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月次転職マーケットの”今”を知る! 2015年5月18日発表

転職求人倍率レポート(2015年4月)

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全体:求人倍率は、前月比+0.02ptの1.26倍。求人数は最高値を更新。転職先の選択肢は増え続ける

2015年4月の求人倍率は、前月比+0.02ptの1.26倍。求人数は前月比101.6%、転職希望者数は同100.0%となりました。新規求人数(当月に新しく募集が開始された求人)は前月比91.5%と減少したものの、繰越求人数(前月から募集が継続している求人)が増加しているため、求人数は5カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新しました。新規転職希望者数(当月に新しく転職活動を始めた人)は前月比92.8%で、4月は1〜3月に比べると落ち着きを見せました。

求人においては、業種別では「メディカル」、「小売/外食」を除く6業種で求人数が増加。特に求人数が伸びたのは、「金融」(106.2%)、「メディア」(102.0%)でした。「金融」では、都市銀行で新規求人が最も増加、「メディア」では、広告代理店で新規求人が最も増加しました。

職種別では「技術系(メディカル)」「技術系(建築/土木)」「事務・アシスタント系」を除く8職種で求人数が増加。特に求人が伸びたのは、「技術系」(化学/食品)(111.3%)、「クリエイティブ系」(102.9%)でした。「技術系(化学/食品)」では、開発、品質管理で新規求人が最も増加、「クリエイティブ系」では、Webプロデューサー・ディレクターで新規求人が最も増加しました。

転職希望者においては、業種別では8業種中4業種で転職希望者数が増加。特に転職希望者数が伸びたのは、「小売/外食」(102.8%)と「メディカル」(102.2%)。「小売/外食」では、外食やスーパーなどの店舗経験者で新規転職希望者数が最も増加、「メディカル」では、医療機器メーカーの経験者で新規転職希望者数が最も増加しました。

職種別では、11職種中4職種で転職希望者数が増加。特に転職希望者数が伸びたのは、「販売/サービス系」(102.6%)、「技術系(メディカル)」(101.4%)。「販売/サービス系」では、店長職、販売スタッフ職で新規転職希望者数が最も増加、「技術系(メディカル)」では、臨床開発、医療、介護スタッフで新規転職希望者数が最も増加しました。

特筆すべき点として、今年は新卒採用スケジュールが例年よりも大幅に後ろ倒しになり、8月に集中する見込みです。求人企業からは「職種によっては、8月前後の中途採用のウェイトを下げざるを得ない」という声も聞かれます。そのため、中途採用は7月前半までにいったん終わらせ、採用計画に届かなかったポジションは、新卒採用が一段落する秋以降に再開させる企業も出てきそうです。

ボーナス支給を機に転職活動を始めるつもりの方や、夏場の転職活動を考えている方は、企業の中途採用が停滞する時期を避けたほうがよさそうです。「7月前半までに面接を受けられるようにスピードアップする」「秋以降に活動を本格化させるために8月まではじっくりと情報収集を行う」など、いつも以上に転職活動プランを考えたほうが、内定の近道になるでしょう。

年/月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年 1.29 1.21 1.30 1.29 1.29 1.18 1.20 1.23 1.12 1.15 1.11 1.12
2009年 1.02 0.90 0.73 0.68 0.69 0.70 0.68 0.74 0.73 0.74 0.77 0.86
2010年 0.80 0.84 0.83 0.92 0.96 0.98 1.01 1.02 1.08 1.12 1.13 1.28
2011年 1.20 1.28 1.30 1.20 1.12 1.12 1.11 1.18 1.25 1.24 1.29 1.36
2012年 1.28 1.23 1.23 1.31 1.29 1.32 1.34 1.39 1.39 1.35 1.46 1.56
2013年 1.38 1.40 1.37 1.31 1.28 1.22 1.24 1.30 1.28 1.28 1.27 1.30
2014年 1.22 1.20 1.21 1.19 1.20 1.17 1.15 1.16 1.17 1.20 1.18 1.29
2015年 1.18 1.18 1.24 1.26
転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

