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月次転職マーケットの”今”を知る! 2019年6月10日発表

転職求人倍率レポート(2019年5月)

「転職求人倍率」は、dodaエージェントサービスの直近のデータを用いて、いまの転職マーケットを読み解く、dodaオリジナルのコンテンツです。業種、職種別に転職の難易度がわかりますので、転職活動の計画を立てるときに役立ちます。

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全体:求人倍率は2.53倍。求人数は2カ月連続で最高値を更新。

2019年5月の転職市場の概要

・2019年5月の求人倍率は2.53倍(前月比-0.13pt/前年同月比-0.14pt)。
・求人数は前月比100.03%、転職希望者数は前月比105.3%。
・求人数は前年同月比112.0%、転職希望者数は前年同月比118.2%。
・求人数は2カ月連続で調査開始(2008年1月)以来の最高値を更新。

・業種別では、8業種(「その他」を除く)のうち「IT・通信」「メディア」「金融」「小売・外食」の4業種で前月から求人数が増加。
前月比で求人の増加率が特に高かったのは、「小売・外食」(前月比102.4%)、「金融」(前月比101.8%)。
前年同月比で求人の増加率が特に高かったのは、「金融」(前年同月比136.12%)、「商社・流通」(前年同月比129.6%)。

・職種別では、11職種のうち「企画・管理系」「技術系(IT・通信)」「技術系(建築・土木)」「販売サービス」「事務・アシスタント系」の5職種で求人数が増加。
前月比で求人の増加率が特に高かったのは、「事務・アシスタント系」(前月比107.1%)、「企画・管理系」(前月比101.3%)。
前年同月比で求人の増加率が特に高かったのは、「事務・アシスタント系」(前年同月比143.7%)、「技術系(化学・食品)」(前年同月比139.4%)。

2019年5月の転職マーケット

転職求人倍率・求人数・転職希望者数【グラフ】

5月の求人数は、最長で10連休というゴールデンウィークがあり、例年よりも休日が多かったため、横ばいとなり前月比100.03%でした。
一方、転職希望者数は、連休明けから転職活動を始める人が多く、前月比105.3%と増加しました。転職希望者数の増加幅が求人数のそれを上回ったため、求人倍率は前月から0.13pt下降し2.53倍となりました。

前年同月比では、求人数は112.0%、転職希望者数は118.2%でした。求人数は2カ月連続で最高値を更新しており、転職希望者にとってチャンスの多い状況は続いています。

業種別:最も求人の増加率が高かったのは、前月比では「小売・外食」、前年同月比では「金融」

業種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 2.53   -0.13   -0.14 - -
IT・通信 7.38   -0.53   -0.03 10+ 9
メディア 2.13   -0.14   -0.34 9 4
金融 1.73   -0.16   0.23 10+ 6
メディカル 2.12   -0.06   -0.18 9 4
メーカー 2.02   -0.12   -0.01 10+ 10+
商社/流通 1.17   -0.09   0.19 6 5
小売/外食 0.89   -0.02   -0.05 10 10+
サービス 2.77   -0.09   -0.27 10+ 10+
その他 1.12   -0.09   -0.82 5 4

求人倍率は、前月比ではすべての業種で下降しました。前年同月比では「金融」「商社・流通」の2業種で上昇しました。

求人数は、前月比では8業種(「その他」を除く)のうち「IT・通信」「メディア」「金融」「小売・外食」の4業種で求人数が増加。
前年同月比では「メディア」を除く7業種で求人数が増加しました。

前月比で求人の増加率が特に高かった「小売・外食」(前月比102.4%)では、インターネット通販やファストフードの需要が上がっているため、増員を図る企業が多く、求人数が増加しました。「金融」(前月比101.8%)では、生命保険や保険代理店で営業職や事務スタッフの採用が活発です。
前年同月比で求人の増加率が特に高かったのは、「金融」(前年同月比136.12%)、次いで「商社・流通」(前年同月比129.6%)でした。
「商社・流通」では、産業用装置や機械部品などで求人数が伸びているほか、総合商社では高い専門性が求められるポジションで中途採用を行っています。

