#028
2019.10.28
Q.職場の人たちと私の仕事に取り組むスタンスが違いすぎ。
真面目にやればやるほど、ほかの人の分まで仕事することになりモヤモヤ…
私が真面目すぎなのかな?でもやるからにはちゃんと仕事したいんだけど…
3人の専門家が出した答えは…?
このモヤモヤにアドバイスしてくれた
スペシャリストはこちらの3人!
森もり子
漫画家・漫画原作者
小松美智子
精神保健福祉士・キャリアカウンセラー、株式会社メンタル・キャリア・ライド 代表
松田智恵子
dodaキャリアアドバイザー
Q.職場の人たちと私の仕事に取り組むスタンスが違いすぎ。真面目にやればやるほど、ほかの人の分まで仕事することになりモヤモヤ
職場内で仕事に対しての取り組みの姿勢に差があると、モチベーションを保つのは至難の業。本当は頑張りたいけど、真面目にやればやるほど損をするのも嫌! そんなモヤモヤにスペシャリストが出した答えは…?
森もり子
思い切って職場を替えるべきだと思います。
真面目に働けるということは、当たり前のようで実は特別な才能です。それは今の職場で働くあなたが一番よく分かっていると思います。
その特別な才能があるのに周りに合わせて手を抜く必要はないし、逆に真面目に働く才能がない職場の人たちを自分のレベルに引き上げようとするのは時間の無駄でしょう。
あなたに合った、みんなが真面目に働いている場所を探しましょう。
小松美智子
仕事に対するモチベーションの違いや評価の不公平、理不尽さを感じてモヤモヤしていらっしゃるのでしょうか。
仕事を引き受けることでモヤモヤするのであれば、一度、断ってみると気持ちや状況が変化すると思います。仕事を引き受けることであなた自身が何を得られているのか、または引き受けないと何か失うものがあるのか、それらも分析することで改善策が見えてくるかもしれません。
もし断れない状況であるならば、なぜ断れないのか、その状況や自身のコミュニケーションスタイルなどを見直して整理してみましょう。上司やリーダーに相談してみるのも良いですね。あとは、発散!ですね。
松田智恵子
見ている人はちゃんとあなたの頑張りを見ているので、まずはそれに目を向けてみましょう。
不真面目な人と真面目な人、両者を長い目で見たときに、求められる人はどちらなのか、淘汰されていく人はどちらなのか想像に難くないはず。
また、年を重ねるほど会社から求められる職責が上がっていきます。若いころから力をつけていないと職責に見合わず淘汰されていくことになります。不真面目にしていたら産休後に希望の場所に戻れなかったり、バリバリ仕事したいと思ってもできなくなったりするのです。
今頑張っておけば将来良いポジショニングが取れますよ。だから不真面目な人と比べる必要はないのです。
まとめ
- 職場の人たちと自分の仕事に取り組むスタンスが違いすぎてモヤモヤする人は…
-
・人を変えることはできないので環境を替えてみよう(森もり子)
・仕事を引き受けることで得られているもの、引き受けないと失うものを考えてみよう(小松美智子)
・長い目で見たときに、必要な人材・淘汰される人材は一目瞭然。自分のために頑張ろう(松田智恵子)
というスペシャリストからのアドバイスがありました。
熱量が違う人たちと一緒に仕事をするストレスを発散することだけでなく、先々のキャリアプランを見越して今どうすべきかを考えてみると良いのかもしれませんね。
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識者プロフィール
- 森もり子
漫画家・漫画原作者 - 男性作家。2014年に発売した、返事をくれない彼氏を追い込むLINEスタンプ『もっと私にかまってよ!』が話題に。その後、Webメディアを中心に女性の心情をリアルに描いた漫画やコラムなどを連載。代表作に『大人のズル休み』『さよなら、ハイスクール』など。ヤングマガジンに連載された『ギャルと恐竜』原作担当。
- 小松美智子
- 精神保健福祉士・キャリアカウンセラー/株式会社メンタル・キャリア・ライド 代表/局アナウンサーから声優・ナレーターへ転身、現在の多岐にわたる活動に至る異例のキャリアの持ち主。大学や芸能プロダクション養成機関などでのキャリア講義、地域施設・精神科クリニックと連携し心の悩みを抱える方へのカウンセリング・心理検査に携わる。アニメ『蒼穹のファフナー THE BEYOND』に出演。
- 松田智恵子
dodaキャリアアドバイザー - これまで5,000人以上のキャリア支援に関わり、現在は、管理部門の方を専門とするキャリアアドバイザー組織の部長職も務める。女性の「キャリア」と「ライフ」に寄りそった「働き方提案」を得意とする。