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連載 ホンネの転職白書 2022.5.23更新

リモートワークでモチベーションが低下?パフォーマンスが発揮できない?原因と対策を解説【オンライン仕事の実態調査】

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コロナ禍でリモートワークやテレワーク、Web会議などオンラインで仕事をする機会が増えてきました。それに伴い、モチベーションやパフォーマンスの低下、上司や同僚・取引先との信頼構築の難しさなど、オンラインならではの困りごとに直面している人も多いのではないでしょうか。

この記事ではdodaが社会人5,037人へ実施した「オンライン仕事の実態調査」の結果をご紹介。さらに調査結果をもとに“オンライン仕事”で生まれた課題の原因と対策について、『オンライン採用 新時代と自社にフィットした人材の求め方』などを著書に持つ伊達洋駆さんに解説していただきました。

コロナ禍で加速した多様な働き方。オンライン化による弊害とは?

コロナ禍をきっかけにリモートワークやWeb会議が普及しました。変わらずオフィスに出社している人も、仕事相手がリモートワークで働いていたりと、何かとオンラインでコミュニケーションを取る機会が増えているのではないでしょうか。オンライン化で便利になった一方で、これまでになかった新たな悩みも生まれていることが、今回の調査結果から見えてきました。

約54%の人が働き方に変化を実感。「モチベーション低下」「パフォーマンス低下」への課題も

Q1.コロナウイルスの感染拡大の前と現在で、働き方に変化を感じていますか?

コロナ前後の意識調査/グラフ

同調査によると、2022年1~2月の働き方について、「コロナウイルスの感染拡大の前と現在で、働き方に変化を感じていますか?」の問いに対し、半数以上の53.9%の人が「はい」と回答

また、「はい」と回答した人を企画・管理系や販売・サービス系、技術系など10の職種別に集計したところ、働き方の変化を感じている人は「IT・通信」(65.1%)が最多で、次いで「営業」(56.9%)、「クリエイティブ」(56.2%)の順に多い結果になりました。

Q2.どんな変化を感じていますか?(複数回答)(Q1で「はい」と答えた人)

感じている変化 割合
リモートワークやテレワークで働くようになった 57.6%
オンラインやメール、電話での商談が増え、取引先の人と直接会う機会が減った 35.7%
対面よりも、オンラインやメール、電話などで上司や同僚と対話することが増えた 27.0%
出社していても社内のコミュニケーションが希薄になった 24.3%
就業日数や就業時間が変化した(仕事が減った) 16.3%
就業日数や就業時間が変化した(仕事が増えた) 14.9%
担当する業務が変わった 12.4%
その他 2.0%

働き方の変化の内訳は、「リモートワークやテレワークで働くようになった」(57.6%)が最多

次いで「オンラインやメール、電話での商談が増え、取引先の人と直接会う機会が減った」(35.7%)、「対面よりも、オンラインやメール、電話などで上司や同僚と対話することが増えた」(27.0%)など、社内・社外を問わず非対面でのコミュニケーションが増加していることが分かりました。

Q3.オンラインでの仕事や働き方で、不安や困難、不満に感じることはありますか?(複数回答)(Q1で「はい」と答えた人)

不安や困難、不満に感じること 割合
仕事へのモチベーションが維持できない/やる気が出ない 31.5%
オンとオフの切り替えが難しい 23.3%
閉塞感や孤独を感じる 22.8%
上司や同僚、取引先と信頼関係を築きにくくなった 18.4%
仕事の全体像がつかみづらくなった 17.7%
仕事のパフォーマンスが落ちた/効率が下がった 16.1%
働く環境にストレスを感じる(作業環境、通信環境など) 15.1%
人事評価に不満がある/仕事への評価が分かりづらくなった 13.5%
誤解や勘違いなど、ミスコミュニケーションが増えた 12.2%
仕事の進め方に自信が持てない 11.9%
上司や同僚に話しかけづらい/相談ができない 10.9%
その他 0.5%
特に不安や困難、不満はない 14.6%
オンラインでの仕事・働き方は行っていない 8.5%

このようなオンラインの働き方への変化に伴い、「仕事へのモチベーションが維持できない/やる気が出ない」(31.5%)と悩む人は少なくないようです。

それだけではなく、「オンとオフの切り替えが難しい」(23.3%)、「閉塞感や孤独を感じる」(22.8%)、「上司や同僚、取引先と信頼関係を築きにくくなった」(18.4%)、「仕事の全体像がつかみづらくなった」(17.1%)、「仕事のパフォーマンスが落ちた/効率が下がった」(16.1%)の回答が挙がるなど、オンラインでの仕事や働き方は、業務の質から人間関係に至るまでさまざまな課題を浮き彫りにしました。

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誰もが“オンライン仕事”の当事者に。新しい時代に求められる能力とは?

