結婚、出産、育児など、女性には仕事を続けていくなかでターニングポイントとなるライフイベントがあります。日本ではこのことが1つの足枷になり、海外に比べて女性管理職が少ないという現状がありますが、政府が「女性の管理職を増やす」という方針を出すなど、女性活躍推進の動きも活発になってきています。

とくに外資系製薬会社などは、女性の管理職をもっと増やすよう、本国からの働きかけもあり、従業員がそれぞれに持つ多様な背景を尊重していく、「ダイバシティ（多様性）」を重視した制度づくりに力を注いでいます。具体的には、フレックス勤務制度や時短勤務制度などがこれにあたります。

こうした制度が本格的に運用されてくるのはこれからですが、数年後にはMRは間違いなく女性にとって働きやすい職種になっているでしょう。MRという仕事をせっかく気に入っているのなら、まずはこうしたことに積極的に取り組む企業探しから始めることをオススメします。