本記事でご紹介するのは、前職でIT企業のセキュリティエンジニアとして働いていた、T.Iさんの転職体験談です。
エンジニアとしてのキャリアは社内SEから始まり、その後セキュリティ分野のエンジニアへキャリアチェンジ。今回、さらに幅広いお客さまを支援したいという思いの下、よりご自身の専門性を高められる希望の企業への転職を実現しました。
新しいフィールドに立ち始めたばかりのT.I さんに、一連の転職活動を振り返っていただきました。
Profile
T.Iさん 30代前半/男性
30代前半
大学卒業後に大手ホテルへ入社し接客業務に従事。その後、人材会社の社内SE、SIerの客先常駐スタッフとしてクライアントの社内システムの保守・運用業務を経て現職。
転職前
- 業種
- SIer
- 職種
- インフラエンジニア
- 企業規模
- 500〜1,000名
- 役職
- 主任
転職後
- 業種
- SIer
- 職種
- インフラエンジニア
- 企業規模
- 10,000名以上
- 役職
- 主任
異業種から社内SE さらにITエンジニアの専門性を高める転職へ
- はじめに、これまでのキャリアと転職を考えたきっかけを教えてください。
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大学卒業後、大手ホテルに就職しました。大学で情報技術を学んでいたのでシステムに関わる企業と迷ったのですが、アルバイトでやっていた接客業がとても好きだったのと、「ホテルにもIT部門がある」と聞いて、入社を決めたんです。
入社後はホテルのフロント業務をしていたのですが、現場の仕事は思った以上にハードで。接客を担当する部門からIT部門に行く人はほとんどおらず、異動も想像をはるかに超える難しさだと分かり、社会人2年目で転職を決意しました。
2社目で選んだ仕事は人材会社の社内SEです。志望していたITの仕事ということもあり、やりがいを持って働いていました。
しかし社内SEである以上、勤め先の業務を超えた技術に触れる機会はなかなかありません。3年間働く中で、より幅広いスキルを身につけたい、と考えるようになりました。ITエンジニアとしてのキャリアを切り開くためには、IT企業で働きたい、と思ったんです。
そこで再び転職し、3社目ではSIerへ入社。客先に常駐して、お客さまの社内システムの運用と保守管理をする仕事に就きました。
後に自分の専門となるセキュリティ分野に携わるようになったのはここからです。業務で得られる知識だけでは不十分だったので、自分でも勉強し、サイバーセキュリティ分野の国家資格である「情報処理安全確保支援士」などの資格を取りました。
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この会社では、入社から転職するまで、ずっと1社のお客さまの元に常駐していました。人間関係にも恵まれやりがいもあったのですが、次第に自分の成長スピードが緩やかになっていると感じるようになってしまって。
3年ほど勤める中で、「常駐」という形で1社へ支援するのではなく、より多くのお客さまに対して価値提供をする働き方をしたいと思うようになっていたんです。それができる部門への異動願も出していたのですが、なかなか実現せず…。キャリアという観点でも社会貢献という意味でも「もっと多くの会社を支援できたら」と、ぼんやりと転職を考えるようになりました。
- T.Iさんは、今回の転職でもセキュリティに関わる仕事を選ばれています。この領域でキャリアを続けようと思った理由を教えてください。
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ITセキュリティは、平時はなかなか注目されないものです。しかしシステムが攻撃を受けると、普段やっている「当たり前の業務」すらできない状況になってしまう。企業経営でも社会生活を送る上でも、セキュリティは欠かせないものであると強く感じるようになりました。
システム対策をどれだけ頑張っても、攻撃を完全に食い止めることはできないかもしれません。それでも、深刻な社会課題ともいえるサイバー攻撃を防ぐことにチャレンジしたい。そのために、今後もこの分野で専門性を磨いていきたいと考えました。
「いったん相談してみよう」から、転職が選択肢に
- 転職にあたって、dodaに登録した理由を教えてください。
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過去の転職でも毎回dodaを使っていたので、ほかのサービスを使うことは考えませんでした。
今でも印象に残っているのが、最初に転職したときの出来事です。当時は社会人1年目だったのですが、入社して間もないのに転職活動をしていることに、若干の後ろめたさを感じていて…。家族や友人など、身近な人には相談できずに転職活動をしていました。その中で、唯一気持ちを話せる相手がキャリアアドバイザーだったんです。
- 今回の転職活動は、どのように進めたのでしょうか?