上述の調査結果を踏まえて、伊達洋駆さんは「すべてのビジネスパーソンに今、“オンライン仕事力”が求められている」と話します。

「コロナをきっかけにリモートワークを強いられた人は多いですが、たとえコロナが収束しても完全に元通りの働き方には戻らないでしょう。なぜなら、オンライン化したことで移動時間が短縮できたり、気軽につながれたりと、便利なことも増えたからです。今後もオンラインでの仕事は避けられないことを考えると、早急に“オンライン仕事力”を磨く必要があります」

さらに伊達さんは、オンラインとオフラインが混在した働き方が主流になることを踏まえて「オンラインとオフラインでは、求められるスキルや有効な仕事の仕方が違う」と指摘します。

「お互いが同じ場所で働いていたこれまでは、身ぶり手ぶりや雰囲気などの非言語情報でもコミュニケーションが取れていましたが、オンラインではそれが伝わりづらい。ですから、非言語情報を補うためにやりとりの工夫が必要なんです」

これまでと同じ働き方・仕事の仕方ではうまくいかないことも増えていきます。だからこそ今、“オンライン仕事力”を身につける必要があるようです。

ビジネスパーソンに求められる“オンライン仕事力”とは

これからの時代に不可欠な“オンライン仕事力”とは、いったいどのような能力を指すのでしょうか。ここでは、オンライン仕事力を構成する5つの代表的な能力を紹介します。

  • 伝達力(情報を言語化して正しく伝える力)
  • 信頼構築力(業務がスムーズに進むよう関係性を築いていく力)
  • 業務推進力(ほかの人と一緒にコミュニケーションを取りながら成果を上げていく力)
  • モチベーション維持力(仕事へのやる気や意欲を自分自身で維持する力)
  • 協働力(オンラインでも効率的かつ生産的に働く力)

モチベーションやパフォーマンスが上がらない… 原因と対策は?

「オンライン仕事の実態調査」で不安や困難、不満を感じている人が多かったのは、なかでも、④の「モチベーション維持力」に関する悩み。

「モチベーション維持力」が足りていないと感じている人が多い原因を、伊達さんは、「オンラインだと“学び”が生まれにくいのでモチベーションが高まりづらい。さらに、モチベーションが低いと同じようなミスを繰り返してしまうので、さらなるモチベーション低下につながるという悪循環が生まれるから」と指摘します。

このモチベーションに関する悩みへの対策として、伊達さんが提案するのは「ほかの人の意見を積極的に聞きにいく」「仕事仲間とお互いにフィードバックし合う」という2つのアクション。

「オンラインで学びが得られにくいことでモチベーションが下がるのであれば、学びが生まれるようにしましょう。そのためには、仕事の過程で何を学んだか振り返ったり、ほかの人の意見を聞いたりすることが大切です。
また、あなた自身がやる気を与える存在になれば、周りの人も触発されてモチベーションが上がるはず。チーム全体に良い影響を与える人として感謝され、さらなるモチベーションアップにつながるはずです」

また、オンラインでの働き方で「仕事のパフォーマンスが落ちた」「効率が下がった」などの回答への対策には、「『業務推進力』を高めることで、パフォーマンスが上がり効率良く働ける」と伊達さんは続けます。

「例えばアイデアを出したりブレストしたりする作業なら、リアルよりオンラインのほうが適しています。
その後のアイデアや意見をすり合わせる作業は、リアルで行うと良いでしょう。もし、オンラインで行おうとしているなら、少人数に絞ったWeb会議で合意を取るようにすると効率が上がるでしょう」

ほかにも、なんとなく「これはリアルで話し合ったほうがいい」「リアルのほうがパフォーマンスを発揮できる」と思い込んでいる業務にも、実はオンラインで行ったほうが効率の良いケースはたくさんあるのだそう。

オンライン・オフラインそれぞれに適した仕事の仕方を知っておくことが、パフォーマンスを維持するためには大切ですので、まずは自分が今どのような仕事のやり方をしているのか、一度振り返ってみる必要がありそうです。

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dodaの「オンライン仕事力診断」では、先述の5つの能力が、今のあなたにどれくらい備わっているのか診断することができます。さらに、オンラインでの仕事における自身の強みや弱みを把握できるだけでなく、それぞれの能力を伸ばして効率的に働くための具体的なアドバイスも紹介しています。

これからの時代を生きるすべてのビジネスパーソンに必要な“オンライン仕事力”を、この診断を通じて高めていきましょう。

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調査概要

【対象者】22歳~59歳の男女

【雇用形態】正社員

【調査手法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査

【調査期間】2022年2月18日~2月25日

【回答人数】5,037人

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