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月次転職マーケットの”今”を知る! 2019年5月13日発表

転職求人倍率レポート(2019年4月)

「転職求人倍率」は、dodaエージェントサービスの直近のデータを用いて、いまの転職マーケットを読み解く、dodaオリジナルのコンテンツです。業種、職種別に転職の難易度がわかりますので、転職活動の計画を立てるときに役立ちます。

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全体:求人倍率は前年同月比+0.04pt の2.66倍。新年度の募集が始まり、求人数は最高値を更新

2019年4月の転職市場の概要

・2019年4月の求人倍率は2.66倍(前月比+0.04pt/前年同月比+0.04pt)。
・求人数は前月比101.4%、転職希望者数は前月比99.9%。
・求人数は前年同月比114.5%、転職希望者数は前年同月比112.6%。
・求人数は調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新。

・業種別では、8業種(「その他」を除く)のうち「IT・通信」「メディア」「メディカル」「商社・流通」「小売・外食」「サービス」の6業種で前月から求人数が増加。
前月比で求人の増加率が特に高かったのは、「IT・通信」(前月比105.2%)、「メディカル」(前月比102.4%)。
前年同月比で求人の増加率が特に高かったのは、「金融」(前年同月比140.1%)、「商社・流通」(前年同月比130.1%)。

・職種別では、11職種のうち「営業系」「企画・管理系」「技術系(IT・通信)」「技術系(電気・機械)」「技術系(化学・食品)」「技術系(建築・土木)」「専門職」「販売・サービス系」 の8職種で求人数が増加。
前月比で求人の増加率が特に高かったのは、「販売・サービス系」(前月比104.6%)、「技術系(建築・土木)」(前月比104.5%)。
前年同月比で求人の増加率が特に高かったのは、「技術系(化学・食品)」(前年同月比143.3%)、「事務・アシスタント系」(前年同月比141.3%)。

2019年4月の転職マーケット

転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

4月の求人数は、今年度に採用予定の求人が増えたため、前月比101.4%となり、調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新しました。
前年度も中途採用を行っていた企業で新年度の募集が始まったことに加え、今年度から中途採用を始める企業も多かったことが求人数増加の要因となりました。
一方、転職希望者数は、4月末から最長で10連休というゴールデンウィークの影響で、3月から横ばいとなりました。転職希望者数が減少し、求人数は増加したため、求人倍率は前月から0.04pt上昇し2.66倍となりました。

前年同月比でも求人数は114.5%と、転職希望者数の増加幅(112.6%)を上回り、求人倍率は+0.04ptとなりました。求人倍率が前年を上回り、数多くの選択肢の中から仕事を選べる状態が続いています。

近年の4月の特徴として、新卒入社者の登録数の増加が顕著になっており、今年もその傾向が見られました。社会に出た段階で、将来は転職も一つの選択肢と考えて早めに情報収集を始める人が増えているようです。

業種別:最も求人の増加率が高かったのは、前月比では「IT・通信」、前年同月比では「金融」

業種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 2.66   0.04   0.04 - -
IT・通信 7.91   0.64   0.37 10+ 9
メディア 2.27   0.16   -0.29 9 4
金融 1.89   0.03   0.41 10+ 6
メディカル 2.18   0.11   0.06 10 4
メーカー 2.14   0.02   0.13 10+ 10+
商社/流通 1.26   0.05   0.22 6 5
小売/外食 0.91   -0.04   0.01 10 10+
サービス 2.86   -0.04   -0.03 10+ 10+
その他 1.21   -0.21   -0.67 5 4

求人倍率は、前月比では8業種(「その他」を除く)のうち求人倍率の上昇幅の大きな順に、「IT・通信」「メディア」「メディカル」「商社・流通」「金融」「メーカー」の6業種で上昇しました。前年同月比では求人倍率の上昇幅の大きな順に、「金融」「IT・通信」「商社・流通」「メーカー」「メディカル」「小売・外食」の6業種で上昇しました。

求人数は、前月比では8業種(「その他」を除く)のうち「IT・通信」「メディア」「メディカル」「商社・流通」「小売・外食」「サービス」の6業種で前月から求人数が増加。前年同月比では8業種のうち「メディア」を除く7業種で増加しました。

前月比で求人の増加率が特に高かった「IT・通信」(前月比105.2%)では、通信キャリアやシステムインテグレータで求人数が増加しました。「メディカル」(前月比102.4%)では、医療機器メーカーや、CRO(医薬品開発受託機関)で採用が活発化しています。

