本記事でご紹介するのは、前職で行政書士法人でコンサルタントとして活躍していた張夢卉さんの転職体験談です。転職活動を経て経営コンサルティングファームに入社した張さんは、自身の転職活動について「キャリアアドバイザーと協働で取り組む、ビジネスプロジェクトのようだった」と語ります。
選考中の企業へビジネスプランを提案するなど、ユニークな転職活動を展開した張さん。キャリアアドバイザーとの出会いから始まった転職活動と、転職活動を経たご自身の成長について伺いました。
Profile
張 夢卉(ちょう・ゆめ)さん
早稲田大学大学院(博士課程)で日本語教育学の研究に従事した後、大手行政書士法人にコンサルタントとして入社。転職活動を経て、2026年より現職。趣味はダンスで、所属するダンスチームで動画投稿活動にも取り組む。
転職前
- 業種
- 行政書士法人
- 職種
- コンサルタント
- 企業規模
- 約100人
転職後
- 業種
- 経営コンサルティング
- 職種
- コンサルタント
- 企業規模
- 約800人(上場)
お客さまとの「共創」に取り組みたい。専門性の壁を越える決意
- はじめに、これまでのキャリアと転職を考えたきっかけを教えてください。
-
大学院(博士課程)を出て以降、大手の行政書士法人で働いていたのですが、そこでの仕事に限定されない、より幅広い業務にチャレンジしたいと思ったことがきっかけです。
私は大学院の博士課程で日本語教育学の研究をした後、行政書士法人に入職。コンサルタントとして、クライアントが直面している課題や事業計画から必要な行政手続きを提案したり、公的機関とも連携しながら許認可に必要な書類の作成支援を行ったりと、「行政対応の専門家」としてお客さまの課題解決に取り組んでいました。
国内外の芸能系のお客さまを複数社担当しており、その課題解決に携わる仕事はとてもやりがいがあるものでした。
ただ行政書士法人の仕事は、深い専門性があるものの業務の幅が広いとは言えず、その役割だけではお客さまの事業成長へ大きく貢献するのが難しい場合もあります。行政書士法人の枠を最大限に活用した課題解決の提案もしていたのですが、業務の優先度を考慮した結果、なかなかそれに取り組めないことも少なくありませんでした。
そういった壁にぶつかる中で、業務の中で関われる範囲を広げる道を考えるようになりました。お客さまと「共創」できる関係をつくり、ともに課題解決に取り組めるパートナーになりたい、と思うようになったんです。
しかしながら、自分が築き上げたお客さまとの関係性を手放したくない気持ちもあり、転職に向け、なかなか次の一歩を踏み出せない時期が続きました。一歩踏み出せたのは、ある女性アイドルグループの20周年コンサートがきっかけです。
担当していたお客さまから招待いただいたコンサートだったのですが、困難があっても前を向き、「最高の姿」を更新し続ける彼女たちの姿を見て、ふと「今の関係に固執してしまうのは、自分の弱さなのでは?」と思ったんです。彼女たちの姿から背中を押されて、「私もチャレンジしなければ」と転職する決心をしました。
- 転職活動にあたって、どのような目標を立てたのでしょうか?
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これまでのキャリアで身につけた課題解決力を活かせる道で、転職を考え始めました。
行政書士法人の仕事では関わる範囲が限られていることが悩みだったので、より幅広くお客さまの課題解決に携われるコンサルタント職に就くという目標を定め、転職先を探し始めました。
初回から心を開いて話せた、dodaキャリアアドバイザーとの出会い
- 転職活動のスタート時に行ったことを教えてください。
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いくつかの転職支援サービスに登録し、転職活動を始めました。
実は、最初の時期はdodaの利用は考えていませんでした。しかし少し前に転職した知人から「dodaはキャリアアドバイザーが親切だった」と薦められたので、私も登録してみよう、と思ったんです。
結果として、そこでお会いできたdodaの女性キャリアアドバイザーの方に、転職活動の始まりから終わりまでとてもお世話になりました。最初からとても真摯にご対応いただき、彼女の協力のおかげで、満足いく転職活動ができたと言っても過言ではありません。
- そのキャリアアドバイザーの、どのような対応が印象に残っていますか?
