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天職とは?意味・条件・見つけ方を5,000人調査データで解説

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天職とは、単に向いている仕事というだけでなく、自分が納得して続けられる仕事のことと捉えられます。ただし、解釈が人によって分かれがちで、それゆえに天職の見つけ方などもさまざまな情報があります。この記事では社会人5,000人を対象にした調査データをもとに、天職の意味や条件、見つけ方などを解説します。

この記事のまとめ

  • 「天職に出会ったことがある」と感じている人は41.2%
  • 天職の意味は「やりがい(26.9%)」や「自分らしさ(21.1%)」などに分かれ、解釈に幅がある
  • 天職に出会った人は、業界研究や異動希望、副業など能動的な行動を経験している傾向が見られる
  • 天職が見つからなくても問題なく、今の仕事を続ける中で天職になるケースもある

天職に出会ったと感じる人はどれくらい?

dodaの調査では、「これまでの仕事の中で「これは天職かも」と思えたことはありますか?」という問いに対し、「ある」「どちらかといえばある」と回答した人は41.2%でした。一方で、半数以上の人は天職に出会えたとは感じていないものの、現在の仕事を続けています。この結果から、天職に出会う人は一定数いる一方で、多くの人が必ずしも天職と感じられる仕事に就いているわけではないことが分かります。

天職に出会ったことがあるかという質問に対する回答のグラフ。ある/どちらかといえばあると回答した人の割合は41.2%天職に出会ったことがあるかという質問に対する回答のグラフ。ある/どちらかといえばあると回答した人の割合は41.2%
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表:「これまでの仕事の中で「これは天職かも」と思えたことはありますか?」(単一回答)の回答詳細
項目 全体
ある 13.2%
どちらかといえばある 28.0%
どちらかといえばない 21.5%
ない 32.1%
分からない 5.1%

天職の意味・定義

「あなたが思う『天職』の意味に最も近いものはどれか」という質問に対し、「好きで続けたいと思える仕事(やりがい重視)」の回答が最多で26.9%でした。ただし、続く回答として「自分らしさを活かせる仕事(価値観・性格一致)」(21.1%)、「条件も(収入/はたらき方/人間関係)含めて総合的に合う仕事」(18.1%)、「得意で成果を出しやすい仕事(適性・スキル重視)」(18.1%)などが挙がっており、天職の意味をどのように解釈するかは人それぞれで、個人の価値観やこれまでの経験によって解釈が分かれると考えられます。

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「天職」の意味に最も近いものを尋ねた際の回答のグラフ。最多は「好きで続けたいと思える仕事(やりがい重視)」で26.9%。「天職」の意味に最も近いものを尋ねた際の回答のグラフ。最多は「好きで続けたいと思える仕事(やりがい重視)」で26.9%。
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表:「あなたが思う「天職」の意味に最も近いものはどれですか?」(単一回答)の回答詳細
項目 全体
好きで続けたいと思える仕事(やりがい重視) 26.9%
自分らしさを活かせる仕事(価値観・性格一致) 21.1%
条件(収入/はたらき方/人間関係)も含めて総合的に合う仕事 18.1%
得意で成果を出しやすい仕事(適性・スキル重視) 18.1%
社会や誰かの役に立っている実感が強い仕事(意義重視) 8.5%
分からない/考えたことがない 7.1%
その他 0.1%

年代別に見る「天職の捉え方」の傾向

年代別に天職の捉え方を見ると、一定の傾向が見られます。どの年代にも共通しているのは「好きで続けたい仕事(やりがい重視)」や「自分らしさを活かせる仕事(価値観・性格一致)」が天職であると捉える割合が一定の支持を集めていることです。

また、「収入やはたらき方、人間関係などの条件(収入/はたらき方/人間関係)も含めて総合的に合う仕事」が天職であると捉える割合は、20代で最も高く、年代が上がるにつれてやや低下する傾向があります。

一方、年齢を重ねるにつれて、条件面そのものよりも「納得して続けられるか」「自分に合っているか」といった感覚を重視する人が増える傾向も見られます。こうした違いは年齢そのものによる変化というより、ライフステージや置かれている状況の影響が大きいと考えられます。

