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女性のモヤモヤを解消する100問100答

#043

2020.2.10

Q.結婚はしたいけど子どもを産むことにピンとこない。
子どもがいない人生ってどんな感じ?

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いつか子どもが欲しいって強く思うときが来るのかな?
子どもがいない人生を歩んでいる先輩に聞いてみた。

結婚はしたいけど、今は特に子どもが欲しいと思っていない。
友人と将来のことを話すと必ず出てくる子どもの話に違和感を覚えるけど、「欲しいと思わないこと」をオープンにもしづらい……。そんなモヤモヤを抱えている人に、「産まない」選択、「産めない」現実と向き合った3人の先輩女性の実体験をご紹介します。

「産まない」選択をあえてしてきた

池田園子さん(33歳)/下北沢の編集プロダクション「プレスラボ」代表取締役 20代で結婚と離婚を経験。結婚していたときも、子どもが欲しいと思ったことはなく、これからも持つ予定はない。

——20代で結婚をされていますが、そのときは子どもを産むことは考えましたか?

結婚したときから子どもに興味がなくて、元夫も同じだったので、むしろ子どもを持たないほうがいいと感じていました。

——親や周りのプレッシャーは少なかった?

親は全然なにも言わなくて、結婚したら子どもを産むものと思っていなく、孫を楽しみにしているわけでもなかったんです。祖母からは、「子どもはいつできるんだ?」とよく聞かれましたね。でも、祖母ということで、関係が親よりは遠い。だから、そこまで気にしてはいなかったです。

——今も子どもに対する考え方は変わっていないのでしょうか?

結婚は一度してみたかったのですが、出産に関しては一人の人の人生を預かるのは重たすぎて考えられないんです。それは離婚した今でも変わりません。

——子どもを産むより、仕事やほかのことを優先したい気持ちがあるのでしょうか。

子どもがいると、今やっていることの何かが犠牲になるのではと考えてしまいます。子育ても仕事も趣味も……と何でもできているように見えるスーパーママもいるけど、自分はそこまで動きが早くないのもあって、気持ちは揺るがないです。

——子どもに興味がないということに、ご自身の家庭環境の影響はあると思いますか?

多少影響はあるかもしれません。私は3人きょうだいの第1子として生まれたのですが、3人の子どもの世話をする大変そうな母の姿を見てきました。悪い家庭ではなかったと思いますが、その多忙さにあこがれる感じもなくて。
でも、24歳のときに人生の未来年表を書いたことがあって、そこには出産も組み込まれていたんです。「30歳で結婚して32歳で子どもを産む」と書いていたんですよ。一般的なロールモデルをもとに設計したと思うのですが、全然記憶にないんです。その後、現実を見て考えが変わったのだと思います。

——今後、子どもが欲しいと思う可能性はあると思いますか?

この人の遺伝子を残したい、と思うような相手との出会いがあればというくらいで、特別なことがない限りはないです。

——子どもがいない人生の設計図をどう描いていますか?

私の知人であこがれのパートナーシップを築いている人がいます。40代後半くらいで、お子さんがいなくて、二人がとても仲がいいんです。お互い自立していて、ちょうどいい距離感で。自分も将来こうなれたらと思っています。

それと、もうちょっと年をとったら、同じ境遇の人や子育てが一段落した人などと近くに住んで、たまにご飯を一緒に食べるとか、緩いつながりを作りたいです。

——不安はないですか?

不安はないですね。むしろ、自由度が高くて身軽に動けるのが心地よいと思っています。今のところは、ですけど、友達がいれば寂しくないっていうのはあります。

ロールモデルのような方が身近にいるからこそ、今の選択に迷いもなく、将来を楽しみに生きられるのかもしれませんね。ありがとうございました。

「産めない」現実と向き合う

くどうみやこさん/大人ライフプロデューサー 30代で結婚したものの、仕事に邁進。子どもは欲しいと思いつつ先送りしていた時期に病気が発覚し、「産めない」現実と向き合うことになる。その経験をもとに、現在は子どもがいない女性を応援する「マダネ プロジェクト」を主宰する。著書「誰も教えてくれなかった 子どものいない女性の生き方」(主婦の友社)。

——産みたいのに産めない現実と直面したときのことを教えてください。

結婚後、いつか子どもは欲しいなと思いつつも、ほかにやりたいことを優先してしまったんですね。揺れ動きながらいつのまにか40を間近に迎えました。そこで初めて「子どもがいない人生も悪くないかもしれない」と思ったんです。この40年子どもがいない人生でしたが、振り返ったらとても充実していましたし。でも、まだ産める可能性もあった。ところが、しばらくして病気が分かり、少なからずあった産む選択肢がなくなり、絶望しました。なんでもっと真剣に計画立てて考えてこなかったんだろうって。

——どうやってその絶望の状態から抜け出したのですか?