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まず思い出すのは、初回の面談です。私が転職したい理由や条件、課題の掘り下げといった必要な話はもちろん、キャリアアドバイザーの方がご自身の話をしてくれたのがとてもうれしかったのを覚えています。
私は中国で生まれた後、幼いころから日本で生活しています。そして、そのキャリアアドバイザーの方も幼いころに中華圏で育った経験があるなど、私と似た経歴をお持ちでした。
そして来歴に関わるお話だけでなく、普段の仕事の話や女性のキャリア、転職をするときの悩みなど、ご本人が感じているお話をたくさんしてくださったんです。相手の思いを聞けて、私も心を開いて話すことができました。
この初回面談を経て、キャリアアドバイザーの方に対して「なんてプロフェッショナルな方なんだ!」と感動してしまって。
私が思う「プロフェッショナル」とは「自己開示をしながら、対話相手と良いパートナーシップを築ける人」のこと。前職のお仕事でも、お客さまの本音をいかに引き出せるかはコンサルタント次第でした。お客さまのパートナーとして信頼できる関係性になることが、理想とする「プロ」のあり方だと思っています。
そしてそのキャリアアドバイザーの方の私に対する向き合い方は、プロフェッショナルそのものでした。彼女のビジネスパーソンとしてのあり方に感銘を受け、「この方と一緒にがんばりたい」と思えたのは、とても幸運なことでした。
加えて、女性だからこそ感じるキャリアの悩みや不安を、キャリアアドバイザーの方がしっかり聞いて受け取ってくれたことも、安心して転職活動を進められる大きな安心材料になりました。
転職活動はビジネスプロジェクトに取り組んでいる感覚だった
- 転職活動は、具体的にどのように進めていったのでしょうか?
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初めての転職活動で何から始めるべきか分からず、キャリアアドバイザーの方からフォローを受けながら、履歴書や職務経歴書を作成していきました。私が作った書類は内容がシンプルだったので、より深く伝わるような書き方にするための具体的なアドバイスをもらえてありがたかったです。
また、私は中国籍なので、日本で働き続けるため在留資格を申請しなければなりません。申請にあたっては、勤務先の企業にも協力してもらう必要があります。大きな手間がかかる手続きではありませんが、応募先の企業に不安を与えないよう、在留資格に関わる申し送り事項の文面も相談しながら内容を整えていきました。
キャリアアドバイザーの方とは、選考が本格的に始まって以降も週に1回ほど、電話で連絡を取り合っていました。企業との面接があった日は、面接が終わったらすぐに企業に電話を入れてフォローしてくれていたようです。
- 転職活動の中で、大変だったエピソードはありますか?
