Q. 転職先での配属部署や業務内容はいつごろ分かりますか?
入社に備えて準備をしておきたいのですが、転職先での配属部署や業務内容はいつごろ分かるものなのでしょうか?また、詳細を聞くのは内定をもらってからのほうがよいでしょうか?内定をもらっていないのに聞くのは気が早すぎますか?(28歳/女性)
A.応募時点でも、ある程度は分かっているケースが多いです。もちろん面接中や内定後でも疑問点は質問していただいて大丈夫です。
配属部署や業務内容については、求人票などに記載されるかたちで、応募時点である程度明確になっているのが一般的です。それ以上の詳細について知りたいときは、面接の中で質問しましょう。1次面接や2次面接など、直属の上司となる可能性が高い面接官と話す機会があれば、「具体的に私に期待されている役割や業務内容を教えてください」と質問をしておくことが大切です。曖昧な回答であれば、まだなにも決まっていないのかなと推察できます。
なかには入社しても担当業務が明確には決まっていなかったというケースもあります。その場合でも、知りたい「事実情報」をできるだけ取得するようにしておきましょう。例えば、「配属部署、部署の人数構成など」は面接時でも内定時でも事実情報として分かるはずなので、会社の状況を確認する要素としては有効な質問です。「マーケティングの中でも顧客分析を中心に業務してもらうことになると思います」といったような、面接相手が「推測」で語った情報と「事実情報」は分けて整理しておくことをお勧めします。
ただし、企画職のような仕事の場合、具体的な予定が決まっていない場合もあるので、情報がないからといってネガティブに捉える必要はないでしょう。逆に、定型業務的な要素が強い仕事で、不確定要素が多いと、そのまま入社を決めてよいかどうか、慎重に見極めるべきかもしれません。入社に向けての不安材料を払拭できるよう、分からないことは積極的に質問してみましょう。
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この記事を監修したキャリアアドバイザー
加賀美 文久
米国CCE国家資格 キャリアコンサルタント
米国CCE,Inc.認定 GCDF-Japanキャリアカウンセラー
【経歴】
ベンチャー企業の人事リーダーを経て、2006年に現職に入社。dodaキャリアアドバイザーとしてバックオフィス部門、ハイキャリア部門の転職支援をしてきました。その後、管理職として同領域のマネジメントやプロジェクト推進に関わっています。
【メッセージ】
私自身、さまざまな立ち位置で「転職」と関わってきました。転職者の立場、採用する企業の立場、転職支援をする立場。その経験活かして、転職の疑問解決のお手伝いができればと思っています。