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ホンネの転職白書

採用担当者のホンネ 〜中途採用の実態調査

2011.2.7更新

1年以内に正社員の採用活動を行った企業の採用担当者2,760人を対象に、中途採用に関するアンケート調査を実施しました。

中途採用の募集が多い時期は?

募集が最も活発な時期は3〜4月、次いで9〜10

中途採用の活動時期が決まっている企業を対象に、募集の多い月を聞いたところ(複数回答形式)、3月(31.4%)〜4月(31.1%)が最も多く、3割以上の企業がこの時期に積極的に採用活動を行うことがわかりました。次いで9月(23.8%)〜10月(21.7%)で、2割以上の企業が積極的に行うと回答しています。3〜4月、9〜10月に採用を行う企業には、(1)半期ごとの事業計画に基づき、期の変わり目に必要な人員を募集する企業、(2)新卒社員と同じタイミングで研修や教育を行いたいと考える企業、(3)期末に退職者や異動者が発生し、人員を確保する動きをとる企業、などがあります。

この時期は求人の数や種類も豊富な上、第二新卒・未経験歓迎の求人も見られ、転職者にとってチャンスが広がるタイミングでもあります。転職活動をスムーズに進めるためには、自身のキャリアの振り返りや履歴書・職務経歴書の作成など、応募前に十分な準備期間が必要なため、3〜4月の時期を狙う場合は、1〜2月から活動を開始するのが良いでしょう。ただし、転職者の動きも活発になる季節のため、ライバルが多く競争が激しくなる時期とも言えます。

一方、3〜4月、9〜10月以外の時期(5〜8月、11〜2月)も、各月とも1割以上の企業が中途採用を積極的に行う月として回答しており、4月前後に採用活動が集中する新卒採用とは異なる動きが見られます。この時期に採用を行う企業には、(1)採用担当者の業務を分散化するため、新卒の採用や教育の時期とずらす企業、(2)業界や企業独自の繁忙期や事業計画に合わせて採用活動を行う企業、(3)通年で採用活動を行っている企業、などがあります。

求人の数では、3〜4月、9〜10月に及びませんが、新卒採用にコストやパワーをかけている大手の銀行、メーカー、商社などは、3〜4月を避けてこの時期に採用を行う企業も見られます。また、転職者の動きが落ち着く時期でもあり、ライバルが比較的少ないという点では、採用活動を行っている企業に入りやすい時期と言えるかもしれません。

【中途採用の募集が多い月ランキング】

順位 中途採用の募集が多い月 回答割合
1 3月 31.4%
2 4月 31.1%
3 9月 23.8%
4 10月 21.7%
5 2月 16.3%
6 6月 14.7%
7 7月 13.0%
8 5月 12.9%
9 12月 12.3%
10 11月 12.1%
11 1月 11.8%
12 8月 11.7%

【中途採用の募集が多い月】

中途採用の募集が多い月(グラフ)
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採用担当者が選考で重視するポイントは?

「職務経験」、「スキル」だけではない!?
熱意・ポテンシャル」も4割の企業が面接で重視

中途採用の書類選考、面接において、合否を判断する上で重要な要素を、11個のポイントから最大3つまで選択して回答してもらいました。その結果、書類選考、面接ともに最も回答数が多かったのは「職務経験」で、半数以上の企業が重視するポイントとして挙げています。この「職務経験」とは、単なる「仕事の内容」ではなく、「仕事を通して培った経験」と言い換えた方が適切かもしれません。企業がどのような経験を求めているかを求人情報などから読み取り、それに合わせて自身の「職務経験」をアピールすることが、合格へ近づくポイントとなるでしょう。

次いで、書類選考では2位に「スキル(回答割合39.9%)」、3位に「熱意・ポテンシャル(同34.6%)」が、面接では2位に「熱意・ポテンシャル(同41.8%)」、3位に「スキル(同30.0%)」がランクインしています。中途採用は新卒採用と異なり、経験やスキルのみが合否を左右すると考える転職者も少なくありませんが、「熱意・ポテンシャル」は書類選考の段階から重視する企業が多いことがわかりました。このことから、履歴書や職務経歴書で熱意をアピールすることも、忘れてはいけないポイントと言えます。
その他に、「仕事の成果」や「仕事で工夫・努力したこと」なども重視する企業は多く、転職活動の準備段階で自身のキャリアや経験を振り返り整理しておくと、その後の活動がスムーズに進むでしょう。

【総合ランキング】

順位 書類選考で重視するポイント 回答割合
1 職務経験 66.0%
2 スキル 39.9%
3 熱意・ポテンシャル 34.6%
4 仕事の成果 24.1%
5 仕事で工夫・努力したこと 16.9%
6 資格 15.1%
7 外見・第一印象 14.6%
8 志望動機 12.2%
9 自己PR 8.9%
10 語学力 8.0%
11 学歴・学生時代の研究内容 3.8%
順位 面接で重視するポイント 回答割合
1 職務経験 52.1%
2 熱意・ポテンシャル 41.8%
3 スキル 30.0%
4 外見・第一印象 22.7%
5 仕事で工夫・努力したこと 20.3%
6 仕事の成果 20.1%
7 志望動機 16.6%
8 自己PR 16.3%
9 資格 11.5%
10 語学力 5.4%
11 学歴・学生時代の研究内容 2.9%
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業種によって、選考ポイントは異なる!?

続いて、採用企業の業種別に、選考で重視するポイントの特徴を見てみました。まず、社会人、新卒ともに人気の高い総合商社は、書類選考では「語学力」が、面接では「仕事で工夫・努力したこと」が、他の業種に比べて重視されることがわかりました。また、DODA転職人気企業ランキングで毎回上位を占めるメーカーは、書類選考、面接ともに「語学力」が他業種よりも重視され、その傾向は電気、自動車メーカーで特に強く見られました。海外市場への進出に積極的なメーカーは、語学力を持つ人材を高く評価すると考えられます。

次に、小売/外食や旅行/レジャー業界では、「外見・第一印象」や「熱意・ポテンシャル」が、他の業種に比べて重視される傾向が見られました。接客や販売など、直接消費者と接するサービス業は、対人印象やコミュニケーション力が必要とされているのでしょう。その他、金融は「仕事の成果」、建築/不動産や医療/介護は「資格」、ITは「スキル」、官公庁/学校は「学歴」が、他の業種に比べて重要視されるポイントであることがわかりました。

今回の調査結果から、「職務経験」「スキル」「熱意・ポテンシャル」は、業種に限らず選考で重視する企業が多く、伝える内容やアピール方法を十分考えた上で、書類作成や面接に臨むことが重要と言えます。さらに、業種ごとに異なる選考ポイントについては、重点的に対策を練ることで、合格の可能性が高まりそうです。また、企業の海外市場開拓の動きに伴い、応募条件に「英語」「中国語」を挙げる求人が増えていることから、将来的に「語学力」が「選考で重視するポイント」の上位に入ってくる可能性も考えられます。

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■調査概要
【調査対象】直近1年間で正社員の中途採用活動を行った企業の採用担当者、および人事担当者
【調査地域】北海道、関東(埼玉・千葉・東京・神奈川)、東海(静岡・愛知・岐阜・三重)、関西(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)、九州(福岡)
【調査手法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査
【実施期間】2010年12月16日 〜 2010年12月22日
【有効回答数】2,760件
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