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平均年収ランキング2007 リテール営業(メガバンク・地方銀行・証券)の平均年収|金融

※2007年9月doda登録者データより算出 ※[max]は集計対象データの中の最高金額です。

銀行窓販解禁によって、過去最高の人材採用意欲に拍車

メガバンクのリテール部門は過去最高といえるほど人材採用を積極的に行なっています。
もともとリテール部門は収益性が安定していますが、資産管理を「貯蓄」から「投資」に移行を促すことでさらに大きな収益が見込めます。
このような背景でどの銀行も年間100人規模で中途採用をしていましたが、さらに2007年12月の銀行窓販解禁によって銀行の取り扱い商品(保険、投資信託、変額年金など)が大幅に増えることになり、採用計画に拍車がかかっています。
ただし、まったくの業界未経験では転職は難しく、「保険か変額商品の販売経験が1年以上」という採用条件がほとんどです。
一方、地方銀行は不良債権処理の進捗次第で業績や採用が二極化しています。不良債権処理が完了していれば、人材採用に転じられます。
証券会社のリテール部門は、取引スタイルがネットにシフトしていますので、法人部門ほどの採用意欲は見られません。
ただ、ひき続き、大手や一部の地場証券会社では人材採用ニーズは高いようです。

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