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社会人3年目で「そろそろ転職?」と
悩んだときに知っておきたいことを徹底解説

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監修者:長尾 由貴(ながお・ゆき) dodaキャリアアドバイザー

社会人3年目は仕事に慣れて、次の、もしくは今後のキャリアを考え始めるタイミングです。「とりあえず3年」と言われることもあり、社会人3年目を転職に向けた区切りと考えている人も多いのではないでしょうか。この記事では新卒で入社して3年目で転職を考えている社会人に向けて、転職の考え方やキャリアプランの立て方を解説します。ぜひ最後までご覧ください。

この記事で分かること

  • 社会人3年目の転職理由
  • 社会人3年目で転職活動をした事例
    (実際に転職した事例・しなかった事例)
  • 社会人3年目でキャリアを考える際におすすめのフレームワーク「WILL CAN MARKET」

「とりあえず3年」は本当? 社会人3年目で転職する人はどのくらい?

新卒3年以内の離職率の推移

厚生労働省の調査(※)によると、社会人3年目までに離職した方の割合は、大卒で約30%、高卒で約40%です。

さらに過去の調査データを確認すると、多少の増減はあるものの、社会人3年目までに大卒で約30%の方が離職している状況が10年以上続いています。
この結果から、社会人生活に慣れてきた社会人3年目は、転職など次のキャリアステップを考える方が多いタイミングだと想定できます。

※出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和2年3月卒業者)」

社会人3年目は、どんな理由で転職を選んでいる?

実際に社会人3年目で転職した方は、どのような理由で転職を選んでいるのでしょうか。ここでは、第二新卒の転職サポートにおいて、豊富な経験を持つキャリアアドバイザーへの取材をもとに、相談内容として多い転職理由を紹介します。

成長を感じられない・スキルを身につけたい

社会人3年目の転職理由で特に多いのが、現在の業務で成長を実感できないというものです。具体的には、業務のルーティン化や、主体的に仕事ができない環境により、自己成長やスキル習得の実感がなく不安を覚えている状況です。

終身雇用が当たり前ではなくなり、将来的に会社に頼らず、自分のスキルで生きていかなければならない可能性があるなかで、スキルを習得できる環境への転職を考える方は増えています。

より興味のある業界や職種に挑戦したい

現在の会社で社会人として最低限の経験を積んだ上で、より興味のある業界・職種に転職したいと考える方も多くいます。

実務を通じて自身の得意不得意を理解し、今の仕事が自分には向いていないと感じたり、より興味のある仕事が見つかったりすることは珍しくありません。また、中には配属された部署が本来の希望とは異なっていて、社内での異動も難しいという事情がある方もいます。さらに、現在の社会人3年目の方々は、コロナ禍に就活をしていた世代でもあるため、志望業界が新卒採用を行っておらず、応募をあきらめたというケースも。社会人としての経験を積み、採用活動が再開されたタイミングで、希望の業界・職種に挑戦する方も増えています。

年収を上げたい・正当な評価制度のもとで働きたい

社会人3年目の中には、より高い年収や正当な評価を求めて転職する方もいます。

3年間働くなかで、自身の昇給額や先輩・上司の給与などから、その企業での年収の上限が推測できることもあるでしょう。また、別の企業で働く友人との間で年収の差を感じたり、ライフイベントを迎えて具体的に必要な金額が見えてきたりするなどのきっかけが加わり、転職に踏み切る方も多くいます。また、頑張りが評価に反映されにくい場合、より正当な評価制度がある会社へ転職する方も。

さらに、コロナ禍に就活した社会人3年目方々の場合、新卒採用を制限していた企業も多く、年収や福利厚生などの希望条件を緩和して企業選びをした方も多いでしょう。入社してみたら想像以上に年収や評価制度にギャップを感じて、転職に踏み切る方も一定数います。

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中長期的に就業するイメージが湧かない

働き方・モチベーションの観点で、現在の会社で中長期的に就業できるイメージが湧かずに、転職を目指す方も多くいます。

現在働いている企業で、長期就業している方が少なかったり、ライフイベントを経て退職してしまう方が多かったりすると、その企業で長く働くことを想像するのは難しいでしょう。社内で目標にしたいと思えるようなロールモデルを見つけられないと、漠然とした不安を抱いてしまうかもしれません。また、近年リモートワークなどの柔軟な働き方を希望する方も増えています。

こういった環境の中で、より中長期的に働ける・働きたいと思える企業への転職を目指す社会人3年目の方も増えています。

ワーク・ライフ・バランスを整えたい

社会人3年目で仕事に慣れてきたからこそ、ワーク・ライフ・バランスが整えられる環境や希望勤務地で働きたいと考える方も多くいます。

また、残業や休日出勤が恒常的に続いているような職場環境だと、体力的に厳しいと感じる方も増えてくるでしょう。特に転勤がある職種の場合、本来の希望とは異なる勤務地に配属されてしまうことも。やはり、家族や友人に会いやすい場所で働きたいと考え、3年目のタイミングで転職を検討するケースは少なくありません。

初めはモチベーションをもとに頑張れていた方も、将来的にもこのペースで働くのは難しいと感じるようになり、転職を考えるケースもあります。

キャリアアドバイザーに聞く! 社会人3年目の転職事例

ここからは、社会人3年目で転職活動を行った方の事例について、dodaキャリアアドバイザーが紹介します。具体例を参考に、自分の転職活動やキャリアプランに活かしていきましょう。

【転職した事例】3年目でも未経験の業界で年収アップ!

