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オーストラリアに移住して働く人の仕事や生活は?
現地グローバルキャリアアドバイザーに聞きました

更新日:2025/1/29

広大な国土や豊かな自然環境で知られるオーストラリア。移住先としての人気も高く、今後さらなる人口増加、経済成長が見込まれています。今回は、オーストラリア在住のパーソルグループ海外法人に勤めるキャリアアドバイザーに、オーストラリアの特徴と日本とオーストラリアの違いについて聞きました。オーストラリアへの転職について気になる方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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オーストラリアの現地情報を紹介するキャリアアドバイザーのプロフィール

キャリアアドバイザー写真

今田 蓉子(いまだ・ようこ)
パーソルオーストラリア

オーストラリア在住歴3年。キャリアアドバイザー歴3年。アメリカへの留学経験あり。
新卒で大手アパレル企業に入社後、リテールオペレーションを3年経験し、外資系IT企業でプロジェクトマネジャーを2年経験した後、現職。

オーストラリアに移住した現地キャリアアドバイザーが感じる、国の特徴や日本との違い

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日本の約20倍という広大な国土に、200以上の異なる民族出身者が暮らすオーストラリア。キャリアアドバイザーの今田が、オーストラリアの特徴についてご説明します。

キャリアアドバイザーが感じる、オーストラリアの特徴

オーストラリアには、商社、エネルギー、メーカーなど幅広い業種で約844社(2024年10月)の日系企業が進出しています。(出典:外務省「海外進出日系企業拠点数調査」)。2024 年には日本からオーストラリアへの投資は過去最高となり、両国の経済連携はさらに強化されています。鉄鉱石を中心とした資源国としてのイメージが強いですが、シドニーやメルボルンをはじめとする都市部では、 IT 、再生可能エネルギー、物流、そして不動産開発が注目分野です。都市部ではオフィスや住宅、ホテル、物流施設の大型プロジェクトが進行中です。経済は移民受け入れによる人口増加で支えられ、オーストラリアは今後も安定した経済成長が期待されています。

求人動向としては、 IT ・テクノロジー分野が最も需要が高く、 AI 、サイバーセキュリティ、クラウド、データ分析など専門性の高いスキルが求められています。その他、医療・福祉、建設・インフラ、再生可能エネルギー、教育分野でも人材不足が続いており、専門性を活かしたキャリア形成に最適な環境といえます。

さらに、オーストラリアは生活の質でも世界的に高評価を得ています。英エコノミスト紙が発表する「世界で最も住みやすい都市ランキング 2025」には、4位メルボルン、6位シドニー、9位アデレード、15位パース、16位ブリスベンとほぼすべての都市がTOP20に選出されました。治安、医療、教育、環境面で高い評価を受けています。広大な自然、温暖な気候、安定した社会環境も魅力の一つです。

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オーストラリアで感じる、日本との「仕事上」の違い

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オーストラリアで働くと、日本との違いを強く感じる場面が多くあります。最大の特徴はワークライフバランスの重視です。長時間労働や終業後の飲み会は一般的ではなく、勤務時間内に効率的に業務を終える文化が根付いています。昼食や休憩も個人の自由度が高く、プライベートを尊重する職場環境が当たり前です。

さらに、柔軟な働き方(フレキシブルワーク)が広く浸透しています。リモートワークやハイブリッド勤務は標準的で、休暇も取りやすい環境です。オーストラリア政府は2023年以降、働き方改革を段階的に進めており、2025年現在も労働時間短縮や柔軟勤務制度の強化が続いています。

また、会社の都合で専門外の部署に異動になることはほぼないことも、日本との違いとしてあります。雇用契約書に職務内容が明記してあることが多く、「記載されていない業務を担当する必要はない」という考えが一般的です。

オーストラリアで感じる、日本との「生活上」の違い

生活面では、日本と比較しても物価の高さが違いとしてあります。特に外食費は高めで、シドニーやメルボルンのランチ平均は15〜30オーストラリアドル(約1,500〜3,000円)程度です。カフェ文化が強いですが、ランチや夕食は、外食ではなくランチボックスの持参や自炊する方も多くいらっしゃいます。日本のような会社負担の昼食や飲み会はほぼありません。

また、公共の場でのルールも比較的厳密に定められています。例えば、屋外での飲酒は原則禁止されています。公園やビーチなど公共の場でアルコールを飲むと罰金の対象になる場合があり、飲酒は自宅や許可された場所でのみ行うのがルールです。
その他にも、公共交通機関や公共の場でのマナーが非常に重視されています。電車やバスでは、優先席を高齢者や子ども、障がいのある方に譲ることが当たり前で、席を譲らないと周囲から注意されることもあります。ベビーカーや車椅子の利用者にはスペースを確保し、乗降時に手助けする姿もよく見られます。

