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月次転職マーケットの”今”を知る! 2015年8月17日発表

転職求人倍率レポート(2015年7月)

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全体:求人倍率は、前月から横ばいの1.19倍。すべての業種・職種で求人数、転職希望者数とも増加

2015年7月の求人倍率は、前月から横ばいの1.19倍。求人数は前月比104.6%、転職希望者数は同105.2%となりました。2010年6月以来、5年1カ月ぶりに、すべての業種・職種で、求人数、転職希望者数ともに増加しました。求人数も転職希望者数も前月より増えていますが、その内訳をみるとどちらも、「7月から新たに求人を開始した・転職活動を開始した」という数よりも、「その前から繰り越されている」数のほうが多くなっています。つまり、採用活動、転職活動ともに長引く傾向が進んでいます。

求人数は、8カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新。業種別で求人数が特に伸びたのは、「サービス」(107.3%)、「メディカル」(107.2%)でした。「サービス」では、エネルギー、ディベロッパー、ゼネコンに加え、海運や倉庫業などでも新規求人数が増加し、「メディカル」では、CSO(Contract Sales Organization:医薬品販売業務受託機関)やCRO(Contract Research Organization:医薬品開発業務の受託機関)で、新規求人数が増加しました。

職種別で求人数が特に伸びたのは、「事務・アシスタント系」(109.8%)、「技術系(建築/土木)」(109.5%)でした。「事務・アシスタント系」では、これまで契約社員の求人が中心でしたが、秘書などオフィスワーク系職種の正社員求人も増えてきています。「技術系(建築/土木)」では、意匠設計や施工管理の求人が増加しています。ディベロッパー、ゼネコン、不動産仲介などが、全国各地で募集を始めているため、首都圏だけでなく関西、東海エリアでも求人数は大きく伸びました。

転職希望者数は、3カ月連続で調査開始以来の最高値を更新。業種別で転職希望者数が特に伸びたのは、「メディア」(108.6%)、「メディカル」(106.5%)でした。「メディア」では、広告、放送、出版、新聞の業界経験者すべてで転職希望者数が増加し、「メディカル」では、医療機器の卸やCRO、CSOの経験者で新規転職希望者数が増加しました。

職種別で転職希望者数が伸びたのは、「技術系(メディカル)」(108.4%)、「企画・事務系」(107.7%)でした。「技術系(メディカル)」では、研究開発や薬剤師の経験者で、新規転職希望者数が増加しました。「企画・事務系」では、マーケティングや経営企画の経験を持つ転職希望者の数が伸びました。

8月以降も、いずれの業界でも採用意欲が衰えず、求人は下期も順調に増え続ける見通しです。ますます売り手市場となり、転職希望者にとって好機が続くでしょう。加えて、今年は新卒採用の時期変更の影響もあり、秋頃には新卒採用で計画通りに採用できなかった企業から、若手をターゲットにした求人が増えることが予想されます。若手にとっては、さらにチャンスが広がる可能性が高いでしょう。今年度内の転職を予定している方は早めに準備を始めることをおすすめします。

年/月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年 1.29 1.21 1.30 1.29 1.29 1.18 1.20 1.23 1.12 1.15 1.11 1.12
2009年 1.02 0.90 0.73 0.68 0.69 0.70 0.68 0.74 0.73 0.74 0.77 0.86
2010年 0.80 0.84 0.83 0.92 0.96 0.98 1.01 1.02 1.08 1.12 1.13 1.28
2011年 1.20 1.28 1.30 1.20 1.12 1.12 1.11 1.18 1.25 1.24 1.29 1.36
2012年 1.28 1.23 1.23 1.31 1.29 1.32 1.34 1.39 1.39 1.35 1.46 1.56
2013年 1.38 1.40 1.37 1.31 1.28 1.22 1.24 1.30 1.28 1.28 1.27 1.30
2014年 1.22 1.20 1.21 1.19 1.20 1.17 1.15 1.16 1.17 1.20 1.18 1.29
2015年 1.18 1.18 1.24 1.26 1.21 1.19 1.19
転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

業種別:「サービス」が、+0.02ptの1.44倍。エネルギーなど、生活インフラサービスでも求人数が増加

求人倍率が最も高かったのは「IT/通信」で、-0.10ptの2.54倍。求人数は前月比102.1%、転職希望者数は同106.0%。求人数、転職希望者数ともに最高値を更新していますが、転職希望者数の増加幅の方が大きいため、求人倍率は下降しました。転職希望者数は業種内では、前月に比べるとITコンサルティングファームの経験者の数は減少しましたが、それ以外のWebサービスやSIer、ハードウェア・ソフトウェアベンダーなどの経験者の数は増加しています。

求人倍率が最も上昇したのは「サービス」で+0.02ptの1.44倍。求人数は前月比107.3%、転職希望者数は同105.3%。求人は、サービス業の中でも生活インフラサービスを提供するエネルギー、ディベロッパー、ゼネコン、海運、倉庫業などで求人数が増加しています。転職市場では、いよいよすべての業種で中途採用が行われるようになっています。

職種 2015年7月求人倍率 前月差
全体 1.19 0.00
IT/通信 2.54 ▲ 0.10
メディア 0.99 ▲ 0.03
金融 0.83 ▲ 0.02
メディカル 1.76 0.01
メーカー 0.74 ▲ 0.01
商社/流通 0.39 0.00
小売/外食 0.40 ▲ 0.01
サービス 1.44 0.02
その他 0.75 0.02
業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:「技術系(建築/土木)」が、+0.18ptの2.24倍。意匠設計、施工管理の求人数が増加

求人倍率が最も高かったのは「技術系(IT/通信)」で、-0.15ptの2.91倍。求人数は前月比101.9%、転職希望者数は同107.1%。新規求人数は前月を下回りましたが、前月から募集が継続されている求人が多いため、求人の総数では前月を上回り、転職希望者数とともに最高値を更新しています。新規求人では、社内SEの求人数が増加しています。社内SEは人気が高く、これまで非常に狭き門でしたので、事業会社に転職をしたい方にとっては、絶好の機会と言えるでしょう。

職種の中で最も求人倍率が上昇したのは「技術系(建築/土木)」で、+0.18ptの2.24倍。求人数は前月比109.5%、転職希望者数は同100.7%。求人数、転職希望者数ともに最高値を更新しています。意匠設計や施工管理で求人が増加しました。これにより、「技術系(建築/土木)」の求人倍率は「技術系(電気/機械)」、「専門職」を抜き「技術系(IT/通信)」に次いで11職種中2番目の高さとなりました。「技術系(建築/土木)」の職種経験を持つ転職希望者は、同職種内において、さまざまな選択肢の中から仕事を選べる状況になっています。

職種 2015年7月求人倍率 前月差
全体 1.19 0.00
営業系 1.07 0.00
企画・事務系 0.83 ▲ 0.02
技術系(IT/通信) 2.91 ▲ 0.15
技術系(電気/機械) 2.02 0.02
技術系(メディカル) 1.88 ▲ 0.01
技術系(化学/食品) 0.46 0.01
技術系(建築/土木) 2.24 0.18
専門職 1.97 ▲ 0.05
クリエイティブ系 1.18 ▲ 0.04
販売/サービス系 0.55 0.00
事務・アシスタント系 0.13 0.00
職種別の転職求人倍率【グラフ】
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