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女性のモヤモヤを解消する100問100答

#009

2022.8.8

Q.残業が多くて定時に退社できない…どうしたらいい?
みんなは定時に帰れている?

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残業が多くて定時に帰れない…どうしたらいい?
みんなは定時に帰れている?

「定時で上がりたいけど、残業をしてしまう…」「残業が多くてそもそも定時に帰れない…」。そんな悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。では、実際定時で退社できている人はどれくらいいるのでしょうか? dodaの「残業調査」を元に定時退社のリアルを紐解いていきましょう。

残業の実態① 定時に退社できるのは、たったの1割!

Qあなたは、直近3カ月、残業がありましたか?はい 90.3% いいえ9.7% Qあなたは、直近3カ月、残業がありましたか?はい 90.3% いいえ9.7%
残業調査(以下同)

20歳~44歳の働く女性約3,000人を対象にパーソルキャリアが行った「残業調査」によると、9割以上の女性が「残業がある」と回答しています。では一体、どれくらいの時間を残業に費やしているのでしょうか?

Q直近3カ月における1カ月あたりの平均残業時間はどのくらいですか?残業なし9.7% 10時間未満32.1% 10~20時間未満17.5% 20~30時間未満16.6% 30~40時間未満10.5% 40時間以上13.6% Q直近3カ月における1カ月あたりの平均残業時間はどのくらいですか?残業なし9.7% 10時間未満32.1% 10~20時間未満17.5% 20~30時間未満16.6% 30~40時間未満10.5% 40時間以上13.6%

1カ月の残業時間別に見てみると、「10時間未満(1日30分未満)」が3割と最多の回答に。そして、約4割もの人が「20時間以上(1日1時間以上)」残業していることが判明。なかには「40時間以上(1日2時間以上)」残業している人が、ほぼ7人に1人いて、働き方改革とはほど遠い実態が明らかになりました。

つまり、定時退社ができている人はたったの1割で、ほとんどの人が残業をしているということになります。

残業の実態② 可処分時間はたったの3時間!

約4割の人が1カ月の平均残業時間が20時間以上、つまり1日あたり1時間以上残業することが分かりました。では、仕事や家事・子育て、食事、睡眠以外の自由に使える時間(=可処分時間)はどのくらいあるのでしょうか。

Q仕事・家事・子育て・食事・睡眠以外で、自由に使えるのは1日何時間ですか?1時間17.6% 2時間22.4% 3時間22.5% 4時間8.3% 5時間12.2% 6時間以上7.6% 自由に使える時間はない9.4% Q仕事・家事・子育て・食事・睡眠以外で、自由に使えるのは1日何時間ですか?1時間17.6% 2時間22.4% 3時間22.5% 4時間8.3% 5時間12.2% 6時間以上7.6% 自由に使える時間はない9.4%
「仕事」に対する意識調査

20歳~49歳の働く女性約1,300人を対象にパーソルキャリアが行った「『仕事』に対する意識調査」によると、平日の可処分時間は「平均3.0時間」でした。1日のうち、たったの8分の1しか自由な時間がない、ということになります。

残業時間が1時間減れば、可処分時間が1時間増えるので、プライベートを重視する人は働き方を見直してみるといいのかもしれません。

残業に対して、働く女性の本音は?

実際に、働くアラサー女性の意見を聞いてみました。最初は、業務を効率化して定時退社ができるようになった結果、さらに業務が増えるというケースです。

「仕事を効率化したら定時で帰れるようになったのですが、それがかえって余裕があるように見えてしまったみたいで、私にどんどん業務が回ってきました。結果的に残業しないと帰れない業務量に。今は適度に忙しいフリをして残業を回避しています」(27歳/アパレル)

一方で、「時と場合によっては多少の残業が必要」という意見も。

「私は今の職場の人たちが好きなので、多少の残業はいとわないです。残業しておいたほうが明日の自分が楽できることもあると思うし、忙しい人の業務を手伝わずに定時になったらきっぱり帰るというのも、なんだか人間味がないような気がします」(27歳/出版)

仕事は1人ではなく、チームワークや連帯感を持ってするもの。円滑に回すための残業は致し方ないという見方もあるのかもしれません。

「サービス残業というよりステルス残業(=目に見えない残業)が多く、自宅に持ち帰って仕事したり、休日出社したりすることもざら。サービス残業はできないので、仕方なくステルス残業しているのがしんどいです。もっと自由な時間が欲しい」(30歳/広告)

サービス残業やステルス残業となると、そもそもの業務配分や会社の制度など自分の力だけでは解決できないことです。ではどうしたらよいのでしょうか?

残業を少なくするコツは?自分からできる3つのこと

残業なしで定時に退社したいと思っていても、なんとなく帰りづらい雰囲気だったり、自分の仕事が終わらなかったりと状況はさまざまです。そこで、残業を減らす方法がないか一緒に考えてみましょう。


上司や人事などに相談する

業務量が多くて帰りが遅くなってしまう場合、そもそもの業務量が多すぎる可能性があります。上司や人事に相談し、残業の状況や業務量について話をしてみましょう。


業務が効率化できないか見直す

そもそも定時で帰れるよう作業効率を上げて、担当業務は時間内に終わらせるように工夫することが大切です。一日のタスクをリスト化し優先順位をつける、無駄な作業がないか常に見直しながら効率アップを図るなど、仕事の進め方を工夫することで時間短縮につなげられるように意識してみましょう。

業務過多になる場合は上司や同僚と相談し、部署内・チーム内で分担するなど、部署やチーム全体での生産性をアップしていくことも大切です。個人だけではなく組織全体の効率化も考えてみましょう。


定時退社しなければならない理由を決めてみる

定時に退社した後に予定を入れておくのも一つの方法です。スキルアップのための語学教室や資格取得に向けたスクール、趣味の習い事など。予定が決まっていれば、その目的に向けて時間内に仕事を終わらせようと意識するため、モチベーションアップにもつながるでしょう。

自分なりに工夫をしたり、上司に相談したりしても、常態的な残業がなくならない場合は、転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか? 会社が働き方について改善しようとする動きが見えない場合は、自分の力でなんとかできる状況ではないかもしれません。

働き方改革が浸透してきている現在では、残業削減に取り組む会社も増えてきています。自分の希望をかなえるために転職を考えてみてもよいと思います。


原則定時退社の求人

残業20時間未満の求人

まとめ

残業の実態を調査した結果、

約9割が「残業がある」と回答

約4割が「1日の平均残業時間が1時間以上」と回答

平日の1日あたりの平均可処分時間は「3時間」

ということが分かりました。残業することが美徳とされる時代ではありませんが、現実には定時に退社することは難しい状況が今も続いているようです。自身の残業について「少し大変だな…」「疲れてるな…」と思うのであれば、一度見直してみるのはいかがでしょうか。

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<調査概要>

「残業調査」

【対象者】20歳~44歳の女性

【雇用形態】正社員

【調査方法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査

【実施期間】2018年6月

【有効回答数】3,000件

「『仕事』に対する意識調査」

【対象者】20歳~49歳の女性

【雇用形態】正社員、派遣社員、契約社員

【調査手法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査

【調査期間】2018年5月

【有効回答数】1,300件

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