「天職」の意味に最も近いものを尋ねる質問に対する、年代別の回答割合のグラフ。「収入や働き方、人間関係などの条件も含めて総合的に合う仕事」」の回答は年代別でやや差が見られ、20代:23.3%、30代:19.7%、40代以上:16.2%となっている。「天職」の意味に最も近いものを尋ねる質問に対する、年代別の回答割合のグラフ。「収入や働き方、人間関係などの条件も含めて総合的に合う仕事」」の回答は年代別でやや差が見られ、20代:23.3%、30代:19.7%、40代以上:16.2%となっている。
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表:年代別「あなたが思う「天職」の意味に最も近いものはどれですか?」(単一回答)の回答詳細
項目 20代 30代 40代以上
好きで続けたいと思える仕事(やりがい重視) 26.4% 25.1% 28.0%
自分らしさを活かせる仕事(価値観・性格一致) 21.4% 20.5% 21.3%
条件(収入/はたらき方/人間関係)も含めて総合的に合う仕事 23.3% 19.7% 16.2%
得意で成果を出しやすい仕事(適性・スキル重視) 16.6% 18.5% 18.2%
社会や誰かの役に立っている実感が強い仕事(意義重視) 6.4% 8.7% 8.9%
分からない/考えたことがない 5.9% 7.3% 7.4%
その他 0.0% 0.2% 0.1%

天職と言える仕事の条件

天職の意味・定義は人によって解釈が分かれ、実際に「天職だ」と感じるときは、好き・得意・環境など複数の要素が重なっているケースが多いと考えられます。

そこで「天職だと言える仕事の条件」についての質問に対する回答を見てみると、「好き・興味がある」(43.7%)を選ぶ人が最も多く、次いで「得意・強みを活かせる」(39.5%)が続く結果となりました。

3位・4位には「ストレスが少ない」「収入が納得できる」といった項目が並び、本人の価値観や能力だけでなく、職場環境や待遇面も重要であることが分かります。

この結果から、天職は「好き」「得意」といった個人要素だけで決まらず、はたらく環境や条件との組み合わせによって感じられやすいものだと言えるでしょう。

天職と言える仕事の状況について、複数回答ありで尋ねた際のグラフ。1位は「好き・興味」で43.7%。天職と言える仕事の状況について、複数回答ありで尋ねた際のグラフ。1位は「好き・興味」で43.7%。
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表:天職と言える仕事の条件(複数回答)の回答詳細
項目 全体
好き・興味がある 43.7%
得意・強みを活かせる 39.5%
ストレスが少ない 37.5%
収入が納得できる 37.1%
人間関係が良い 33.4%
ワーク・ライフ・バランス 29.1%
将来性・安定性 24.4%
成長実感がある 24.1%
評価/承認が得られる 23.8%
社会/誰かの役に立っている実感 23.3%
はたらき方(時間/場所)の自由度 23.3%
自分で裁量を持てる 23.0%
専門性が高められる 21.7%
仕事の目的に共感できる(企業/ミッション) 20.6%
当てはまることはない 0.6%
その他 0.1%

年代によって「重視されやすい条件」が変わることも

年代別に見ると、「はたらき方(時間/場所)の自由度」と「ワーク・ライフ・バランス」の割合に差が見られます。

「はたらき方(時間/場所)の自由度」を重視する割合は20代で29.2%だったのに対し40代以上では20.1%と9.1ポイントの差があり、「ワーク・ライフ・バランス」では20代で35.7%に対し40代以上は25.9%と9.8ポイントの差が見られました。

この結果から、若手ほど自由度の高い柔軟なはたらき方や、仕事との適切な距離感を求めていることが見受けられます。

また、40代以上が重視している指標として「得意・強みを活かせる」「自分で裁量を持てる」のポイントが高くなっており、年代が上がるにつれ、積み重ねてきた経験を活かして裁量を持ってはたらきたい人が増えていく傾向が見て取れます。

天職の条件について、年代別で差が見られた回答を抜粋したグラフ画像。働き方(時間/場所)の自由度については、20代:29.2%、30代:26.9%、40代以上:20.1%。ワーク・ライフ・バランスは、20代:35.7%、30代:32.4%、40代以上:25.9%。天職の条件について、年代別で差が見られた回答を抜粋したグラフ画像。働き方(時間/場所)の自由度については、20代:29.2%、30代:26.9%、40代以上:20.1%。ワーク・ライフ・バランスは、20代:35.7%、30代:32.4%、40代以上:25.9%。
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表:天職と言える仕事の条件(複数回答)の回答詳細
項目 20代 30代 40代以上
好き・興味がある 42.0% 44.6% 43.6%
ストレスが少ない 39.4% 40.4% 35.6%
収入が納得できる 38.8% 38.3% 36.0%
得意・強みを活かせる 37.0% 39.0% 40.3%
ワーク・ライフ・バランス 35.7% 32.4% 25.9%
人間関係が良い 35.1% 35.6% 31.8%
はたらき方(時間/場所)の自由度 29.2% 26.9% 20.1%
将来性・安定性 27.6% 25.1% 23.2%
成長実感がある 23.5% 23.5% 24.5%
評価/承認が得られる 23.5% 24.6% 23.4%
自分で裁量を持てる 21.4% 21.4% 24.1%
社会/誰かの役に立っている実感 20.7% 23.4% 23.9%
専門性が高められる 19.8% 20.6% 22.7%
仕事の目的に共感できる(企業/ミッション) 16.3% 22.1% 20.8%
当てはまることはない 0.5% 0.6% 0.6%
その他 0.0% 0.0% 0.2%

