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連載 ホンネの転職白書 2025.03.31公開

「なんのために働くのか?」15,000人アンケート
働く理由が分からなくなった際の対処法を解説

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「なんのために、こんなに頑張って仕事をしているのだろう?」

仕事をする目的が分からなくなり、モチベーションが上がらない…。そんな経験をしたことのある人は多いのではないでしょうか。中には仕事に行くのがつらくなったり、心身のバランスが崩れてしまったりした人もいるかもしれません。

そこでこの記事では、社会人15,000人に聞いた「働く理由」と、働く理由が分からなくなってしまった際の対処法をケースごとに紹介します。自分なりの働く理由を見つめ直し、今できることを考えてみましょう。

ザックリまとめると

  • 働く理由は「お金のため」が大多数。「やりがい」「自己成長」が続く
  • 「なんのために働いているのか」と感じた原因は「やりがいがない」「昇給・昇進がない」「疲れた」など
  • 転職するか、今の仕事を続けるかを見極めるには、モヤモヤの「根本原因」を見つめ直すことが重要

社会人の働く理由

世の中の人はなんのために働いているのでしょうか? 社会人15,000人を対象に「働く理由」は何かを選択肢から選んでもらいました。

その結果、1位は「お金のため」で、84.4%もの人が選択しました。2位は「やりがい・生きがいを感じるため」(18.8%)、3位は「自分の成長のため」(18.1%)となり、お金以外の項目は回答が分散しました。

あなたの「働く理由」は何ですか?今のあなたの気持ちに近いものを選んでください。(複数回答可)

1位 笑顔で札束を手にする男性のイラスト お金のため 84.4%
2位 生き生きと働く女性のイラスト やりがい・生きがいを
感じるため
18.8%
3位 地図を手に目標を定める男性のイラスト 自分の成長のため 18.1%
4位 働いているほうが生活にハリが出るから 17.3%
5位 人とのつながりを感じるため 16.1%
6位 大人としての責任だから 13.5%
7位 社会の役に立ちたいため 13.1%
8位 自分の得意分野を活かしたいため 9.0%
9位 仕事そのものが好きだから 8.7%
10位 特にない・分からない 6.4%

働く理由1位 お金のため(84.4%)

労働の対価としてお金を得ることは仕事をする上で大前提です。「お金のため」と一口に言っても、「家族を養うため」「趣味を充実させるため」「ちょっとした贅沢をするため」など、目的は人それぞれのようです。また、アンケートの自由回答コメントで特に多かったのは「老後の生活資金」で、40代以上の人に多い傾向が見られました。

アンケート自由回答コメント

  • 生活に必要なお金だけでなく、趣味など好きなことにもお金を使いたい(20代男性)
  • 大金持ちになりたいわけではないけど、ときどき旅行などの
    プチ贅沢をできる余裕は欲しい(30代女性)
  • とりあえず今は子どもの教育費を払う必要がある。
    ゆくゆくは老後の費用を貯めるため(40代男性)

働く理由2位 やりがい・生きがいを感じるため(18.8%)

お金以外の選択肢で最も多く選ばれたのが「やりがい・生きがい」です。人生の多くの時間を仕事に費やすのならば、仕事に対して充実感を感じたいと思うのは自然なことでしょう。仕事を通して人や社会から喜ばれる・必要とされることを実感することがやりがいにつながるというコメントが多く見られました。

アンケート自由回答コメント

  • 希望の職に就くことができ、この仕事が楽しいから働いていて、
    その姿を子どもに見せることで良い影響を与えられたらと思っている(20代女性)
  • 働いていくうちにお客さまの困り事を解決することにやりがいを感じる。
    それは自分の成長にもつながっていると感じている(30代男性)
  • 仕事には人生の大半の時間を費やことになるので、やりがいがあって長く続けられる仕事を
    したい(40代女性)

働く理由3位 自分の成長のため(18.1%) 

3位は「自分の成長のため」で2位とは僅差でした。「生涯成長していきたい」という自分自身の成長意欲だけでなく、成長して会社や社会にもっと貢献していきたいという思いもあわせて見受けられました。

アンケート自由回答コメント

  • 仕事を通して自分を成長させ社会に貢献していきたい(30代男性)
  • 人は生きている限り成長と学びが必要不可欠だと思う(40代女性)
  • どんどん新しいスキルを取得して「できない」から「できる」に変えていく。小さい
    仕事から大きい仕事へのステップアップを図り、視野を広げていく(50代男性)