健康でも40過ぎで産める確率は低いと思って割り切れました。でも、子どもがいない人生をどう過ごすか考えたときに、あまりにも情報がないことに愕然としたんです。そこで、そういう情報を発信したらいいのではないかと思い、「マダネ プロジェクト」を始めました。この活動を始めたことも、気持ちを切り替えられたきっかけの一つです。

——子どもがすべてではありませんが、欲しかった子どもがいない家族にとっての幸せとは何でしょうか?

私の場合ですが、パートナーに依存せず、自立できていることです。世間の価値観にとらわれずに自分たちの幸せのかたちを見つければ、それが幸せなのだと思います。

——子どもを産まない人生を生きる上で大切なことは何でしょうか?

「趣味を持つこと」と「人とのつながり」が大事だと思います。子どもがいない人は、人とのつながりを持つきっかけが少ないので横の広がりを作りづらい面があります。
ほんの少しの興味でいいので、何かの集まりに参加してみるといいですよ。

——子どもを産むことに迷っているアラサー女性にメッセージをお願いします。

後悔をしない選択をすることです。今、欲しいと思っていなくても、一生欲しくないとは限りません。だから、子どもがいない人生を想像してみることをオススメします。子どもがいない人生を楽しめると思えれば、「産まない」選択をしてもいいのではないでしょうか。

「産まない」ことで常に気にしてきた周りの目

河辺さや香さん(42歳)/ライター・編集者 子どもが欲しいと思ったことはないが、親族や周囲からの声やプレッシャーに悩んだ時期は長い。40歳を超えて、やっと「子どもが欲しいと思わない」と思う自分をオープンにできるように。

——一度も子どもが欲しいとは思わなかったのはなぜですか?

20代のころから、周りに子どもがいなくてイキイキ働いている先輩がいたので、別にみんな産まなくてもいいんじゃないかなとおぼろげに考えていました。

——子どもがいる方を見て、気持ちが揺らいだりしなかったのでしょうか?

揺らがない自分も不思議でしたが、逆に「どうして普通の人は普通に欲しいと思うんだろう?」ということも疑問でした。

——子どもを持たないことに対する旦那さんの反応は?

結婚前も長く一緒に暮らしていたので、私の考え方を知ってくれていました。偶然にも、夫もそこまで子どもが欲しいわけではなく。今思えば、それはすごく大事なポイントで、そこを話さないまま結婚してお別れした夫婦も見ているので、これから結婚を考えている方は、ぜひ子どもについて話し合ってほしいです。

——身近な方からのプレッシャーにはどう対処されていましたか?

ひたすら耐えましたね。絶対に分かり合えない方はいるので、そういう方はスルーするしかない。そこで「私はおかしいんだ。親などを幸せな気持ちにさせてあげられない」などと、引け目を感じてしまうと、何もかも嫌になってしまいます。私がそうでした。子どもが嫌いだとうそを言って回避していたのですが、今思えば、子どもが欲しくないことをネガティブにとらえることはなかったなと思います。

——子どもがいないことでいいと思えることはありましたか?

やりたいことはだいたいやれているので、ストレスがないですね。どこへ行くにも自由で、2~3週間取材で海外へ行くこともできるんですよね。それがやりたかったスタイルでもあるので、余計に子どものことは考えられなかったのだと思います。

——将来の理想の家族像はありますか?

世界中の若い子を家に招待して、ホームステイしてもらって、みんなで楽しく過ごすおばあちゃんになりたいです。

——子どもがいない人生を選択すると「気楽でいいね」と言われることはあると思いますが……

それは結婚3年目くらいからずっと言われ続けてきたので慣れてきました。多分、自由な時間があっていいなあという気持ちの裏返しだと思うんです。だから、周囲からどう見られているかは気にせずに気楽な人生を楽しんだらよいと思います。

まとめ

三者三様の「産まない」選択。みなさん、それぞれの立場でしっかりと自分の軸を持っていました。

今、「子どもが欲しい」と思っていない方のモヤモヤには……

「産まない」人生を選んだ先輩の話を聞いてみる

「産まない」未来と「産んだ」未来、比べてみて後悔しないように考えてみよう

「産まない」と決めたら周りの声にまどわされないで

という意見でした。
「産む」か「産まない」か、まずは本当の自分の気持ちを確かめてみて!

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