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月次転職マーケットの”今”を知る! 2015年6月15日発表

転職求人倍率レポート(2015年5月)

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全体:求人倍率は、前月比-0.05ptの1.21倍。求人数、転職希望者数ともに最高値を更新

2015年5月の求人倍率は、前月比-0.05ptの1.21倍。求人数は前月比100.6%、転職希望者数は同104.8%となり、ともに調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新しました。新規求人数(当月に新しく募集が開始された求人)は前月比99.2%で微減となりましたが、新規転職希望者数(当月に新しく転職活動を始めた人)は同101.9%と増加しました。加えて、繰越転職希望者数(前月から転職活動を継続している転職希望者)が前月比106.4%と大幅に増えたため、倍率は下降しました。

求人数では、業種別では「サービス」を除く7業種で増加。特に求人数が伸びたのは、「メディア」(106.4%)、「商社/流通」(105.1%)でした。「メディア」では、インターネット広告代理店で新規求人数が最も増加、「商社/流通」では、工作機械や半導体製造装置などの産業用装置を扱う専門商社で新規求人数が最も増加しました。

職種別では「営業系」「企画・事務系」「技術系(電気/電子/機械)」「技術系(建築/土木)」「専門職」「販売/サービス系」の5職種で増加。特に求人数が伸びたのは、「販売/サービス系」(111.3%)、「営業系」「企画・事務系」(ともに101.8%)でした。「販売/サービス系」ではエリア内にある店舗を取り仕切るスーパーバイザーで、「営業系」ではMRや医療機器などの医療系営業で、「企画・事務系」では経理で、新規求人数が最も増加しました。

転職希望者数では、業種別では、8業種すべてで増加。特に転職希望者数が伸びたのは、「メーカー」(102.8%)、「商社/流通」(102.2%)でした。「メーカー」では、総合電機メーカーの経験を持つ新規転職希望者の数が最も増加。「商社/流通」では、重電/産業用電気機器を取り扱う専門商社の経験を持つ新規転職希望者の数が最も増加しました。

職種別でも、11職種すべてで転職希望者数が増加。特に転職希望者数が伸びたのは、「技術系(化学/食品)」(108.8%)、「事務・アシスタント系」(107.1%)でした。「技術系(化学/食品)」では、研究/開発の経験者で新規転職希望者の数が最も増加、「事務・アシスタント系」では、英文事務/翻訳、や貿易事務など語学を使う事務経験者で新規転職希望者の数が増加しました。

5月も、数年ぶりに中途採用を再開した人気の高い企業が多くありました。これらの採用は、求人広告を掲載すると応募が殺到するため、ほとんどが非公開求人です。求人広告だけを見て「自分の希望の求人はなさそうだ」と判断していては、せっかくのチャンスを逃すことになりかねません。「いいところがあれば転職をしたい」という方こそ、非公開求人の案内が受けられるエージェントサービス、スカウトサービスへの登録や、スカウトされやすいように職務経歴書の更新を行い、いざというときのために準備しておきましょう。

年/月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年 1.29 1.21 1.30 1.29 1.29 1.18 1.20 1.23 1.12 1.15 1.11 1.12
2009年 1.02 0.90 0.73 0.68 0.69 0.70 0.68 0.74 0.73 0.74 0.77 0.86
2010年 0.80 0.84 0.83 0.92 0.96 0.98 1.01 1.02 1.08 1.12 1.13 1.28
2011年 1.20 1.28 1.30 1.20 1.12 1.12 1.11 1.18 1.25 1.24 1.29 1.36
2012年 1.28 1.23 1.23 1.31 1.29 1.32 1.34 1.39 1.39 1.35 1.46 1.56
2013年 1.38 1.40 1.37 1.31 1.28 1.22 1.24 1.30 1.28 1.28 1.27 1.30
2014年 1.22 1.20 1.21 1.19 1.20 1.17 1.15 1.16 1.17 1.20 1.18 1.29
2015年 1.18 1.18 1.24 1.26 1.21
転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

