#033
2019.12.2
Q.
忘年会で無礼講を強要される感じが苦手。
個人的なことを話さずに済む方法は?
「恋人と結婚の話は出ているの?」
「ぶっちゃけ〇〇さんのことどう思う?」
答えたくないけど、どうしたらいい?
このモヤモヤにアドバイスしてくれた
スペシャリストはこちらの3人!
DJあおい
人気アルファツイッタラー、女性の生き方・恋愛アドバイザー
トイアンナ
恋愛・就活ライター
時田絵里奈
dodaキャリアアドバイザー
Q.忘年会で無礼講を強要される感じが苦手。個人的なことを話さずに済む方法は?
仕事とプライベートをきちんと分けたいと考えていても、飲みの場では踏み込んだことを聞かれがち。特に忘年会だとプライベートなことを根掘り葉掘り聞かれるだけでなく、愚痴への賛同を求められたりもして…上司や同僚からの質問攻めを上手に回避するにはどうしたらいい?
DJあおい
例えば「結婚はまだなの?」という質問をしてくる人は、結婚についてしゃべりたいだけの人であり、ぶっちゃけて言えばこちらの近況にはそれほど興味がありません。
だから「結婚はまだなの?」と聞かれたら「結婚てどうなんですかね?」と返せば勝手にしゃべってくれます。
「あの上司のことどう思う?」と聞いてくる人もだいたい同じ心理。こちらがその上司のことをどう思っているかなんて実はそれほど興味はなく、ただその上司に思うことがあってしゃべりたいだけ。それを聞いてくれる人を探しているだけなんです。
お酒が入ると特に、人は自分のことを話したがる傾向があるので、「この人は何をしゃべりたいのかな?」という視点で接していれば、自分のことは話さずに上手にエスケープできます。しつこいお客さんを接客する夜のビジネスでのテクニックです。覚えておいて損はないと思いますよ。
トイアンナ
いますよね、飲み会でプライベートをズケズケと聞いてくる人。そういう人は「私生活を知れば、お互いに仲良くなれる」と考えているだけ。あいまいに笑ってごまかすと「冷たい人だ」と誤解されかねません。
対策として、突飛な私生活の設定を作るのも手です。たとえば「二次元の男性が好きすぎてやばいんです。『花より男子』の花沢類へガチ恋してます。将来は類と結婚したいですね」と言い切れば、相手を傷つけることなくプライベートな話題を回避できますし、相手も「おう…」とそれ以上踏み込めません。
職場で見せる私生活は、仕事を円滑に進めるための道具にすぎません。鉄板ネタだけ用意すれば、あとは何年でもそれを使いまわして大丈夫。
時田絵里奈
飲みの場がつらい人は恐らく、“ちゃんともてなさないといけない”という意識が強いのかもしれませんね。無理に相手をおだてたりする必要はないので、自分の好きなように時間を使いましょう。そのためには、受け身でいるのではなく、その時間をどう使いたいか自ら切り出すことが大切です。
例えば私が20代の時は、「聞いてくださいよ~」と上司に業務の悩みを持ちかけて、慰めてもらったり相談に乗ってもらったりしていました。会社の飲み会を救いの場にしていたのです。
また、最近は昔よりプライベートなことを話したくない人がいるということは認知されてきています。きちんと断れば納得してもらえる風潮にはなっていると思いますよ。
まとめ
- 自分の意見をうまく言えなくてモヤモヤしている人は…
-
・実は相手が話したいだけの可能性が。上手に聞き役に回ってみよう(DJあおい)
・二次元好きに徹するなど、相手がそれ以上踏み込めないキャラ設定を(トイアンナ)
・飲み会の時間をどう使いたいか考え、話の流れを自ら作ること(時田絵里奈)
飲み会のイニシアチブを握るのは難しいかもしれませんが、あくまでも仕事ではなく忘年会。上手に回避しつつ、自分がそこで何を話したいのか、どういう場にしていきたいのか、今一度考えてみるのもいいかもしれませんね。
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識者プロフィール
- DJあおい
- アルファツイッタラー/独自の恋愛観と核心をついた鋭いアドバイスで、Twitterフォロワー21万人(2022年7月現在)の人気を誇る謎の主婦。女性誌やサイトで連載多数。『キャリアなどに興味はない。それなりに稼げて、ストレスフリーなら、それがいいのだ!』(ワニブックス)、『女の人間関係はめんどうなのよ 人付き合いの処方箋』(KADOKAWA)
- トイアンナ
- 慶應義塾大学卒。P&Gジャパン、LVMHグループでマーケティングを担当。独立後は主にキャリアや恋愛について執筆しつつマーケターとしても活動。『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』が2万部を突破。ブログ「トイアンナのぐだぐだ」Twitter
- 時田絵里奈
dodaキャリアアドバイザー - IT業界の職種を中心に幅広く転職サポート経験があり、これまで2,000人以上のキャリアカウンセリングの実績を持つ。2016年に長男を出産。働き方を変えたい、ワーク・ライフ・バランスを改善したい女性の転職サポートに強みを持つ。