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女性のモヤモヤを解消する100問100答

#077

2020.12.21

Q.こんな時代だから手に職をつけたいけど…
女性の専門職、未経験者でも就けるの?

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会社に頼れないからこそ、
手に職をつけて備えるべき?
どうすればいいの…?

終身雇用制度が崩壊しつつあるなか、新型コロナウイルスの流行も重なり、数々の企業が倒産に追い込まれ、先行き不透明な時代に突入しました。
会社に依存せず、いつの時代も求められる人材になるにはどうしたらいいのでしょうか。今こそ、手に職をつけておくべき? 「女性の専門職」について、dodaキャリアアドバイザーの柏木あずさが解説します。

女性が「手に職」をつけるメリットは?

一般的に、専門的なスキルや技術、資格を身につけること、またはそれらを活かして働くことを、「手に職をつける」「手に職を持つ」と言います。手に職をつけるメリットは、これからのニューノーマルの時代に備えられるというだけではありません。「女性にとってのメリットは多い」と柏木は話します。

dodaキャリアアドバイザー柏木あずさ

dodaキャリアアドバイザー
柏木あずさ(以下、柏木)

たとえば結婚や出産後も働き続けるとなると、家庭と仕事を両立させるのはひと苦労。そんなとき、在宅勤務可能な専門職種につけば、ワーク・ライフ・バランスもとりやすいです。

また、簿記の資格やITの知識といった専門的なスキルを身につけ、経験や実績を積むことで、出産や育児で一時的にキャリアのブランクがあっても、就職先の選択肢が広がり復帰のしやすさにもつながります。

ライフイベントでキャリアが分断されがちだった女性も、手に職をつけることで働き方の自由度が上がるようです。

そもそも専門職って何をさすの?

そもそも専門職とは、いったいどんな職種をさすのでしょうか。柏木は専門職を以下のように定義づけます。

dodaキャリアアドバイザー柏木あずさ

柏木

専門職と聞いて、どんな職種を思い浮かべますか? 実は専門職の定義は幅広く、国家資格などの専門資格を必要とする職種だけでなく、特定領域で専門性を活かして業務に従事している職種であれば専門職といえるでしょう。

大切なのは“専門性×市場のニーズ”がある職種かどうか。マーケットにおいて需要があることが、専門職を目指す際に大事な要素になります。

実際にニーズがあるかどうかは、どのように確かめればよいでしょうか?

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柏木

私たちキャリアアドバイザーのようにマーケットを知っている転職エージェントに相談する、求人検索をしてみて、気になった専門職の募集状況を見る、などがおすすめの方法です。

女性の専門職ってどんな職種があるの?

先ほどの専門職の定義を踏まえて、実際にどのような専門種があるのかみていきましょう。ここでは「25歳・事務職の女性」を基準にして、おすすめの専門職別に「ニーズの高さ」「挑戦しやすさ」をチェックしていきます。

女性におすすめの専門職①:管理部門系(人事・経理など)

  • ニーズの高さ:★★★☆☆
  • 挑戦しやすさ:★★☆☆☆

規模や業種にかかわらず管理部門は多くの企業に存在している職種なので、需要は一定数あります。将来的に、さらに専門性に磨きをかける、得意領域の知識を持つ、といった応用が利く職種です。ただし、未経験者にとって参入しやすいとは言えないそうです。

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柏木

25歳・事務職経験をお持ちの方が、いきなり管理部門の専門職へ転職するのは、やや難易度が高いかもしれません。

まずは人事アシスタントや経理アシスタントといった事務アシスタントとして挑戦するのがベター。アシスタントで経験を積んでから今後のキャリアアップを目指すといいですよ。

事務アシスタントからであれば挑戦のしやすさは星3つになります。

女性におすすめの専門職②:企画系(マーケティング、リサーチャーなど)

  • ニーズの高さ:★★★☆☆
  • 挑戦しやすさ:★★☆☆☆

企画系は少数精鋭で構成されているため、ニーズがあるものの間口が狭く、実績がないと入れない職種。そのため、未経験からの参入は現実的ではなさそう。

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柏木

マーケティングやリサーチなどは市場に人材が少ない分、その経験値があればかなり武器になります。

とはいえ、25歳・事務職からの挑戦はハードルが高いので、マーケティングアシスタントやリサーチャーアシスタントから入って、キャリアのステップを踏んでいきましょう。

こちらもアシスタントからであれば、挑戦のしやすさは星3つになります。

女性におすすめの専門職③:IT系(システムエンジニア、プログラマなど)