前年同月比で求人の増加率が特に高かった「金融」(前年同月比140.1%)では、生命保険会社や格付会社が全国で採用を行っており、求人数が増加しています。また、これまで新卒採用がほとんどだった政府系の金融機関や地銀でも総合職の中途採用が行われるようになっています。
「商社・流通」(前年同月比130.1%)では、食品、金属、化学、石油化学の領域の商品を扱う商社で採用人数が増えました。

業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:最も求人の増加率が高かったのは、前月比では「販売・サービス系」、前年同月比では「技術系(化学・食品)」

職種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 2.66   0.04   0.04 - -
営業系 2.65   0.18   -0.06 10+ 10+
企画・管理系 2.20   0.08   0.23 10+ 10+
技術系(IT・通信) 10.28   0.71   1.07 10+ 6
技術系(電気・機械) 4.83   0.02   0.10 10+ 8
技術系(メディカル) 1.76   -0.08   -0.45 5 3
技術系(化学・食品) 1.53   0.01   0.24 5 3
技術系(建築・土木) 5.35   0.46   1.24 10+ 5
専門職 7.38   -0.26   0.43 10+ 2
クリエイティブ系 1.84   0.00   -0.61 7 4
販売・サービス系 1.07   -0.07   -0.15 10+ 10+
事務・アシスタント系 0.28   -0.03   0.04 5 10+

求人倍率は、前月比では11職種のうち上昇幅の大きな順に、「技術系(IT・通信)」「技術系(建築・土木)」「営業系」「企画・管理系」「技術系(電気・機械)」「技術系(化学・食品)」の6職種で上昇しました。前年同月比では上昇幅の大きな順に、「技術系(建築・土木)」「技術系(IT・通信)」「専門職」「技術系(化学・食品)」「企画・管理系」「技術系(電気・機械)」「事務・アシスタント系」の7職種で上昇しました。

求人数は、前月比では11職種のうち「営業系」「企画・管理系」「技術系(IT・通信)」「技術系(電気・機械)」「技術系(化学・食品)」「技術系(建築・土木)」「専門職」「販売・サービス系」 の8職種で増加。前年同月比では、「クリエイティブ系」を除く11職種で求人数が増加しました。

前月比で求人の増加率が特に高かった「販売・サービス系」(前月比104.6%)では、携帯ショップのスタッフや飲食店のスタッフの求人が増加しました。
「技術系(建築・土木)」(前月比104.5%)では、ゼネコンやサブコン、設備管理会社で、施工管理の採用が活発化しています。

前年同月比で求人の増加率が特に高かった「技術系(化学・食品)」(前年同月比143.3%)では、化学メーカーや自動車関連会社で求人が増えました。「事務・アシスタント系」(前年同月比141.3%)では、金融や不動産、IT・通信会社で営業事務や一般事務の採用が引き続き活発です。

職種別の転職求人倍率【グラフ】

2019年5月以降の転職マーケット

4月は求人数が最高値を更新し、新たに中途採用を始める企業が増えるなど、今年度の転職マーケットも引き続き活発な状態となりそうです。例年5月の連休明けからさらに求人数が増えるため、転職希望者にとってチャンスの多い市況が続く見込みです。

働き方改革により、休日の確保や残業時間の抑制に力を入れる企業も多く、転職によって年収を維持したまま就業環境の改善ができるケースも増えています。また、転職により年収が上がる人の割合も増加傾向です。

最近の中途採用では、企業が応募者の経験・スキルや今後やりたいことに合わせて、ポジションを提案するケースが増えています。転職のイベントでは採用担当者に書類選考の前に会うことができますので、希望の企業がある場合は、そのような場を活用して求人への応募の前に相談してみることをおすすめします。

転職求人倍率の定義

「転職求人倍率」は、dodaエージェントサービスの登録者1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。

【算出式】転職求人倍率=求人数(採用予定人数)÷転職希望者数

【求人数】①当月中に新たに登録された新規求人数(採用予定人数)と、②前月からの繰越求人数(採用予定人数)の合算。

【転職希望者数】 ③当月中に新たに登録した新規登録者数と、 ④前月から継続登録している繰越登録者のうち当月1件以上の求人に応募した登録者の数を合算。

※求人数、転職希望者数ともに、dodaエージェントサービスに登録された求人、登録者を算出対象としています。
※繰越登録者数は、当月からさかのぼって6カ月以内の新規登録者数です。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。

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