現地キャリアアドバイザーが教えるオーストラリアに移住・駐在するメリットとデメリット

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オーストラリアに移住して生活すると考えたとき、気になるのがオーストラリア生活でのメリットやデメリットではないでしょうか。オーストラリアに移住・駐在することで考えられるメリットとデメリットについてご紹介します。

オーストラリアへの移住・駐在で考えられるメリット

メリットとしては、まず、「生活(給与)水準の高さ」が挙げられます。世界の中でもトップクラスに高いといわれる最低時給に加え、平均年収も高い傾向にあります。オーストラリアの企業は基本的に成果主義のため、積極的に成長し続ける姿勢は欠かせませんが、昇給や昇格が、自分の頑張り次第でかないやすい環境といえるでしょう。一方で、ワーク・ライフ・バランスの取りやすさも特徴的。朝早く来て夕方には帰るなどフレキシブルな働き方が浸透しているほか、年間休日も120日以上確保している企業が多く、オンオフのメリハリはつけやすいと感じます。

また、仕事で英語を使いたい方や、専門分野を極めながらキャリアアップしたい方にも、オーストラリアでの就業はおすすめです。特に最近では、人口構成の変化や経済の発展に伴いIT・テクノロジー分野を中心に、教育関連、建設・インフラストラクチャー関連などの分野で採用ニーズが高まっています。これらの分野で専門性の高い人材としてキャリア構築をすると、オーストラリアでの就業がかないやすくなるでしょう。

環境面での魅力としては、豊かな自然環境が挙げられます。例えば、「真夏のクリスマス」など南半球ならではの季節感を味わえるほか、ほとんどの都市でビーチなどの自然を気軽に楽しめるのは、オーストラリアならではだと思います。国土が広く、観光スポットも多いため、国内旅行先にも困りません。

オーストラリアへの移住・駐在で考えられるデメリット

英語ができないと、ビジネスの場で意思疎通が難しい点がデメリットとして挙げられるのが実情です。オーストラリアは世界屈指の多国籍国家ですが、公用語はあくまで英語。ビジネスの場においても、「英語は話せて当たり前」という目線で見られるため、ぜひ英語を習得しておくことをおすすめします。

また、生活面では、食費の高さに戸惑うかもしれません。農業大国のオーストラリアですが、米や野菜、フルーツなどを除いて、比較的に食費は日本よりも高め。そのため、外食の代わりに大人数で家に集まり、食べ物や飲み物を持ち寄ってシェアすることも多いです。スーパーのディスカウント率が日本よりも高いので、週ごとのお買い得品をチェックしたり、なるべく季節の食材を選ぶなど工夫をしたりすることで、節約につながります。

オーストラリアで働きたいと思っても、いざ移住・駐在するとなると不安要素も多く出てくるでしょう。dodaのグローバルキャリアアドバイザーは、仕事だけでなく現地事情などについてもお答えします。気になる方は、下のボタンからお気軽にお申し込みください。

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オーストラリアで働くうえで知っておきたい基本情報

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ここからは、オーストラリア転職の基本となる情報をお伝えします。

オーストラリアの基礎情報

面積

769万2,024平方キロメートル(日本の約20倍、アラスカを除く米国とほぼ同じ)

人口

約2,720万人(2024年6月時点。出典:豪州統計局)

民族

アングロサクソン系など欧州系が中心。そのほかに中東系、アジア系、先住民など。

言語

英語

宗教

キリスト教43%、無宗教38%(出典:2021年国勢調査)

通貨

オーストラリアドル

主要産業

第一次産業2.4%、第二次産業25%、第三次産業72%
農林水産業(2.4%)、鉱業(12.2%)、製造業(5.9%)、建設業(7.5%)、卸売・小売業(8.5%)、運輸・通信業(6.9%)、金融・保険業(7.5%)、 専門職・科学・技術サービス(7.8%)など
(2023~24年度のGVA産業別シェア、出典:豪州統計局)

1人当たり名目GDP

64,408米ドル(2022年、出典:世界銀行)

出典:オーストラリア連邦(Commonwealth of Australia)基礎データ

待遇・就業に必要な条件

給与の目安

営業:月収6,500~8,500オーストラリアドル(650,000~850,000円)
事務:月収5,500~7,000オーストラリアドル(500,000~700,000円)
カスタマーサービス:月収4,800~6,500オーストラリアドル(480,000~650,000円)
※日本円は1オーストラリアドル100円で換算

就労ビザ

就労ビザを取得するためには、雇用主がサポートする方法、個人で申請する方法の2つがあり、それぞれの条件は以下のとおりです。

■雇用主がサポートする場合
・熟練職業リスト(Skilled Occupation List、通称SOL)に載っている職種であること
・申請する職業の証明できる職歴が2年以上あること
・給与が各職種や地域ごとの相場以上であること
が必須要件となります。

■個人で申請する場合
ポイント制度になっており、年齢、学歴、職歴、英語力などがポイント化され合格点を満たすと発行されます。こちらも熟練職業リスト(SOL)に載っている職種でなければ申請できません。