  • ニーズの高さ:★★★★☆
  • 挑戦しやすさ:★★★★☆

システムエンジニアやプログラマなどIT系のニーズはさまざまな業種で高い状態が続いています。スキルや技術に高い専門性が求められるので、一見ハードルが高そうですが、充実した研修制度を設けていることが多い技術者派遣会社でまずはITの実務経験を積み、そこからキャリアを積み上げるという選択肢があります。

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柏木

もしIT系の専門職に興味があれば、プログラミングを勉強しておきましょう。

そしてIT系の専門職に限った話ではありませんが、年齢を重ねるごとに、企業が求めるスキルや経験も高まっていくので、専門職へキャリアチェンジしたい場合は、早めにアクションを起こすことが大切です。

女性におすすめの専門職④クリエイティブ系(デザイナー、Webディレクターなど)

  • ニーズの高さ:★★★★☆
  • 挑戦しやすさ:★☆☆☆☆

デザイナーやWebディレクター、動画制作、Web制作などが該当。PhotoshopやIllustratorが使えることが必須条件。独学でコードを書いたり、デザインしたものを転職活動で制作実績としてアピールすることもできるので、努力次第で転職の可能性を高めることができます。

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柏木

今はホームページやオンラインショップなど、ネットで何かをすることが増えているので、比較的ニーズが高いです。また、クリエイティブ系はリモートでもできることが多く、働きやすさの面でも◎

挑戦のしやすさですが、自分でソフトを操作できたり、サイトを作っていたりしたら星3つになります。

先に述べたとおり、どの職種においても、専門スキルが求められる職種に未経験で転職するなら、年齢に気をつけたいところ。一刻も早く動いたほうが、キャリアチェンジの可能性が高まるのだそう。

どの専門職が合っているのか分からないときは?

未経験でも段階を踏んでキャリアを積むことで、専門職に就ける可能性があることが分かりました。ただ、とりたててやりたいことが明確にあるわけではない場合、どうやって専門職を選んだらいいのでしょうか。

経験・スキルを活かせる職種を探す

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柏木

自分がこれまで培ってきたキャリアやスキルが、なるべく活かせると良いと思います。

異業種に転職する際、ゼロから頑張るイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、今の仕事の地続きでできることは何かを考えてみてください。

ただし、いきなり就きたい職種につけるわけではないこと、年収が下がることも想定しておきましょう。

いきなり専門性のある仕事に就くのは非現実的。たとえ一時的に年収が落ちたとしても、中長期で見てキャリアを描いていくことが大切なようです。

キャリアアドバイザーに相談してみる

dodaキャリアアドバイザー柏木あずさ

柏木

何かの専門職に惹かれても、やってみたら向いてないなんてこともあるので、適性も含めてキャリアアドバイザーに相談してみてくださいね。

                       

適職診断を利用してみる

まずは強み・弱み、適した働き方を知りたいという人は、適職診断を使ってみるのもひとつの手。キャリアの可能性が広がるアドバイスがもらえるかもしれません。

“あなたの可能性” と出会えるキャリアタイプ診断
キャリアタイプ診断を受ける

まとめ

手に職つけたくてモヤモヤしている人は…

“専門性×市場のニーズ”が高い職種を検討してみる

まずは専門職のアシスタントからキャリアをスタートする

これまでの自分のキャリアが活かせる職種にする

というアドバイスがありました。

手に職をつけておくと、これからの時代、生きやすくなりそうです。一度検討してみてはいかがでしょうか。

Profile

識者プロフィール

柏木あずさ

柏木あずさ
国家資格キャリアコンサルタント
米国CCE,Inc.認定GCDF-Japanキャリアカウンセラー
キャリアアドバイザーとしてパーソルキャリアに入社後、10年以上にわたり営業・販売接客など顧客と接する部門での経験を持つ方の転職を幅広く支援。産休・育休を経て復帰してからは、女性の働き方はもちろん、キャリアとライフの双方の視点から転職活動を親身にサポートすることを心がけている。
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