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ランキング・データ・調査

月次転職マーケットの”今”を知る! 2018年9月10日発表

転職求人倍率レポート(2018年8月)

「転職求人倍率」は、dodaエージェントサービスの直近のデータを用いて、いまの転職マーケットを読み解く、dodaオリジナルのコンテンツです。業種、職種別に転職の難易度がわかりますので、転職活動の計画を立てるときに役立ちます。

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全体:求人倍率は前月比、前年同月比ともに上回る2.47倍

2018年8月の転職市場の概要

・2018年8月の求人倍率は、2.47倍(前月比+0.22pt/前年同月比+0.06pt)。
・求人数は前月比101.1%、転職希望者数は前月比92.3%。
・求人数は前年同月比108.4%、転職希望者数は前年同月比107.0%。
・求人数は調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新。

業種別では、8業種(「その他」を除く)のうち「IT・通信」「金融」「メーカー」「商社・流通」「サービス」の5業種で前月から求人数が増加。
前月比で求人数が特に伸びたのは、「金融」(前月比106.5%)、「商社・流通」(前月比105.0%)。
前年同月比で求人数が特に伸びたのは、「メーカー」(前年同月比124.8%)、「商社・流通」(前年同月比115.2%)。

職種別では、11職種のうち「企画・管理系」「技術系(IT・通信)」「技術系(電気・機械)」「技術系(化学・食品)」「技術系(建築・土木)」「専門職」「販売・サービス系」「事務・アシスタント系」の8職種で前月から求人数が増加。
前月比で求人数が特に伸びたのは、「専門職」(前月比106.5%)、「販売・サービス系」(前月比105.4%)。
前年同月比で求人数が特に伸びたのは、「販売・サービス系」(前年同月比129.1%)、「技術系(化学・食品)」(前年同月比126.1%)。

2018年8月の転職マーケット

転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

8月の求人倍率は2.47倍となり、前月比では+0.22ptと上昇しました。8月に入って追加の増員や新しいポジションでの採用を計画する企業もあったため、求人数は前月比101.1%となりました。求人数は調査開始(2008年1月)以来の最高値を2カ月ぶりに更新しています。

一方、転職希望者数は、7月に大きく増加していたことや、お盆期間中に転職活動をする人が少なかったため、前月比92.3%で減少しました。

求人倍率は、前年同月比でも+0.06pt上昇しています。求人数、転職希望者数ともに、前年を上回っているものの、企業の採用意欲が昨年以上に高いため、転職希望者にとってはこれまで以上に転職先の選択肢が多い状態となっています。

業種別:最も求人数が増えたのは、前月比では「金融」、前年同月比では「メーカー」

業種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 2.47  0.22  0.03 - -
IT・通信 6.41   0.97   0.55 10+ 8
メディア 2.11   0.08  -0.49 7 3
金融 1.56   0.23  -0.05 8 5
メディカル 1.88  -0.01  -0.60 7 4
メーカー 2.04   0.15   0.29 10+ 10+
商社/流通 1.00   0.14   0.13 4 4
小売/外食 0.92   0.03  -0.02 9 9
サービス 2.86   0.26  -0.11 10+ 10+
その他 1.44  -0.15   0.05 5 4

求人倍率は、8業種(「その他」を除く)のうち「メディカル」を除く7業種で前月から上昇しました。前年同月比では、「IT・通信」「メーカー」「商社・流通」の3業種で上昇しています。

求人数は、8業種のうち「IT・通信」「金融」「メーカー」「商社・流通」「サービス」の5業種で前月から増加しました。

前月比で求人数が特に伸びた「金融」(前月比106.5%)では、生命保険会社の採用が活発で、入社後の育成を前提に業界未経験者を歓迎する求人が多く、10月入社に向けた求人が増えたことが増加の要因となりました。

