#035
2019.12.16
Q.
令和になっても接待飲みで先方の
男性部長の横に座らされるのがツラい
男性の隣に座らなきゃいけない決まりなの?
私コンパニオンじゃないし…
これも仕事のうち?
このモヤモヤにアドバイスしてくれた
スペシャリストはこちらの3人!
DJあおい
人気アルファツイッタラー、女性の生き方・恋愛アドバイザー
トイアンナ
恋愛・就活ライター
時田絵里奈
dodaキャリアアドバイザー
Q.令和になっても接待飲みで先方の男性部長の横に座らのがツラい
「令和になっても、接待飲みで先方の部長の横に女性社員を配置する悪しき風習が変わらないのがツラい。新入社員の男性もいるのになぜか女性社員。先方が女性の部長だったら周りを男性で固めますか? しませんよね!?」
今回のモヤモヤは、あなたのモヤモヤ買い取ります!キャンペーンに寄せられた数多くのエピソードの中から採用されたものをお届けします。スペシャリスト3人が出した答えは…!?
DJあおい
昔は接待の場として踊らないほうのクラブがよく利用されていたようです。なぜなら男性だけの商談だと場が堅苦しくなり商談がうまくいかないため、女性を間に入れて場を和ませる必要があったのだとか。ここぞという大きな商談は必ずクラブで行っていたなんていわれています。
その際にはクラブのお姉様と綿密な打ち合わせもしたようです。まぁ動機は不純かもしれませんが、その接待にはちゃんとした目的があったわけですね。
しかし昨今は目的も何もなく、形骸化した慣習に従っているだけの接待で、ただの飲み会ですら女性社員をお偉いさんに付けたりして、意味のないご機嫌取りを延々とやらされている光景をよく見掛けます。
これはもう上司に「この接待の目的は? 私のギャラは?」と強気で確認しにいきましょう。意味のない悪習ならそのようなことは今後一切やる必要はありませんからね。
トイアンナ
それ、男性社員の隣に女性社員を誘導している側は、いったい何が悪いのか気付けていないパターンです。言われて初めて「あれ、この文化って古いの!?」と分かることも多いので、傷つけずに指摘できる“天然ちゃん”を送り込みましょう。
きっと笑顔で「こういうの、父が現役だったころに接待で受けたと申しておりました! たまにはこんなのも、懐かしいですね」と、それとなくお取引先に「もう女性で囲ませる接待は古い習慣ですよ」と指摘してくれることでしょう。
天然ちゃんが職場にいなければ、覚悟を決めて「私が天然ちゃんに擬態してやる…!」と行動してもかまいませんが、事前に上司を抑えられる関係者…たとえば上司の上司や、他部署で上司と同じポジションで飲み会に参加する人へ根回しはしておきましょう。後日、「あいつのせいで、接待を台無しにされた」なんて叱られた日には、割に合わないことこの上ありませんから。
時田絵里奈
お客さんの近くに座れるなんて、いろいろ質問できるチャンスと捉えてみてはいかがでしょうか? せっかく飲みに行くからには割り切って、お客さんと近くに行って話を聞いて積極的にコミュニケーションをとってみてください。
そもそも、その接待飲みは「仕事」ですか? 任意参加の「飲み会」ですか? 「仕事」なのであれば、どういう飲み会にしたいのか自分で決めましょう。
もし、コンパニオンのような扱いをされる類の任意参加の「飲み会」なのであれば、社内で上司にはっきりいやだと伝えるべきです。
まとめ
- 接待飲みで男性社員の隣に座らされてモヤモヤしている人は…
-
・目的のない飲み会なら、意味のないご機嫌取りをする必要はない(DJあおい)
・男性社員に悪気がないことも。気付かせてあげるのも一つの手(トイアンナ)
・積極的にコミュニケーションをとって有意義な場にする(時田絵里奈)
受け身でいるとされるがままになってしまうので、自分がその場をどうしていきたいかをきちんと決めておくことが大事かもしれません。また、事前に上司とその飲みの場での目的をすり合わせておくと、気持ちの良い場にすることができそうですね。
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識者プロフィール
- DJあおい
- アルファツイッタラー/独自の恋愛観と核心をついた鋭いアドバイスで、Twitterフォロワー21万人(2022年7月現在)の人気を誇る謎の主婦。女性誌やサイトで連載多数。『キャリアなどに興味はない。それなりに稼げて、ストレスフリーなら、それがいいのだ!』(ワニブックス)、『女の人間関係はめんどうなのよ 人付き合いの処方箋』(KADOKAWA)
- トイアンナ
- 慶應義塾大学卒。P&Gジャパン、LVMHグループでマーケティングを担当。独立後は主にキャリアや恋愛について執筆しつつマーケターとしても活動。『モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門』が2万部を突破。ブログ「トイアンナのぐだぐだ」Twitter
- 時田絵里奈
dodaキャリアアドバイザー - IT業界の職種を中心に幅広く転職サポート経験があり、これまで2,000人以上のキャリアカウンセリングの実績を持つ。2016年に長男を出産。働き方を変えたい、ワーク・ライフ・バランスを改善したい女性の転職サポートに強みを持つ。