月次転職マーケットの”今”を知る! 2026年1月22日発表
転職求人倍率レポート(2025年12月)【最新版】
「転職求人倍率」は、今の転職マーケットを読み解く、dodaオリジナルのコンテンツです。業種、職種別に転職の難易度が分かりますので、転職活動の計画を立てるときに役立ちます。今回は2025年12月のレポートを紹介します。
全体:12月は2.96倍(前月差+0.26ポイント)。第3四半期(10~12月)平均は2.71倍
2025年12月の転職マーケットの概要
- 転職求人倍率:2.96倍(前月差:+0.26ポイント・前年同月差:-0.19ポイント)
- 求人数:前月比 +2.6%、前年同月比 +6.1%
- 転職希望者数:前月比 -6.4%、前年同月比 +12.9%
求人数は、業種別では12業種(「その他」は除外)のうち11業種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「小売・流通」(前月比105.9%)、次いで「人材サービス」(前月比104.6%)でした。職種別では11職種(「その他」は除外)のうち全職種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「事務・アシスタント」(前月比104.8%)、次いで「専門職(コンサル・金融)」(前月比104.2%)でした。
2025年12月の転職マーケット
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解説と今後の見通し(doda編集長:桜井貴史)
2025年12月の解説と2025年第3四半期(10~12月)の解説
前月(2025年11月)比および前四半期(2025年7月~9月)比で最も求人数が増加した業種は、いずれも「小売・流通」でした。「小売」では、大型スーパーを中心に採用の動きが目立ちました。大型スーパーは、国内の物価上昇や消費者行動の変化を受け、新たな顧客層の開拓を目的とした業態の開発に注力しています。また、さらなる成長を目指し、海外展開を進める動きも見られ、グローバル志向を有する業界経験者の採用も活発化しています。加えて、年末商戦による現場負荷の増大や、来期の体制強化を見据えた採用の動きも見られました。
「流通」では、EC需要の拡大を背景に、トラックドライバーなどの配送や倉庫管理を中心とした職種の採用を強化しています。タクシー業界では、配車アプリの普及による利用が拡大する一方、ドライバー不足が課題として顕在化しています。また大手タクシー会社では、国際会議やスポーツイベントが増えているため、法人向けハイヤー事業が堅調に推移しており、人材確保の動きが強まっています。
12月の転職希望者数は、例年年末に向けて減少するため、今回も同様の傾向になりました。求人数よりも転職希望者数の減少幅が上回ったため、転職求人倍率は上昇しました。
一方、前年同月比では転職希望者数は12.9%増加しています。とどまることを知らない物価高による将来への不安から、現状の就業環境を見直す動きが広がっていることが一因と考えられます。さらには大手企業を中心に事業ポートフォリオの見直しや組織再編が進んでおり、それに伴う早期退職制度の検討や実施が進められていることも影響していると考えられます。
2026年1月以降の見通し
転職求人倍率は一時期の高水準からやや落ち着きを見せているものの、産業構造の転換や少子高齢化、若年層のはたらき方に対する価値観の変化などを背景に労働力不足は続いています。このため、企業の人材獲得競争は今後も激化する見込みです。転職希望者数は、新年度や4月入社を見据えた活動が活発化することから、増加すると予想されます。例年の傾向を踏まえると、求人数は高水準を維持する一方で、転職希望者数の増加幅が求人数の伸びを上回る傾向があるため、転職求人倍率は下降する見込みです。
doda転職求人倍率の定義
「doda転職求人倍率」は、dodaの会員登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。
【算出式】doda転職求人倍率 = 求人数(採用予定人員)÷ 転職希望者数
※求人数/転職希望者数はdoda独自の定義により算出したものです。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。