「商社・流通」(前月比105.0%)では、専門商社の求人数が増加しており、自社商品の販路拡大を図るために増員する動きが見られます。

前年同月比では、「メーカー」(前年同月比124.8%)で求人数が特に伸びており、半導体、完成車、自動車部品メーカーの採用が引き続き活発なほか、電機メーカーでも注力事業の拡大のために採用人数を増やす動きが見られます。

業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:最も求人数が増えたのは、前月比では「専門職」、前年同月比では「販売・サービス」

職種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 2.47   0.22   0.03 - -
営業系 2.33   0.11  -0.41 10+ 10+
企画・管理系 1.83   0.12   0.21 10+ 10+
技術系(IT・通信) 8.08   1.20   0.43 10+ 6
技術系(電気・機械) 5.13   0.63   0.69 10+ 7
技術系(メディカル) 1.92  0.07  -0.57 4 2
技術系(化学・食品) 1.29   0.13   0.20 3 3
技術系(建築・土木) 4.56   0.44   0.29 10+ 4
専門職 7.00   0.91   0.67 10+ 2
クリエイティブ系 1.79   0.01  -0.39 6 3
販売・サービス系 1.22   0.15   0.21 10+ 10+
事務・アシスタント系 0.23   0.03   0.01 3 10+

求人倍率は、前月比では11職種すべてで上昇しました。前年同月比では、「技術系(電気・機械)」「専門職」「技術系(IT・通信)」「技術系(建築・土木)」「企画・管理系」「販売・サービス系」「技術系(化学・食品)」「事務・アシスタント系」の8職種で上昇しています。

求人数は、11職種のうち「企画・管理系」「技術系(IT・通信)」「技術系(電気・機械)」「技術系(化学・食品)」「技術系(建築・土木)」「専門職」「販売・サービス系」「事務・アシスタント系」の8職種で前月から求人数が増加しました。

前月比で求人数が特に伸びた、「専門職」(前月比106.5%)ではビジネスコンサルタントの採用が活発で、特に事業会社のニーズが高い、戦略・経営コンサルタントの求人数が増加しています。

「販売・サービス系」(前月比105.4%)では、配送需要の増加を受けて運輸・物流サービスの求人数が増えました。教育・スクールの採用も活発化しており、社会人向けのスクール事業での増員が顕著です。働き方改革による残業抑制で時間に余裕のできた社会人などの需要を取り込んでいるためと考えられます。

前年同月比でも、「販売・サービス系」(前年同月比129.1%)の求人数は伸びており、特に運輸・物流サービスで配送スタッフや拠点長、配送管理、といったポジションの増加が顕著です。

職種別の転職求人倍率【グラフ】

2018年9月以降の転職マーケット

9月以降も追加の募集や下半期に採用予定の求人が出始めるため、求人数は緩やかに増加するでしょう。転職希望者は例年9月ごろから、年末時点での退職を目標に転職活動を始める人が増えるため、今年も同様の傾向となる見込みです。

求人倍率が昨年の同じ時期を上回る水準となっており、企業の採用活動も年々活発になっているため、転職を考えている方にとって大変良い時期です。求人の仕事内容を見て、すぐに活躍できるか不安に感じるポジションでも、採用する企業側は入社後の育成を前提に募集しているケースも多いため、希望の求人を見つけた場合は、積極的に応募していくことをおすすめします。

転職求人倍率の定義

「転職求人倍率」は、dodaエージェントサービスの登録者1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。

【算出式】転職求人倍率=求人数(採用予定人数)÷転職希望者数

【求人数】①当月中に新たに登録された新規求人数(採用予定人数)と、②前月からの繰越求人数(採用予定人数)の合算。

【転職希望者数】 ③当月中に新たに登録した新規登録者数と、 ④前月から継続登録している繰越登録者のうち当月1件以上の求人に応募した登録者の数を合算。

※求人数、転職希望者数ともに、dodaエージェントサービスに登録された求人、登録者を算出対象としています。
※繰越登録者数は、当月からさかのぼって6カ月以内の新規登録者数です。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。

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