※配偶者ビザでも就労可能です。(就労時間に制限がある場合もあり)
※現地事情により変更になる場合があります。最新情報は、大使館HPなどでご確認ください。

参考:オーストラリアで働くために必要な就労ビザとは?取得方法・必要書類についても解説

必要な語学スキル

英語(ビジネスレベル以上)が必要です。

永住ビザの取得条件・方法について

オーストラリア政府は、技術や資格を持つ人材不足を解消するため、永住権を付与する移民の年間受け入れ数を増やす方針を発表しています(2022/2023年度予算案)。しかし、現地人の雇用を守る諸条件があるため、就労ビザで永住権を取るなら、技術力とビジネスレベルの高い英語力は最低条件と思っておくとよいでしょう。

オーストラリアで取得できる代表的な永住ビザと、それぞれの取得方法を紹介します。

技術独立永住ビザ(Skilled Independent visa)

スポンサーや推薦者は必要なく、自力で申請するビザです。45歳未満であること、熟練職業リスト(Skilled occupation list)にある職業に就いていること、さらに英語スキルや雇用経験などのポイントを加算し、判断されます。

技術指名永住ビザ(Skilled Nominated visa)

オーストラリアの州または準州の政府機関にExpression of interest (EOI)という意思表明書を提出し、州または準州から推薦してもらうビザです。45歳未満、熟練職業リストにある職業に就いている、高い英語スキルといった点が評価基準になります。

パートナービザ(Partner visa)

現在オーストラリアに滞在していなくても、オーストラリア国民またはオーストラリア永住権を持つ事実上のパートナーか配偶者がいれば、Partner(Provisional) visa を申請可能です。通常、Partner (Provisional) visaを取得して2年経過すれば、永住資格のあるPartner (Migrant)visaを申請できます。

その他

Permanent Residence(Skilled Regional)visa(地方移住技術就労ビザ)、Global Talent visa(国際的にスポーツや芸術・学術分野で活躍する人の永住ビザ)などがあります。

参考:Visa list (Australian Government)

企業・労働状況

代表的な日系進出企業の業 種

商社、エネルギー、メーカー、金融、不動産(建設業)、IT、製薬、リテール、サービス、製造業、物流、テクノロジーなど、多種多様です。

職場環境

移民も多く国際色豊かなオーストラリアでは、社内でもさまざまなバックグラウンドを持つ方が働いています。社内公用語は英語であることがほとんどで、ビジネスレベルの英語力が求められる環境だと思ってよいでしょう。

アジアの他国と比較したときに多い求人

特に以下の4分野について、需要が高まっています。

■IT・テクノロジー関連分野 テクノロジーの進化とデジタルトランスフォーメーションの推進により、需要が高まっています。

■教育・教育支援関連 多様な文化背景を持つ学生に対応するため、英語教育や多言語の教育支援も重要な役割を果たしています。

■建設・インフラストラクチャー関連 インフラストラクチャーの整備や都市開発に伴い、建設業界も活発です。

■農業・農業支援関連 オーストラリアは農業が盛んであり、農場労働者や農業技術者の求人が存在します。

生活環境

家賃相場(1カ月)

ワンルームマンションもありますが、一軒家もしくはアパート(マンション)のシェアハウスが一般的です。

ワンベッドルーム:2,300~3,300オーストラリアドル(230,000~330,000円)
シェアルーム(一人部屋):1,700~2,300オーストラリアドル(170,000~230,000円)

※家賃は週単位で表記されることがほとんどで、支払いも2週間ごとに支払いの場合が多いです。
※基本的に家具付き(冷蔵庫、洗濯機、ベッド、クローゼット、ソファ、電子レンジなど)、光熱費は別途の支払いになることが増えています。
※ボンド(保証金):2~4週分の家賃分のボンドと呼ばれる保証金が必要です。退去時に問題なければ全額返金されます。
※日本円は1オーストラリアドル100円で換算

生活費相場(1カ月)

※家賃含まず
平均合計:約1,600~1,800オーストラリアドル(約160,000~180,000円)

■内訳
通信費:80オーストラリアドル(8,000円)
光熱費:120オーストラリアドル(12,000円)
交通費:220オーストラリアドル(22,000円)
食費・交際費:1,000オーストラリアドル(100,000円) ※昼食代の相場:15~30オーストラリアドル(1,500~3,000円)/回
雑費:200オーストラリアドル(20,000円)

※日本円は1オーストラリアドル100円で換算

オーストラリアで暮らす日本人

104,141人(2024年10月1日時点)

参照:外務省 オーストラリア連邦

オーストラリアへの転職・移住について気になることは、グローバルキャリアアドバイザーに相談

オーストラリア在住のキャリアアドバイザーが、実体験を交えて、現地情報を紹介してきました。オーストラリアは、専門分野を活かしながら多国籍な環境でキャリアアップを実現したい人におすすめの国だといえます。
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