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転職活動の開始当初、書類選考が通らないことが数回続きました。専門性の高さゆえに、「行政書士法人のコンサルタント職」としての仕事内容が十分に伝わらず、行政対応の枠を超えた実務経験が足りない、と判断されたのではないかと思っています。
不採用が続くと、どうしてもネガティブな気持ちになってしまうのですが…。うまくいかない時期も、キャリアアドバイザーの方が「よくあることですよ」と励ましてくれて、気持ちを立て直せました。当時の心の支えになった会話は、今でも鮮明に覚えています。
その後も転職活動を続け、「行政との交渉経験があるコンサルタント」を求めている企業との出合いがあり、そこから内定をいただくことができました。
- 内定を得た企業の選考過程では、dodaキャリアアドバイザーからどのような支援があったのでしょうか。
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一次面接を通過し、二次面接に向けた準備の中で、「次の面接に向けて、志望動機書を作ってみては?」とキャリアアドバイザーの方からご提案いただきました。そこで、その企業に向けた志望動機書と一緒に、これまでに培った経験から「入社後、私が実現できるビジネスプラン」を立案、企画書として提出したんです。
提案したビジネスプランは、行政書士法人の仕事で得た芸能系ビジネスの知見と応募先企業の事業とを掛け合わせたもの。キャリアアドバイザーの方にも、「感動しました!」と感想をいただきました。うれしさと、次の選考に向かう前に大きな自信を持てたのを覚えています。
- ご自身の転職活動を振り返って、感じたことをお聞かせください。
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転職活動というよりも、キャリアアドバイザーの方と協働で、新しいビジネスプロジェクトに取り組んでいる感覚でした。プロフェッショナルの仕事を間近で目にしてたくさんの刺激を受ける、クリエイティブな時間だったと思います。
たとえ転職先が今の会社でなかったとしても、価値のある転職活動だったと、胸を張って言える経験になりました。
新しい世界を切り開くため、人との出会いを大切にしてほしい
- 転職して、どのように環境が変わりましたか? 現在のお仕事について教えてください。
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仕事で未経験の領域に取り組むようになり、今はマーケティングを勉強している真っ最中です。
経営やマーケティングなど、幅広い視点を身につけるのは大変です。しかし自分が望んでいたコンサルタント職の業務なので、毎日楽しく働くことができています。年収はやや下がったものの、前職より規模の大きな組織で自分のフィールドを広げられそうな期待があり、とても満足しています。
また、転職をきっかけに「チームで価値を生み出す」意識がより一層高まったと思っています。転職活動中、キャリアアドバイザーの方とチームで転職活動に取り組んだ経験が、価値観を深めるきっかけになったのかもしれません。
- 最後に、これから転職活動を始める皆さんへメッセージをお願いいたします。
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転職活動は、自分の意志を持つことが最も大切だと思っています。
前職時代の経験ですが、「コンサルタントが何とかしてくれる」という姿勢のお客さまとのプロジェクトは、お互いの意識がすれ違い、一方的なお仕事になってしまう場合も少なくありません。これは、転職活動でも同じ。キャリアアドバイザーに任せきりにするのではなく、「一緒に進めていく」気持ちで取り組んだほうが、望む結果が得やすくなるはずです。
もうひとつ、転職活動では出会いを大事にしてほしいです。私が好きな言葉に、「セレンディピティ」というものがあります。「偶然によって生まれた幸運」を意味する言葉で、人との出会いやそこで育む関係性は、人生のギフトなのではないでしょうか。
ほかの人と関わって、人はより創造的になれます。そして、出会いが新しいチャンスを持ってきてくれて、それが次につながっていく。不安なこともたくさんありますが、転職活動とは「新しい人生の扉を開けるチャレンジ」です。その一大プロジェクトに「誰と一緒に取り組むか」も、とても大事なことなのだと思っています。
文=御代 貴子/写真=舛元 清香/編集=伊藤 駿(ノオト)
\担当キャリアアドバイザーの視点/
上田 朱莉
(うえだ あかり)
dodaキャリアアドバイザー
高い専門性と交渉スキルを活かし、なりたい像から逆算したキャリアの実現へ
張様が大切にされている「人とのつながり」への思いに深く共感し、その価値観とスキルが活きる場として、地方創生や雇用創出に関わるコンサルティング職をご提案しました。選考難易度も考慮し、毎週のお電話で面接対策や振り返りを実施。将来のなりたい像から逆算したキャリアも一緒に検討させていただきました。その結果、行政との交渉経験と前向きなお人柄が高く評価され、第一志望企業から内定を獲得されたときは、自分のことのようにうれしかったです。
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自分らしいキャリアの形は、人それぞれ。もし今、キャリアについて考えを整理したい、次の一歩に迷っていると感じたら、一人で抱え込まず、転職活動のプロであるdodaのキャリアアドバイザーに相談してみてください。自分らしい働き方がすでに見えている方も、それを実現するためにどんな選択肢があるのか、一緒に考えることができます。
あなたにとって納得できるキャリアの実現に向けて、dodaのキャリアアドバイザーが伴走
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