天職と適職の違い

ここまでの回答結果を踏まえると、各人にとって重要視する複数の条件を満たすことで天職だと感じられる傾向が見られます。そのため、天職と適職の違いは、適職が「自分に向いている仕事」であるのに対し、天職は「自分に向いていることに加えて、本人が納得して前向きに続けられる仕事」と解釈できます。

天職の探し方・見つけ方

天職に出会った人とそうでない人では、行動傾向に違いが見られます。もちろん天職の探し方・見つけ方は一つではありませんが、天職に出会った人ほど、それまでに複数の取り組みをしていることが調査からうかがえるので、紹介していきます。

天職にどうやって出会った?

天職に出会った経験がある人の取り組みを見ると、「業界・職種研究をした(58.0%)」「異動/職種変更を希望した(56.8%)」「副業/ボランティアなど、本業以外の活動(56.7%)」「資格/学習でスキルを広げた(56.2%)」「自己分析をした(価値観/強み整理)(54.1%)」といった回答が多く、いずれも50%を超えています。

これらに共通するのは、「調べる」「試す」「選択肢を広げる」といった主体的な行動です。単に与えられた環境や業務にとどまるのではなく、自ら動いて経験を積むことが、天職に近づくきっかけになっていると考えられます。

天職とどう出会ったかという質問に対して、出会った経験がある方の回答上位5項目のグラフ。最多は「業界・職種研究をした」が58.0%、続く回答は「異動/職種変更」「副業/ボランティア」など、能動的なアクションが上位にくる傾向が見られる。天職とどう出会ったかという質問に対して、出会った経験がある方の回答上位5項目のグラフ。最多は「業界・職種研究をした」が58.0%、続く回答は「異動/職種変更」「副業/ボランティア」など、能動的なアクションが上位にくる傾向が見られる。

天職が見つからないときは

前項で触れた「天職にどう出会ったか」という質問に対し、「特に何もしたことはない」と回答した人の内訳を天職に出会った経験別に見てみると、「天職に出会った経験がある/どちらかといえばある」と回答した人が32.4%に対し、「天職に出会った経験がない/どちらかといえばない」と回答した人は60.7%と差が見られ、行動していない人ほど天職に出会いづらいということが分かります。

天職が見つからないと感じるのであれば、まずは前項で触れた内容を参考にアクションするのが選択肢の一つです。

天職にどう出会ったかという質問において、天職に出会った経験別で「特に何もしたことはない」「天職を見つけたいと思っていない」という回答を解説したグラフ。「特に何もしたことはない」では、「ある/どちらかといえばある」が32.4%、「どちらかといえばない/ない」が60.7%。天職にどう出会ったかという質問において、天職に出会った経験別で「特に何もしたことはない」「天職を見つけたいと思っていない」という回答を解説したグラフ。「特に何もしたことはない」では、「ある/どちらかといえばある」が32.4%、「どちらかといえばない/ない」が60.7%。

一方で、「天職にどう出会ったか」という質問に、「天職を見つけたいと思っていない」と回答した人のうち、「どちらかといえばない/天職に出会った経験がない」と回答した人は76.4%と高く、誰もが「天職を見つけたい、見つけなければいけない」と思っているわけではありません。

また、以下は「天職に出会った経験がある/どちらかといえばある」と回答した方に対して、「この仕事が天職」と感じた瞬間を尋ねた回答からの抜粋ですが、こうした声から見られるように今の仕事を続けることで天職になっていくというケースもあります。

「この仕事、天職かも」と感じた瞬間のコメント例

  • 仕事内容に真剣に取り組んでいる自分を認識した
  • その時その時で一生懸命になれればそれが天職
  • 30年近く金融業界にいるので思っている

このように「天職」との向き合い方は多種多様です。仮に、今の仕事に対して「ほかに天職があるのではないか」という疑問や不安を持ったとしても焦る必要はありません。その上で、晴れない不安や迷いを抱えているようでしたらdodaのキャリアアドバイザーへの相談もご検討ください。

調査概要
【対象者】22歳~59歳の男女
【雇用形態】正社員
【調査手法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のモニターに対し実施、doda会員登録の状況については不問)
【調査期間】2026年2月4日~2月10日
【回答人数】5,154人
※ウェイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施
※記事中の割合データは、小数点以下第二位を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合があります。
※データのご利用について:出所が「転職サービスdoda」であること、本ページのタイトルを明記し、本ページへのリンクを掲載の上で、利用してください
・出典:天職とは?意味・条件・見つけ方を5,000人調査データで解説
・提供元:転職サービス「doda」
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