月次転職マーケットの”今”を知る! 2026年4月23日発表
転職求人倍率レポート(2026年3月)【最新版】
「転職求人倍率」は、今の転職マーケットを読み解く、dodaオリジナルのコンテンツです。業種、職種別に転職の難易度が分かりますので、転職活動の計画を立てるときに役立ちます。今回は2026年3月のレポートを紹介します。
全体:3月は2.39倍(前月差-0.01ポイント)。第4四半期(1~3月)平均は2.45倍
2026年3月の転職マーケットの概要
- 転職求人倍率:2.39倍(前月差:-0.01ポイント・前年同月差:-0.12ポイント)
- 求人数:前月比 +0.8%、前年同月比 +9.2%
- 転職希望者数:前月比 +1.3%、前年同月比 +14.5%
求人数は、業種別では12業種(「その他」は除外)のうち9業種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「人材サービス」(前月比102.1%)、次いで「小売・流通」(前月比101.4%)でした。職種別では11職種(「その他」は除外)のうち10職種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「事務・アシスタント」(前月比102.5%)、次いで「エンジニア(機械・電気)」「専門職(化学・食品)」(前月比101.8%)でした。
2026年3月の転職マーケット
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解説と今後の見通し(doda編集長:桜井貴史)
2026年3月の解説
3月の求人数は増加し、高い水準で推移しました。業種別では、増加率が最も大きかった「人材サービス」(102.1%)で、アウトソーシング企業や、転職サービスを提供する企業を中心に法人営業職の採用の動きが目立ちました。背景には、新年度の事業計画に基づき、2月ごろから採用を再開・拡大する企業が増加したことが挙げられます。また、採用ターゲットの見直しも進んでいます。若手・未経験層を含めた採用から、即戦力となる営業経験者を軸とした採用へとシフトする動きが強まっており、企業が今後の新卒採用を見据え、育成やマネジメントを担える層の確保を重視する姿勢がうかがえました。
転職希望者数も増加しています。その背景として、中東情勢の緊迫化を背景とした原油高や資材供給不安、円安などを受け「小売・流通」「メーカー」業界を中心に景気の先行き不透明感から不安が強まり、転職に踏み出す人が増えたことが考えられます。求人数、転職希望者数ともに増加しましたが、転職希望者数の増加率のほうが大きかったため、転職求人倍率は下降しました。
2025年第4四半期(1~3月)の解説
前四半期(2025年10~12月)比で、業種別で最も求人数が増えたのは「レジャー・外食」(106.1%)でした。「外食」では慢性的な労働力不足に加え、高水準で推移するインバウンド需要への対応を背景に、採用を強化する動きが続いています。また、国内での新規出店や事業拡大も継続しており、居酒屋・焼き肉・カフェなど複数の業態を組み合わせたブランド展開や、新規ブランドの開発を進める企業が増加しています。こうした取り組みは、収益機会の拡大だけでなく、店長・マネジャーなどのポジション創出にもつながっています。さらに、大手企業を中心に海外展開を視野に入れた事業計画も一般化しており、これらの動きが重なり、2025年第4四半期でも高い求人ニーズが続いたと考えられます。転職希望者数は前四半期(2025年10~12月)が各月とも前月比で減少していたのに対し、1~3月にかけては3カ月連続で前月比プラスに転じています。物価高が長期化する中で、将来への不安から現状の就業環境やキャリアを見直す動きが広がっていることが要因として挙げられます。
2026年4月以降の見通し
4月は、新年度になり企業の採用活動が一服する一方で、年度末の退職や人事異動をきっかけに、転職を検討し始める人も一定数いると考えられます。加えて、入社直後の新社会人の転職サイトへの登録も昨年※に続き増加が見込まれます。こうした状況から、求人の伸びが落ち着く中で転職希望者数は横ばいで推移し、転職求人倍率は横ばいからやや低下する見通しです。
doda転職求人倍率の定義
「doda転職求人倍率」は、dodaの会員登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。
【算出式】doda転職求人倍率 = 求人数(採用予定人員)÷ 転職希望者数
※求人数/転職希望者数はdoda独自の定義により算出したものです。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。