業種別:「メディア」が、+0.04ptの1.09倍。広告代理店の求人数が増加し、関西でも採用が活発化

求人倍率が最も高かったのは「IT/通信/インターネット」で、-0.08ptの2.67倍。求人倍率は下降したものの、2倍を大きく超えており、8業種の中で突出して高い状況は変わりません。求人数、転職希望者数ともに調査開始以来の最高値を更新しており、求人数は前月比100.6%、転職希望者数は同103.6%となりました。

倍率の変動が最も大きかったのは「サービス」で、-0.10ptの1.38倍。求人数は前月比98.2%、転職希望者数は同105.2%でした。教育や人材サービスで、求人数が減少したことが下降要因となりました。

求人倍率が上昇したのは「メディア」と「メディカル」で、ともに+0.04ptとなりました。「メディア」の求人倍率は1.09倍で、求人数は前月比106.4%、転職希望者数は同101.7%でした。求人数、転職希望者数ともに調査開始以来の最高値を更新しています。求人数では、インターネット広告代理店やWebマーケティング関連のサービスを行う企業で新規求人数が増加しました。通常、広告関連の求人は、ほとんどが首都圏での募集ですが、5月の新規求人は勤務地が関西のものが目立ちました。

「メディカル」の求人倍率は1.77倍で、求人数は前月比104.4%、転職希望者数 は同101.9%。求人においては、早くも10月入社に向けた採用が始まっており、医療 機器やCSO(Contract Sales Organization:医薬品営業業務の受託機関)で 新規求人数が増加しました。

職種 2015年5月求人倍率 前月差
全体 1.21 ▲ 0.05
IT/通信 2.67 ▲ 0.08
メディア 1.09 0.04
金融 0.87 ▲ 0.02
メディカル 1.77 0.04
メーカー 0.78 ▲ 0.04
商社/流通 0.40 ▲ 0.01
小売/外食 0.45 ▲ 0.01
サービス 1.38 ▲ 0.10
その他 0.76 0.18
業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:「技術系(IT/通信)」が、-0.21ptの3.10倍。求人数減少も、社内SEなど上流工程では増加

求人倍率が最も高かったのは「技術系(IT/通信)」で、-0.21ptの3.10倍。求人数が前月比98.3%、転職希望者数が同104.9%となったため、倍率は下降しました。「技術系(IT/通信)」で求人数が減少するのは2014年2月以来15カ月ぶりで、ITの技術者派遣に強みを持つ会社での求人数の減少が影響しました。収益性の高い開発のプロジェクトに注力するため、これまでITエンジニア未経験者も歓迎していた保守・運用のプロジェクトの求人数を抑える企業が出てきたためです。ただし、社内SEやITコンサルタントの採用においては、新規求人が前月比140%を超える水準となっており、より上流工程への転職を目指す方にとっては、求人の選択肢は広がっています。

11職種の中で、唯一求人倍率が上昇したのは「販売/サービス」で、+0.03ptの0.57倍。求人数、転職希望者数ともに最高値を更新しており、求人数は前月比110.3%、転職希望者数は105.0%となりました。業績拡大に伴い、新規出店を進めている企業が多いため、店舗開発、スーパーバイザー、店長といった職種で新規求人数が前月比で2倍以上となっています。

職種 2015年5月求人倍率 前月差
全体 1.21 ▲ 0.05
営業系 1.03 ▲ 0.01
企画・事務系 0.85 ▲ 0.03
技術系(IT/通信) 3.10 ▲ 0.21
技術系(電気/機械) 2.12 ▲ 0.07
技術系(メディカル) 1.95 ▲ 0.14
技術系(化学/食品) 0.47 ▲ 0.10
技術系(建築/土木) 2.07 ▲ 0.04
専門職 2.17 ▲ 0.06
クリエイティブ系 1.33 ▲ 0.11
販売/サービス系 0.57 0.03
事務・アシスタント系 0.13 ▲ 0.01
職種別の転職求人倍率【グラフ】
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