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実は、今回dodaに登録したのは「転職するかどうか」すら、はっきり決めていないタイミングでした。
SIerに勤めながらこれからの働き方をぼんやりと悩み始めていた時期で、「いったん相談してみよう」という気持ちだったと思います。初回の面談でそれを伝えると、キャリアアドバイザーの方も「ほとんどの人が、そんな状態でいらっしゃいますよ」と言ってくれて安心しましたね。
そのときのキャリアアドバイザーの方は、私の考えを聞いてただ肯定するだけではなく、認識を正すべきところは指摘をし、ホテル業界からIT業界への転職を実現するために惜しみない支援をしてくれました。
孤独な気持ちを抱えながらの転職活動だったので、本当に心強かったですね。そのときの記憶が鮮明に残っていて、以降の転職でもずっとdodaを活用しています。
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しかし、その後のキャリアアドバイザーの方との相談を通して、たくさんの気づきを得ました。その結果、今の自分に必要なのは「ITエンジニアとして、どのようなキャリアを描いていきたいか」を考えることで、「転職」もそのうちのひとつの選択肢である、と思うようになったんです。
このときまでは自分のキャリアについて深く考えたことがなく、自分がしてきた経験にどれだけの価値があるか分かっていない状態でした。そこでキャリアアドバイザーの方と相談をしながら、自分が市場でどのように評価されるかを探っていきました。求人情報を紹介してもらうことも、客観的な自分の状況を把握するのにとても役立ったと思います。
- キャリアアドバイザーとの相談で、印象に残っていることを教えてください。
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職務の棚卸しをする中で、これまでのキャリアを振り返りながら、「転職に至るまでのストーリー」を一緒に考えてくれたことです。
私は、2社目と3社目をそれぞれ3年程度で退職しています。自分の中では十分な理由があっても、企業からは「次も同じぐらいの期間で辞めてしまうのでは?」と思われるかもしれないな、と。これが大きな懸念点だったので、選考へ進むにあたって「なぜ3回目の転職をするのか」の伝え方を考える必要がありました。
そんな不安を相談したところ、キャリアアドバイザーの方から「T.Iさんは、転職を通して、着実にステップアップをしている方ですよね」と言われたんです。
エンジニアのキャリアを歩み始めた2社目は、ユーザーサポート。次の3社目でシステム運用とセキュリティを経験し、「その経験を受け、さらに上流工程を目指すために今回転職をする」と、私自身も納得感のあるストーリーを示してくれました。
このストーリーで、自分のこれまでのキャリアを、自信を持って語れるようになったんです。マイナスだと思っていた転職回数をプラスに解釈できただけでなく、「自分はステップアップしているんだ」と、その過程を意味のあるものとして考えられるようになりました。転職活動に向けて前向きな気持ちになれたと思います。
そして相談を通して、エンジニアとして今後目指していくキャリアの方向性を、具体的に考えられるようになったことが非常に大きな収穫でした。経験値とスキルが整理できたことで、今後やりたいことが明確になったんです。結果、転職活動前には想像もしていなかった、ステップアップがかなう環境に転職することができました。
半信半疑で応募した大手企業からの内定獲得
- T.Iさんは、前職よりも規模の大きい大手企業に入社されています。選考の様子を教えてください。
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応募のきっかけは、キャリアアドバイザーの方からの紹介でした。
私がさらにステップアップするための選択肢を示してくれたのだと思うのですが、その応募先は誰もが知っているような大手企業。募集要項の「必須スキル」は満たしていたものの、応募時点では「せっかく紹介してくれたし、書類を提出してみるか」という気持ちだったというのが正直なところです。
その後、書類選考を通過し、一次面接を通過し…と選考が一歩ずつ進んでいくにつれ、身が引き締まる思いになっていきました。その過程で、自分のキャリアに対して自信が芽生えるとともに、転職意思が固まっていったのを覚えています。
- 転職にあたって、条件面で意識していたことはありますか?
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「さまざまな業種・業態・規模のお客さまと接点があり、その課題解決に上流から携われる企業である」ことは重視したいなと思っていました。また、年収は上げたいとは思っていたものの、企業規模にはこだわりはありませんでした。
- 今回の転職活動で、印象に残っている出来事はありましたか?
