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月次転職マーケットの”今”を知る! 2014年4月21日発表

転職求人倍率レポート(2014年3月)

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全体:2014年3月の求人倍率は、前月比+0.01ptの1.21倍。新規求人数の増加も続く

2014年3月の求人倍率は、前月比+0.01ptの1.21倍となりました。これは、求人数の増加が転職希望者数の増加を上回ったためで、求人数は前月比103.6%、転職希望者数は同102.1%となりました。

3月は、新卒採用が本格化し始める時期であることに加え、今年は増税後の景気動向を様子見する企業が増えることから、新規求人数の減少が予想されたものの、新規求人数および2月から採用が続く繰越求人数ともに前月より増加しました。背景には、4月からの新年度の採用計画を確定させた企業が、他社よりも先に採用活動を進めようと考え4月を待たずに新規求人を出していること、採用競合の増加にともない採用が難航している企業が増えていることなどがあるようです。求人数は、2008年1月の調査開始以降の最高数を11カ月連続で更新しています。

一方、転職希望者数は、3カ月連続で過去最高数を更新しており、業種別では「商社/流通」、職種別では「営業系」「企画・事務系」「販売・サービス系」で業務過多のためか若干の減少があったものの、それ以外の業種・職種では増加しました。

5月以降の転職マーケットは、5月中旬頃から活発になる見込みです。BtoC企業を中心に増税の影響範囲がある程度分かるまで追加の採用を控えている企業もあるため、大きな影響が出てこなければ5月中旬から6月にかけて新規求人が増加する可能性が高いでしょう。あわせて4月からの新年度は、昨年度中途採用を控えた大手企業からも募集を始めるところが出てくる見込みです。

転職希望者にとっては、昨年度から引き続きチャンスの多い状態が続いています。その分、人気の高い求人には応募が殺到するため、募集開始から終了までの時間が短くなっています。希望に近い求人を見つけたら早めに応募する、スカウトを受けやすくするために、登録している職務経歴を定期的に更新するなど、面接前の段階でライバルが多数いることを意識して行動することが転職成功の近道となるでしょう。

年/月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年 1.29 1.21 1.30 1.29 1.29 1.18 1.20 1.23 1.12 1.15 1.11 1.12
2009年 1.02 0.90 0.73 0.68 0.69 0.70 0.68 0.74 0.73 0.74 0.77 0.86
2010年 0.80 0.84 0.83 0.92 0.96 0.98 1.01 1.02 1.08 1.12 1.13 1.28
2011年 1.20 1.28 1.30 1.20 1.12 1.12 1.11 1.18 1.25 1.24 1.29 1.36
2012年 1.28 1.23 1.23 1.31 1.29 1.32 1.34 1.39 1.39 1.35 1.46 1.56
2013年 1.38 1.40 1.37 1.31 1.28 1.22 1.24 1.30 1.28 1.28 1.27 1.30
2014年 1.22 1.20 1.21
転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

業種別:「IT/通信」が+0.10ptの2.42倍。IT市場の活況は、中堅SIerへも浸透

業種別で最も倍率が上昇したのは「IT/通信」で+0.10ptの2.42倍となりました。求人数の伸びが大きく、転職希望者数が前月比101.3%に対し、求人数が同105.2%と2014年に入り最も伸びたためです。特に、従業員数300~500名程度の独立系SIer複数社で、採用数が10名を超える求人が見受けられました。IT業界の活況は中堅規模のSIerへも広がっているようです。

次いで上昇率が高かったのは「メディア」で、+0.05ptの0.88倍でした。求人数が前月比106.5%となりました。大手広告代理店で年度末の雇用契約更新に伴う求人が増加したほか、業界大手企業でも人事・経理・総務など管理部門の求人が増加傾向にあります。

業種 2014年3月求人倍率 前月差
全体 1.21 0.01
IT/通信 2.42 0.10
メディア 0.88 0.05
金融 0.82 0.00
メディカル 1.63 ▲ 0.09
メーカー 0.83 ▲ 0.03
商社/流通 0.32 0.01
小売/外食 0.59 ▲ 0.02
サービス 1.52 0.01
その他 0.36 0.06
業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:「技術系(IT/通信)」は+0.14ptの2.62倍。人材サービス業界からの求人数も増加

職種別の求人倍率が最も上昇したのは「技術系(IT /通信)」で+0.14ptの2.62倍でした。転職希望者数は前月比101.1%、求人数は同106.9%となりました。これまでこの職種で10名以上を募集する求人は、ITコンサルティング会社、SIer、Webサービス会社が中心でしたが、3月はこれらに加え特定技術者派遣を行う人材サービス会社の増加が目立ちました。直近の需要増に加え、今後さらなる人材不足を見越し先に求人を出した企業もあるようです。

次いで上昇したのが「専門職」で+0.05ptの2.07倍でした。求人数は前月比103.3%となった一方転職希望者数は横ばいでした。日系大手企業の海外進出にともなうプロジェクトの増加が続いており、外資系コンサルティング会社および大手監査法人などから求人 が増加していることが背景にあります。

職種 2014年3月求人倍率 前月差
全体 1.21 0.01
営業系 1.10 0.03
企画・事務系 0.69 0.02
技術系(IT/通信) 2.62 0.14
技術系(電気/機械) 1.69 ▲ 0.01
技術系(メディカル) 1.27 ▲ 0.14
技術系(化学/食品) 0.58 ▲ 0.04
技術系(建築/土木) 2.27 ▲ 0.14
専門職 2.07 0.05
クリエイティブ系 1.46 ▲ 0.02
販売/サービス系 0.52 0.03
事務・アシスタント系 0.57 ▲ 0.16
職種別の転職求人倍率【グラフ】
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