業種別:「IT/通信」が、+0.09ptの2.75倍。求人倍率が調査開始以来の最高値を更新

求人倍率が最も高かったのは「IT/通信」で、+0.09ptの2.75倍。2014年12月から4カ月ぶりに調査開始以来の最高値を更新しています。8業種の中で求人倍率が最も上昇したのも「IT/通信」で、求人数は前月比101.8%、転職希望者数は98.5%でした。求人数は9カ月連続の増加となり、ITコンサルティングファーム、Webサービスでの増加が目立ちます。求人増加の背景には、大規模システムの改修、Webサービスの拡大といった需要がありますが、潮目が変わる予兆はいまのところ見えませんので、しばらく求人数の増加が続き、倍率は上昇していく見込みです。

次いで求人倍率が上昇したのは「金融」で+0.07ptの0.89倍。求人数は前月比106.2%、転職希望者数は98.4%でした。求人においては、銀行で新規求人数が増加しています。メガバンク、第一地銀を中心に、リテール(個人向け)営業職の求人数が増えました。銀行のリテール営業職では、長らく銀行経験者のみを厳選採用していましたが、投資信託や保険といった証券会社でも取り扱いのある商品の販売強化を目指す銀行が多いため、証券会社の経験者を歓迎する動きが強まっています。また、メガバンクの一角では、海外進出の加速化のため、若手の行員を増やそうと金融業界経験者だけでなく、異業種経験者を採用しているところもあります。

職種 2015年4月求人倍率 前月差
全体 1.26 0.02
IT/通信 2.75 0.09
メディア 1.05 0.03
金融 0.89 0.07
メディカル 1.73 ▲ 0.09
メーカー 0.82 0.02
商社/流通 0.41 0.01
小売/外食 0.46 ▲ 0.01
サービス 1.48 0.02
その他 0.58 ▲ 0.09
業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:「技術系(IT/通信)」が、+0.05pt の3.31倍。2カ月連続で最高値を更新し3倍超えが続く

求人倍率が最も高かったのは「技術系(IT/通信)」で、+0.05ptの3.31倍。2カ月連続で調査開始以来の最高値を更新しました。求人数は前月比106.2%、転職希望者数は98.4%でした。新規求人は前月よりも減少したものの、前月から募集が続く求人が増えたために求人の総数は増加しています。ITエンジニアの採用に難航している企業がますます増えており、転職希望者には非常に有利な状況です。

求人倍率が最も上昇したのは「技術系(電気/機械)」で、+0.10ptの2.19倍。求人数は前月比102.3%、転職希望者数は98.0%でした。求人においては、生産管理や生産技術で新規の求人数が増加しています。新しい技術開発が業績拡大に直結するため、自動車用部品や工作機械用部品メーカーを筆頭に、人員を増強し、技術開発を急ぐ企業が増えている状況です。

次いで求人倍率が上昇したのは「クリエイティブ系」で、+0.09ptの1.44倍。求人数は前月比102.9%、転職希望者数は96.4%でした。Webプロデューサー・ディレクターで新規の求人数が増加しています。個人向けサービスを行う企業では、Webサイトのユーザビリティ向上が売上の拡大につながるため、顧客数を増加させた実績を持つ経験者は引く手あまたとなっています。クリエイティブ系職種の中で、Web関連の職種に絞ると、 倍率は3.5倍を超えており、ITエンジニアを越える水準です。

職種 2015年4月求人倍率 前月差
全体 1.26 0.02
営業系 1.04 0.02
企画・事務系 0.88 0.00
技術系(IT/通信) 3.31 0.05
技術系(電気/機械) 2.19 0.10
技術系(メディカル) 2.09 ▲ 0.06
技術系(化学/食品) 0.57 0.07
技術系(建築/土木) 2.11 0.01
専門職 2.23 0.06
クリエイティブ系 1.44 0.09
販売/サービス系 0.54 0.00
事務・アシスタント系 0.14 ▲ 0.01
職種別の転職求人倍率【グラフ】
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