男女別の働く理由の違い

働く理由を男女別に集計して10位までランキング化してみたところ、男女で違いが出たのは、「働いているほうが生活にハリが出るから」と「人とのつながりを感じるため」の項目で、女性に回答者が多い傾向が見えました。

「育休中は孤独に感じたので、働いたほうが生活にメリハリもできる」「(働いていると)社会に属している安心感、後ろめたさや疎外感がない」のように、働いていない期間を経験したからこそのコメントも寄せられています。

逆に男性のほうが多く選択した項目は「社会の役に立ちたい」でしたが、女性の回答との割合の差は1.1ptにとどまりました(男性13.5%、女性12.4%)。

男女別の働く理由 

男性
1位 お金のため 82.6%
2位 自分の成長のため 17.3%
3位 やりがい・生きがいを
感じるため
16.8%
4位 社会の役に立ちたいため 13.5%
5位 大人としての責任だから 13.4%
6位 人とのつながりを感じるため 12.6%
7位 働いているほうが
生活にハリが出るから
12.1%
8位 自分の得意分野を活かしたいため 9.0%
9位 所属する会社・組織の
役に立ちたいため
7.0%
10位 仕事そのものが好きだから 6.8%
女性
1位 お金のため 87.8%
2位 働いているほうが
生活にハリが出るから
26.9%
3位 やりがい・生きがいを
感じるため
22.6%
4位 人とのつながりを感じるため 22.6%
5位 自分の成長のため 19.5%
6位 大人としての責任だから 13.8%
7位 社会の役に立ちたいため 12.4%
8位 仕事そのものが好きだから 12.3%
9位 自分の得意分野を活かしたいため 8.9%
10位 所属する会社・組織の
役に立ちたいため
5.0%

どれくらいの人が「なんのために働いているのだろう?」と思ったことがあるか

「お金」「やりがい」「自己成長」など、自分なりに大切にしている働く理由は、長く仕事を続けていく中などで、時に見失ってしまうことがあるものです。

社会人15,000人を対象に「『いったい自分はなんのために働いているのだろう?』と感じたことがあるか?」と聞いたところ、75.2%の人が「感じたことがある」と回答しました。男女別、年代別で見てもこの割合にほとんど違いはなく、働く理由を見失ってしまうことは多くの社会人に経験のあることだと言えます。

社会人経験の中で「いったい自分はなんのために働いているのだろう?」と感じたことはありますか?

感じたことがある 75.2% 感じたことがない24.8% 落ち込んでいる人のイラスト

働く理由が分からなくなる原因 対処法をキャリアアドバイザーが解説

では、どんなときに「いったい自分はなんのために働いているのだろう?」と感じるのでしょうか?
社会人15,000人を対象に聞いたところ、1位は「仕事にやりがい・充実感がない」(30.9%)でした。次いで2位は「仕事を頑張っても給与や昇進に反映されない」(28.4%)、3位は「何となく仕事に疲れてきた」(27.8%)でした

どんなときに「いったい自分はなんのために働いているのだろう?」と感じましたか?
近いものを選んでください(複数回答可)

1位 パソコンに向かう疲れた様子の男性のイラスト 仕事にやりがい・
充実感がない
30.9%
2位 不満な様子で明細を見る男性のイラスト 仕事を頑張っても給与や
昇進に反映されない
28.4%
3位 頭を抱える女性のイラスト 何となく仕事に
疲れてきた
27.8%
4位 仕事の過度なストレスや
プレッシャー
26.0%
5位 職場の人間関係が
うまくいかない
20.2%
6位 毎日仕事ばかりの生活で
プライベートの時間がない
19.1%
7位 仕事がうまく進まない 18.0%
8位 会社や組織の理念や方針に違和感
を覚えた
15.9%
9位 仕事が原因による
体調の悪化や怪我
12.0%
10位 仕事で喜んでくれる人がいない 8.4%

この記事をご覧になっている人の中には、これらの項目のいくつかにあてはまると感じる人も多いのではないでしょうか。仕事に関するこういったお悩みは一人で解決するのがとても難しいものです。そこでここからは、働く理由を見失う原因の1位~3位のケースに陥ってしまった際の対処法について、dodaのキャリアアドバイザーが解説していきます。

「仕事にやりがい・充実感がない」と感じたときの対処法

キャリアアドバイザーのイラスト

キャリアアドバイザー田中

「仕事にやりがい・充実感がない」と感じる背景には、毎日が同じことの繰り返しに感じ、新鮮味や刺激がなくなっていることが多いと思われます。
このように感じた場合には、自分自身に対して以下のような問いかけをしてみることが効果的でしょう。

・なぜこの職種・業種を選んだのか? なぜこの会社を選んだのか?
・自分が仕事で最も大切にしていることは何か?
・仕事を通してやりがいを感じた瞬間、モチベーションが上がった瞬間はどんな時だったか?
・何が解決したら再びやりがいや充実感を得られると思うか?

