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月次転職マーケットの”今”を知る! 2015年9月14日発表

転職求人倍率レポート(2015年8月)

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全体:求人倍率は前月比+0.07の1.26倍。転職希望者優位の「売り手市場」が鮮明に

2015年8月の求人倍率は、前月比+0.07の1.26倍。求人数は前月比104.3%、転職希望者数は同98.7%となりました。求人数が増加した一方、転職希望者数は減少したため、求人倍率が上昇しました。転職希望者にとって優位な「売り手市場」が鮮明になっています。

求人数は、9カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新。業種別で求人数が特に伸びたのは、「メディア」(110.4%)、「サービス」(107.9%)でした。「メディア」では、インターネット広告代理店やWebマーケティング会社で求人数が増加しています。「サービス」では、コンサルティングファームやシンクタンクで求人数が増え続けています。

職種別で求人数が特に伸びたのは、「営業系」(106.6%)、「技術系(電気/電子/機械)」(106.1%)でした。「営業系」では、業種を問わず全般的に増加しています。中でも、エネルギー、総合商社の営業職の求人数が増加しました。電力の自由化をはじめとした新規ビジネスへの参入を進めるために経験者の知見を活かそうと、関連業界での経験者を歓迎する動きが見られます。このような理由で、これまでほとんど中途採用をしていなかった企業でも門戸が開かれるようになっています。「技術系(電気/電子/機械)」では、メーカー各社が新商品の開発に力を入れているため、製品の性能向上のコアな部分に携わる回路設計で求人数が増加しました。

転職希望者数は、前月比で減少しました。8月はお盆休みや夏期休暇があるため、新たに転職活動を始める人が減るのは、例年通りと言えます。業種別では、すべての業種で転職希望者数が減少。特に減少幅が大きかったのは、「小売/外食」(96.8%)「メディア」(97.7%)でした。職種別では、11職種中「営業系」「企画・事務系」「専門職」を除く7職種で転職希望者数が減少しました。特に減少幅が大きかったのは、「販売/サービス系」(93.7%)「クリエイティブ系」(94.4%)でした。

10月以降も求人数は増え続ける見込みで、これに対して、転職希望者数は横ばいか微増程度になりそうです。年内は「売り手市場」の傾向が緩やかに強まることになるため、転職希望者はさらに有利に転職活動を進められるでしょう。年内に次の会社を決めたいと考える方は、少しでも早く、そして集中的に転職活動することをおすすめします。

年/月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2008年 1.29 1.21 1.30 1.29 1.29 1.18 1.20 1.23 1.12 1.15 1.11 1.12
2009年 1.02 0.90 0.73 0.68 0.69 0.70 0.68 0.74 0.73 0.74 0.77 0.86
2010年 0.80 0.84 0.83 0.92 0.96 0.98 1.01 1.02 1.08 1.12 1.13 1.28
2011年 1.20 1.28 1.30 1.20 1.12 1.12 1.11 1.18 1.25 1.24 1.29 1.36
2012年 1.28 1.23 1.23 1.31 1.29 1.32 1.34 1.39 1.39 1.35 1.46 1.56
2013年 1.38 1.40 1.37 1.31 1.28 1.22 1.24 1.30 1.28 1.28 1.27 1.30
2014年 1.22 1.20 1.21 1.19 1.20 1.17 1.15 1.16 1.17 1.20 1.18 1.29
2015年 1.18 1.18 1.24 1.26 1.21 1.19 1.19 1.26
転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

業種別:「サービス」が+0.14ptの1.58倍。2カ月連続で倍率が最も上昇した業種となり、活況続く

求人倍率が最も高かったのは「IT/通信」で、+0.08ptの2.62倍。求人数は前月比102.5%、転職希望者数は同99.4%。求人数は最高値を更新しています。特に求人数が増加したのはWebサービス企業。企画からサービスの開始までのスピードを速めるため、内製化を進める企業が増加していることが一因です。それでも自社だけでは賄えず、制作会社に発注するケースが増えているため、Web制作会社でも求人数が増加しています。

求人倍率が最も上昇したのは「サービス」で+0.14ptの1.58倍。求人数は前月比107.9%、転職希望者数は同98.7%。求人数は最高値を更新しています。前月に引き続き2カ月連続で倍率が9業種中最も上昇した業種となりました。サービス業は、人員増強が売り上げの向上に繋がりやすいため、事業拡大を狙い積極的に人材投資する企業が増えています。特に、コンサルティングファームやシンクタンク、人材サービス、教育で求人数の増加が顕著でした。

職種 2015年8月求人倍率 前月差
全体 1.26 0.07
IT/通信 2.62 0.08
メディア 1.12 0.13
金融 0.83 0.00
メディカル 1.71 ▲ 0.05
メーカー 0.77 0.03
商社/流通 0.39 0.00
小売/外食 0.44 0.04
サービス 1.58 0.14
その他 0.97 0.22
業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:「技術系(電気/機械)」が+0.18ptの2.20倍。回路設計、機械設計経験者は一層有利に

求人倍率が最も高かったのは「技術系(IT/通信)」で、+0.18ptの3.09倍。求人数は前月比104.0%、転職希望者数は同97.8%。求人数は最高値を更新しています。特に求人数が増加したのはインフラエンジニアで、サーバーエンジニアやセキュリティエンジニアの求人が増加しました。

職種の中で最も求人倍率が上昇したのは「技術系(電気/機械)」で、+0.18ptの2.20倍。求人数は前月比106.1%、転職希望者数は同97.4%。求人数は最高値を更新しています。大手メーカーを中心に業績が好調で、新たな技術開発のため積極的に投資をする企業が増えています。特に、回路設計、機械・金型設計の求人数が大幅に伸びました。

職種 2015年8月求人倍率 前月差
全体 1.26 0.07
営業系 1.12 0.05
企画・事務系 0.83 0.00
技術系(IT/通信) 3.09 0.18
技術系(電気/機械) 2.20 0.18
技術系(メディカル) 2.00 0.12
技術系(化学/食品) 0.48 0.02
技術系(建築/土木) 2.34 0.10
専門職 2.01 0.04
クリエイティブ系 1.28 0.10
販売/サービス系 0.59 0.04
事務・アシスタント系 0.14 0.01
職種別の転職求人倍率【グラフ】
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