業種別の転職求人倍率【グラフ】

職種別:最も求人の増加率が高かったのは、前月比、前年同月比ともに「事務・アシスタント系」

職種 求人倍率 前月比 前年同月比 求人数 転職希望者数
全体 2.53   -0.13   -0.14 - -
営業系 2.41   -0.24   -0.23 10+ 10+
企画・管理系 2.07   -0.13   0.08 10+ 10+
技術系(IT・通信) 9.72   -0.56   0.57 10+ 6
技術系(電気・機械) 4.59   -0.24   -0.14 10+ 8
技術系(メディカル) 1.73   -0.03   -0.60 4 3
技術系(化学・食品) 1.51   -0.02   0.16 5 3
技術系(建築・土木) 5.09   -0.26   0.66 10+ 5
専門職 7.20   -0.18   0.41 10+ 2
クリエイティブ系 1.74   -0.10   -0.69 7 4
販売・サービス系 1.05   -0.02   -0.37 10+ 10+
事務・アシスタント系 0.28   0.00   0.03 5 10+

求人倍率は、前月比では11職種のうち「事務・アシスタント系」を除く10職種で下降しました。前年同月比では上昇幅の大きな順に、「技術系(建築・土木)」「技術系(IT・通信)」「専門職」「技術系(化学・食品)」「企画・管理系」「事務・アシスタント系」の6職種で上昇しました。

・職種別では、11職種のうち「企画・管理系」「技術系(IT・通信)」「技術系(建築・土木)」「販売・サービス系」「事務・アシスタント系」の5職種で求人数が増加。前年同月比では、「クリエイティブ系」を除く11職種で求人数が増加しました。
前月比で求人の増加率が特に高かった「事務・アシスタント系」(前月比107.1%)では、営業事務や一般事務などを増員する企業が増えています。「事務・アシスタント系」では前年同月比でも143.7%と11職種で最も求人の増加率が高くなりました。

「企画・管理系」(前月比101.3%)では購買や物流関連の求人が特に増えており、メーカーやECで増員が図られています。
前年同月比で求人の増加率が特に高かったのは、「事務・アシスタント系」のほかに「技術系(化学・食品)」(前年同月比139.4%)となりました。この職種では製品開発や研究開発の求人が増えており、メーカーだけでなく、技術者派遣の人材サービス企業でも採用が活発化しています。

職種別の転職求人倍率【グラフ】

2019年6月以降の転職マーケット

5月は休日が多かったため、求人数は横ばいでしたが、それでも2カ月連続で最高値を更新しました。新年度の採用活動が本格化し、これまで採用を行っていなかった企業やポジションでの求人も増えているため、6月以降も求人数は緩やかに増加するでしょう。

また、2020年入社者の新卒採用が6月末ごろにはいったん落ち着くため、7月以降は中途採用にさらに力を入れる企業が増える見込みです。若手で転職を考えている人は、第二新卒を歓迎する求人が出やすい時期なので、新しい求人を定期的にチェックすることをおすすめします。キャリアが長い方にとっても、7~8月は大手企業を中心に中途採用を一斉に行うことがの多い時期ですので、チャンスを逃さないよう、職務経歴書の更新など、転職活動の準備を進めておくことをおすすめします。

転職求人倍率の定義

「転職求人倍率」は、dodaエージェントサービスの登録者1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。

【算出式】転職求人倍率=求人数(採用予定人数)÷転職希望者数

【求人数】①当月中に新たに登録された新規求人数(採用予定人数)と、②前月からの繰越求人数(採用予定人数)の合算。

【転職希望者数】 ③当月中に新たに登録した新規登録者数と、 ④前月から継続登録している繰越登録者のうち当月1件以上の求人に応募した登録者の数を合算。

※求人数、転職希望者数ともに、dodaエージェントサービスに登録された求人、登録者を算出対象としています。
※繰越登録者数は、当月からさかのぼって6カ月以内の新規登録者数です。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。

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