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月次転職マーケットの”今”を知る! 2025年10月23日発表

転職求人倍率レポート(2025年9月)【最新版】

「転職求人倍率」は、今の転職マーケットを読み解く、dodaオリジナルのコンテンツです。業種、職種別に転職の難易度が分かりますので、転職活動の計画を立てるときに役立ちます。今回は2025年9月 のレポートを紹介します。

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全体:9月は2.43倍(前月差 +0.01ポイント)。第2四半期(7~9月)平均は2.42倍

2025年9月の転職マーケットの概要

  • 転職求人倍率:2.43倍(前月差:+0.01ポイント・前年同月差:-0.43ポイント)
  • 求人数:前月比 +1.9%、前年同月比 -1.7%
  • 転職希望者数:前月比 +1.4%、前年同月比 +15.7%

求人数は、業種別では12業種(「その他」は除外)のうち11業種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「商社」(前月比103.3%)、次いで「メディア」(前月比103.2%)でした。職種別では11職種(「その他」は除外)のうち10職種で前月から増加しました。最も増加率が大きかったのは「事務・アシスタント」(前月比103.8%)、次いで「専門職(化学・食品)」(前月比103.3%)でした。

2025年9月の転職マーケット

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解説と今後の見通し(doda編集長:桜井貴史)

2025年9月の解説

9月の求人数は前月比で増加し、引き続き高い水準で推移しました。業種別で求人数が最も増えたのは「商社」で、その中でも建設系の専門商社の動きが目立ちました。建設業では労働力不足や業務の効率化、就業環境の改善など、DX推進を課題解決策として重要視しています。それに伴い建設系の専門商社でも、DX関連サービスの企画・開発が進んでおり、採用を強化しています。転職希望者数は、夏季休暇明けの9月ごろから年内の転職を見据え活動を開始する人が増えるため、例年どおり増加しました。

2025年第2四半期(7~9月)の解説

前四半期(2025年4~6月)比では、業種別で最も求人数が増えたのは「エネルギー」で107.8%でした。「エネルギー」では特に、カーボンニュートラルに関連する事業の強化に伴い採用が活発化しています。研究所での実証実験やプロジェクト推進に関連するポジションでも需要が高まっています。転職希望者数は、7~9月にかけて増加傾向にありました。物価上昇による生活や将来への不安から、年収アップを目指す転職希望者が増えていることが要因として考えられます。

2025年10月以降の見通し

求人数の伸びは一服感があるものの、事業成長や欠員補充、来期の体制を見据えた増員などにより、企業の採用意欲は高い水準が続くでしょう。転職希望者数は昨今の物価高の影響に加え、例年11月までは翌年1月入社に向けた活動が続くため、増加すると考えられます。例年の傾向を踏まえると、転職求人倍率は求人数が転職希望者数の増加幅を上回ることから、上昇を見込んでいます。

doda転職求人倍率の定義

「doda転職求人倍率」は、dodaの会員登録者(転職希望者)1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。

【算出式】doda転職求人倍率 = 求人数(採用予定人員)÷ 転職希望者数

※求人数/転職希望者数はdoda独自の定義により算出したものです。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。

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