医療機器営業
Q他の領域の医療機器メーカーに転職するには?
医療機器メーカーで5年間、心臓のペースメーカーを中心に営業を行ってきましたが、他の領域の医療機器の営業にも挑戦してみたいと思い、転職を考えています。しかし、医療機器の世界に身を置いているとはいえ、自分の扱っているもの以外の医療機器に関しては知識もないし売り方も分かりません。そんな自分でも医療機器メーカーは採用してくれるのでしょうか?
(男性/34歳/医療機器メーカー・営業)
A新製品投入が活発なので、領域問わず経験者は転職に有利
医療機器業界における営業職は、現在、企業側の採用熱が非常に高まっている職種です。理由としては、製品数が増えていてラインナップが拡充していること、海外製品のデバイスラグが短くなって日本市場へ投入しやすくなっていることなどが挙げられます。
とくに新製品の導入が増えているので、新会社や新事業部の立ち上げが盛んに行われ、営業チームも新たに発足されることが多い状況。チーム全員が横並びでスタートするような状態で、さらに研修なども2カ月間みっちり行われるケースが多いので、これまで扱ってきた機器の領域が違ったとしても、学術的な面で引けを取ることはありません。病院に対して、なにがしかの営業をして成果を出していた人であれば、十分チャンスがあります。
実際に、ペースメーカーを扱っていた人が泌尿器のロボットを扱う仕事に転職するなど、領域を越えた成功事例も多々あり、他の領域や新製品を扱ってみたいという方にはチャンスの時期と言えます。
回答キャリアアドバイザー
逸見 英里
得意分野 : 【メディカル系職種全般】
国内大手製薬企業で7年間MRとして働いた後、dodaキャリアアドバイザーに転身。医療や疾患に関する専門知識とMR経験を活かして、製薬業界の研究開発や品質管理、CRAなどの技術職から、MR・医療機器営業などの営業職まで、幅広い職種の方の転職をサポートしています。特に自身も経験があるMRは得意分野です。
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