こうした自問自答を通じて根本原因を探っていくことで、仕事に対する価値観や、忘れていた思いを再確認してみましょう。もし、やりがいや充実感を求めて転職を考えるようになった場合でも、考え方の軸になると思います。

「仕事を頑張っても給与や昇進に反映されない」と感じたときの対処法

キャリアアドバイザーのイラスト

キャリアアドバイザー田中

頑張っても適正な評価が得られないと感じる背景には、評価基準のあいまいさや不透明さに対して疑問を感じていることが多いと思います。

そのような場合には、まずはお勤めの企業の評価基準や昇進基準がどう定められているか(どうすれば評価をされる環境なのか)を理解することが大切です。社内規定を確認したり、上司や人事に聞いてみたりするのもよいでしょう。

また、外に目を向けて、一般的に現在の職種ではどんなスキルが求められているのか、自分のこれまでの経験や実績がどう評価されるのかを知ることも参考になります。最終的に転職するかどうかは別にして、自分と同じ職種の求人を見てみることも自分を客観視するために有効だと思います。

「何となく仕事に疲れてきた」と感じたときの対処法

キャリアアドバイザーのイラスト

キャリアアドバイザー田中

「仕事に疲れてきた」と感じる背景には、オーバーワークで自分の時間が取れないことや、上司との人間関係が良くないことなどが挙げられます。

何が根本原因なのか、そして、それが今の職場で改善できる問題なのかどうかを考えてみましょう。

もし、疲労困憊で考える余裕さえない状態だったなら、とにかく自分を優先する行動をとる必要があります。有給休暇をとったり、毎日残業していたなら早く帰ったりして自分の時間をつくってください。そして、徐々に体力・気力が戻ってきたと感じてから対処していくことをおすすめします。

何のために働くのかに迷って転職を考えるときのポイント

キャリアアドバイザーのイラスト

キャリアアドバイザー田中

どのお悩みにも共通して言えるのは、働く理由を見失ってしまった際には「根本の原因」が何なのかを自問自答して探っていくことです。

そして、それが何に起因しているのか(「仕事内容」なのか「人間関係」なのか、など)、自身の努力や働きかけや一時的な辛抱で解決できる問題なのかどうかを整理していきましょう。
そうすれば、今の仕事を続けるか、それとも転職するかの見極めに役立つと思います。

第三者に話すことで考え方がまとまり、悩みの原因がクリアになる場合もあります。転職をすると決めていないくても、より良く仕事ができるようになるためにキャリアカウンセリングを活用してみることもおすすめです。

転職の相談はキャリアアドバイザーに

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転職すると決めていなくても、
キャリアアドバイザーが親身に相談に乗ります。

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自分なりの働く理由を見つめることで前進できる

働く理由を見失った際は、働く上で自分が本当に大切にしたいことは何なのかを、この記事で紹介した観点も参考にしながら見つめ直してみましょう。自分なりの働く理由が再確認できれば、きっと前向きに働くことができるはずです。

dodaには、自分に向いている働き方が分かる「キャリアタイプ診断」や、適職探しのヒントが見つかる「転職タイプ診断」などの自己分析ツールもありますので、そちらもぜひ試してみてください。

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調査概要

【対象者】20歳~59歳の男女

【雇用形態】正社員

【調査方法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のモニターに対し実施、doda会員登録の状況については不問)

【実施期間】2024年8月5日~8月13日

【有効回答数】15,000件

※ウェイトバック:正社員の地域・年代・性別に合わせて実施

※記事中の割合データは、小数点以下第二位を四捨五入しているため、合計値が100%にならない場合があります。

※データのご利用について:引用・転載の際は、出所が転職サービス「doda」であることを明記し、Webメディアの場合は以下のリンクを張ってください。

・出典:「なんのために働くのか?」15,000人アンケート 分からなくなった際の対処法と転職の見極め方を解説

・提供元:転職サービス「doda

ステップで分かる転職ノウハウ

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