。
※四捨五入した値のため、700万円以上の各区分の割合を合計した数値とは異なります
女性の年収分布図
職業・職種別 女性の平均年収ランキングの傾向
2023年の女性の平均年収は356万円で2022年から9万円増加
2023年の女性の平均年収は356万円で、前年の347万円から9万円の増加となりました。2021年の345万円から2年連続の増加になっています。すべての職種分類で平均年収が増加しています。
ランクインしたすべての職種で男性に比べて女性の平均年収が低い結果となりましたが、その中でも28位の「営業―クレジット/信販」(男性:485万円、女性:478万円)と、42位の「税理士」(男性:473万円、女性:446万円)は、比較的男女差が小さいといえます。
TOP50では「企画/管理系」が18職種で前年に引き続き最多
50位以内にランクインした職種を見ると、「企画/管理系」が18職種で前年の17職種に引き続き最多でした。そのほかは、「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」の8職種、「技術系(IT/通信)」の7職種、「金融系専門職」と「技術系(メディカル/化学/食品)」の5職種などとなっています。
18職種がランクインした「企画/管理系」では、14職種の平均年収が前年よりアップし、そのうち10職種が10万円以上のアップとなりました。また、「企画/管理系」のうち、男女間で平均年収の差が最も小さかったのは、「リサーチ/市場調査」の84万円(男性:581万円、女性:497万円)でした。
職種分類別の平均年収を見ると、最も多くの職種がランクインした「企画/管理系」は前年より11万円アップの453万円、8職種がランクインした「専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人)」も18万円アップの527万円、7職種がランクインした「技術系(IT/通信)」も9万円アップの398万円と、いずれも大きな増加になっています。
賃上げを発表する企業が増えているので、今後、さらに平均年収がアップしていくのか注目でしょう。
事務職の平均年収はどのくらい? 年代・種類別の比較や年収アップのコツも紹介dodaの年収査定で知ろう
適正年収と市場価値
年収査定で分かる4つのこと
-
あなたの適正年収
あなたのこれまでの経歴から、適正年収を算出します。
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今後30年間の年収推移
あなたの今後30年間の年収推移をグラフで表示します。
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【調査概要】
- 対象者
- :2022年9月~2023年8月末の間に、dodaサービスにご登録いただいた20~65歳の男女
- 雇用形態
- :正社員
- 有効回答数
- :約63万件
※上記から女性のデータをピックアップして集計
※平均年収:手取りではなく支給額
※順位算出:平均年収(万円)の整数で順位づけ
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