面接予定日に仕事でトラブルが起きてしまって、結果的にその日程を急きょキャンセルしてもらったことがありました。不可抗力の出来事だったのですが、そのときは「なんてことをしてしまったんだ」と落ち込んで、ここから採用面接はもう受けられないだろう、と思っていたんです。
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しかし後日、状況をキャリアアドバイザーに相談したところ、応募先とコミュニケーションして改めて面接を受けられるように調整をしていただけました。
キャリアアドバイザーの方に感謝を伝えると「こういう対応をするために、私たちがいますから」と。自分ではどうしようもないときや、一番困ったときに手厚くサポートをしてくれて、とても安心したのを覚えています。
転職を迷う人こそキャリアアドバイザーに相談してほしい
- キャリアアドバイザーによるサポートで、Iさんが特にうれしかったことを教えてください。
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特に助けられたのが、職務経歴書の添削でしょうか。転職に至るストーリーをともに考えられただけでなく、自分では気づいていなかった部分が転職市場ではプラスに働くことが分かりました。
もうひとつ、dodaのキャリアアドバイザーは私に合わせた求人情報を紹介してくれることも、とても大きなサポートになりました。膨大な求人情報から、自分に合うものを探すのは大変な労力がかかるものです。相談した内容をベースに、自分の代わりに自分にフィットした求人を探してくれるのはありがたい支援でした。
加えて、求人情報で分からないことがあった場合、その内容を企業へ確認できることキャリアアドバイザーのサポートを受ける大きなメリットだと思います。直接応募の場合、選考プロセスや福利厚生などで気になることがあっても、なかなか企業へ質問しにくいですよね。
ほかにも、求人検索、キャリアの棚卸し、書類作成、面接の準備、スケジュール調整など、転職活動のあらゆることでキャリアアドバイザーの方のお世話になりました。本業の仕事をしながら転職活動をするなら、そのサポートに助けられる場面も多いと思います。
- 転職を検討している人へ、何かアドバイスはありますか?
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おすすめしたいのが、「キャリアアドバイザーを全力で頼ること」。転職しようか悩んでいるなど、自分では決めきれない状況である人ほど、誰かに相談するのがいいと思います。キャリアアドバイザーの方も「転職する決断をしていない人からの相談も多い」と言っていましたし、きっと頼られることを期待しているはずです。
とはいえキャリアの相談を、プロではない、身近な人にする方も少なくないかと思います。もちろんそれが良い場合もありますが、私はキャリアアドバイザーに相談したおかげで、自分の経験やスキルが市場でどう評価されているのかが分かりました。
今後どのようなキャリアを歩んでいきたいかを明文化するためにも、プロに話を聞いてもらうのは、キャリアの棚卸しをする良いきっかけになると思います。
- 最後に、新しい仕事に就いたばかりかと思いますが、今後の展望を教えてください。
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今はまさに自分が担当する業務が具体的に見えてきた段階で、とてもワクワクしています。今後、セキュリティエンジニアとして多くのお客さまに接する中で、自分のやりたいことがより固まっていくことを期待しています。これから、それを楽しみに働いていきたいと思います。
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文=御代 貴子/写真=舛元 清香/編集=伊藤 駿(ノオト)
\担当キャリアアドバイザーの視点/
清水 宏将
(しみず こうすけ)
dodaキャリアアドバイザー
キャリア価値観を言語化し、自分らしい選択軸を確立。主体性と成長意欲が企業から高評価
転職活動当初は、「今の会社に大きな不満はないものの、何となく新しいことに挑戦したい」というお気持ちからのスタートでした。ご本人が感じていたもどかしさを整理しながら価値観や強みを言語化する中で、キャリアの方向性や判断軸が明確になっていったことが印象的でした。その結果、自信を持って選考に臨めるようになり、企業からは主体性やコミュニケーション力、継続的な自己研鑽の姿勢が評価され、ご自身が最も魅力を感じていた企業への転職につながりました。
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自分らしいキャリアの形は、人それぞれ。もし今、キャリアについて考えを整理したい、次の一歩に迷っていると感じたら、一人で抱え込まず、転職活動のプロであるdodaのキャリアアドバイザーに相談してみてください。自分らしい働き方がすでに見えている方も、それを実現するためにどんな選択肢があるのか、一緒に考えることができます。
あなたにとって納得できるキャリアの実現に向けて、dodaのキャリアアドバイザーが伴走 します。
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