みんなの「就いてよかった」仕事は? 女性の仕事満足度 職種ランキング2024【労働時間】
公開日:2024/11/14
「就いてよかった」「やりがいがある」「楽しい」…女性の仕事で満足度が高いのはどの職種? ビジネスパーソン15,000人に今の仕事の満足度を【総合】【仕事内容】【給与・待遇】【労働時間(残業・休日など)】【職場環境(社風・周囲の社員など)】の指標別に100点満点中何点か?で答えてもらいました。ここでは、女性の回答に絞った職種ランキング【労働時間】上位20位までを発表。人気の職種の仕事内容も一覧で紹介します。
女性の仕事満足度職種ランキング【労働時間】トップ20
<点数目安> 80点以上:たいへん満足 / 60~79点:やや満足 / 40~59点:普通 / 20~39点:やや不満 / 0~19点:不満
※点数右のコメントは実際の調査の結果得られたコメントです
1
マーケティング・広報アシスタント
84.4 点
- 有休の当日申請が可能
【仕事内容】
マーケティングは商品やサービスを売るため、広報は自社の事業内容や商品・サービスを広く認知してもらうための活動です。マーケティング部門が広報宣伝業務を担当することもあります。マーケティング・広報アシスタントは、これらの業務をサポートします。
2
総務
78.7 点
- 時間外労働がほぼなく、定時で帰れる
【仕事内容】
総務は、ファシリティの整備や手配、社内規則・福利厚生制度の整備、株主総会業務、業務改善の推進などで企業活動や社員の就労環境を支えます。コンプライアンス対策や個人情報漏えい防止策の策定など、企業経営の根幹に関わる業務にも携わることがあります。
3
法務アシスタント
76.3 点
- 家庭の状況に応じて仕事の時間を調整できる
【仕事内容】
法務は、会社や事業に関する法的手続きや法的な観点からのアドバイスを担当し、法務アシスタントはその業務をサポートします。主に電話・メール対応、契約書管理、資料作成などを担当。法律の基本知識が必要になります。
4
貿易事務
75.8 点
- 残業がほぼなく、有休も取りやすい環境
【仕事内容】
原材料や素材、商品などの輸出入に関わる事務作業全般を行います。通関に関する手配や書類の作成、商品の納入管理、関税や消費税の納付などのサポートを担当し、入力業務やデータ管理、電話・メール対応をします。海外とのやりとりでは英語力が求められます。
5
Webエンジニア
73.9 点
- 時短勤務だが、勤務時間の縛りがなく柔軟に調整できる
【仕事内容】
Webエンジニアは、Webサイトを作ったり、Webシステムを動かすためのプログラムを書いたりします。ユーザーの操作部分を実装するフロントエンドエンジニアと、サーバ側のプログラムを作るバックエンドエンジニアとに分かれます。
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6
経理事務・財務アシスタント
73.1 点
- リモートも可能で、労働時間もトータルで足りていれば自由
【仕事内容】
経理は決算、財務は資金調達が専門分野です。経理事務・財務アシスタントは、精算、請求・支払い手続き、資料作成などを担当してサポートします。簿記や会計の基礎知識があると業務を進めやすいでしょう。
7
一般事務
72.7 点
- 子どもの体調不良による休みにも柔軟に対応してもらえる
【仕事内容】
一般事務の仕事は多様で、業種や職種、職場などによって異なります。電話やメール・来客応対、文書・備品管理、資料作成、データ集計などをはじめ、従業員が快適に業務を遂行するための環境整備を担う一面もあり、コミュニケーションスキルが求められます。
8
営業事務
70.9 点
- 子どもが9歳になる年度末まで時短勤務がある
【仕事内容】
営業部署の事務仕事を担当するのが営業事務です。資料作成、データ入力、電話・メール対応などが主な業務で、見積書や受発注書、納品書の作成、営業経費の精算なども担当します。営業経験がある場合には、それも活かすことができます。
9
総務アシスタント
70.8 点
- 昼休憩は自宅へ帰れる。中抜けの融通も利く
【仕事内容】
総務の仕事は社内の各種規則や規約の整備、ファシリティ管理、株主総会関連業務、社内横断プロジェクト推進などです。総務アシスタントは、これらの業務をデータ・資料作成、電話・メール対応などでサポートします。
10
秘書・受付
70.7 点
- 役員に予定がないときは休暇日や退社時間を調整できる
【仕事内容】
秘書は、社長や役員の日々の業務がスムーズになるようサポートする仕事で、具体的な業務には、電話・メール対応、スケジュール管理、出張の手配などがあります。受付は、来客対応や社内への取り次ぎをします。どちらもホスピタリティと正確性が求められます。
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女性の仕事満足度職種ランキング【労働時間】トップ20の傾向
【労働時間】の満足度は平均67.7点で前回から0.1ポイントアップ
女性の仕事満足度職種ランキング【労働時間】の平均点は100点満点中67.7点で、昨年の67.6点から0.1ポイントアップしました。
【総合】以外の個別4指標の中で平均点が最も高く、この傾向は調査を開始した2018年から7年連続で変わりません。また、前回と同様に、トップ10のすべてが70点以上となっています。
ランキング上位の職種は、1位「マーケティング・広報アシスタント」(84.4点)、2位「総務」(78.7点)、3位「法務アシスタント」(76.3点)で、「法務アシスタント」は2年連続でトップ3入りしました。
トップ20を職種分類別に見ると、「事務・アシスタント職」が半数の10職種でランクインしています。
特に10位以内では、1位「マーケティング・広報アシスタント」、3位「法務アシスタント」、4位「貿易事務」など、前回の6職種を超える8職種がランクインしました。
残業時間はそのまま満足度には直結せず
2019年から時間外労働の上限規制が段階的に開始されましたが、今回の調査でも【労働時間】に対する満足度は高く、安定した推移になっています。
ただ、残業時間の多い/少ないがそのまま【労働時間】の満足度に直結するわけではないようです。例えば、残業時間が多い人からは以下のようなコメントがありました。
- 「残業は多いが、フレックスタイムなので時間調整ができて働きやすい」
- 「きちんと残業代が支払われているため問題ない」
逆に、残業時間が少ない人からは以下のようなコメントが寄せられています。
- 「仕事が終わらないのに上司から業務を早く終えるよう言われる」
- 「残業が規制されているため稼げない」
- 「業務後や休暇中にメールチェックが発生し、完全オフにならない」
このように、残業時間の長さが必ずしも仕事への満足度に直結するわけではありません。
残業時間だけにとらわれて仕事選びをするよりも、はたらき方の柔軟さや仕事のやりがいなど、ほかの要素も総合的に踏まえて、会社選びをするのがよいでしょう。
迷ったらキャリアアドバイザーに相談してみてください。
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調査概要
- 【対象者】
- 20~59歳の男女
- 【雇用形態】
- 正社員
- 【調査手法】
- ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のモニターに対し実施、doda会員登録の状況については不問)
- 【調査期間】
- 2024年8月5日~8月13日
- 【回答数】
- 15,000件
※ウェイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施
※上記から女性の回答をピックアップしてランキングを選定しています。
※データのご利用について:出所が「女性の転職・求人情報 Woman Career by doda」であること、本ページのタイトルを明記し、本ページへのリンクを掲載の上で、利用してください。