プロフィール

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仮名:Aさん
転年齢:25歳
転職歴:食品卸 営業職(3年間)
転転職先:メーカー 営業職

転職理由は?

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ワーク・ライフ・バランスと年収の改善が理由です。

ご結婚を機に、残業時間の改善と年収アップを目指して転職活動を行っていました。同時に未経験業界へのチャレンジも希望されており、未経験ながらも年収を上げるという難易度の高さから、転職活動がやや長期化してしまっていました。

どのように転職活動をしましたか?

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アピールポイントの深堀りや、面接対策を徹底的に実施しました!

内定自体は複数社からいただいていたものの、希望年収には届かず、内定辞退の決断をされていました。

希望の条件がかなえられる業界はどこか、そこでは何をアピールすべきか、Aさんがアピールできるスキルは何かを深堀りし、面接対策を続けました。Aさんも粘り強く活動を継続してくださり、結果的に希望条件を満たせるメーカーから内定を獲得し、入社を決断されました。

dodaキャリアアドバイザーからAさんにどのようなサポートをしましたか?

イラスト

条件を妥協せずにかなえるため、アピールポイントを最大限押し出すサポートをしました!

面接で高く評価してもらい、Aさんのご希望条件で内定をもらえるよう、面接対策などのサポートを重点的に行いました。

また、膨大な求人があるなかで、ご希望の転職がかなうよう求人を厳選して提案したことで、面接対策やキャリアの棚卸し、企業理解などの選考において重要なところに時間を割いていただけました。容易ではありませんでしたが、かなえたい条件(年収・働き方)を満たすために、転職活動の伴走を行ったことで、心強さを感じていただけたかと思います。

【転職しなかった事例】転職活動を通して、自分が大切にしたいことを再発見!

プロフィール

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仮名:Bさん
転年齢:25歳
転職歴:通信機器 販売スタッフ(3年間)

転職理由は?

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勤務形態を変えたいためです。

シフト制かつ休日出勤の多い現職の働き方を改善し、長期的に働ける環境を求めて、転職活動を行っていました。また、土日休みを希望されていたため、突発的な顧客対応が発生しないような法人営業を中心に選考を進めました。

どのように転職活動をしましたか?

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ご経験や価値観を整理し、なぜその職種が良いのか? どのような理由で転職をしたいのか? の志望理由を特に深堀りしました。

志望動機やアピールポイントの深堀りを通じて、面接対策を行いました。結果的に働き方の希望がかなう法人営業職で内定を複数獲得されたのですが、最終的には現職に残る決断をされました。

最終的に転職しなかった決め手は何ですか?

イラスト

働き方だけでなく「年収」も大切な軸だったことを再認識したからです。

未経験から法人営業へのチャレンジだったので、現職よりも年収が下がってしまったためです。「年収は下がるものの、当初の転職理由であった働き方の改善がかなう。この条件で転職をした場合、転職後に納得できるか」を再度考えていただきました。最終的に、働き方だけでなく「年収」も大切であったと再認識し、転職はせず、現職で働き続ける決断をされました。

転職活動をしたことでどのような変化がありましたか?

イラスト

「働く上で何が大事なのか」を再確認し、現職で頑張るモチベーションにつなげていただくことができました。

現職の不満をもとに転職活動を開始されましたが、選考を受けるなかで、「自分は働く上で何が大事なのか」を再度深掘りしていただくことができました。結果的に、ご自身にとって年収が大切であることに気づいた上で、モヤモヤが晴れた状態で現職で働き続けることを選んでいただくことができました。

dodaのキャリアアドバイザーからBさんにどのようなサポートをしましたか?

イラスト

「ご自身は何をしたいのか」「何を大切にしたいのか」を客観的に深掘りしました。

カウンセリングや面接前後にやり取りをするなかで、「ご自身が何をしたいのか?」を深掘りするお手伝いができたように思います。特に、未経験だと年収が下がってしまうなどの転職マーケットの実状や、現在お持ちのご経験・ご希望条件でどのような選択肢があるかをお伝えするなかで、目先の不満だけでなく、「本当に大切にしたいこと」を深めていただくことができました。

dodaエージェントサービスでは、それが本人にとってベストであるならば「転職をしない」という選択も尊重しています。Bさんのなかで、最適な結論を見つけるサポートができたことをうれしく思います。

転職活動はいつ始める? 思い立ったときに活動するメリット

転職をしようか悩むきっかけがあったのであれば、一度、転職活動を始めてみるのがおすすめです。「転職」と「転職活動」という言葉は一見、似ているように見えますが、中身はまったく異なります。Bさんの事例のように、結果的に転職しなかったとしても、転職活動を行うことで、自分にとって最適な働き方が明確化されることは多いでしょう。

実際、dodaエージェントサービスのキャリアカウンセリングを受ける社会人3年目の方のなかには、「自分には特別なスキルがないけど、一度相談してみたくて…」など、転職に対して明確な目標や悩みが見えていない方も多くいます。

まずはキャリアカウンセリングを受けたり、転職活動を行ったりするだけでも、今後のキャリアにおいて十分なメリットがあります。以下でご紹介する内容をもとに、転職活動について検討してみてください。

自分の現在地を知ることができる

さまざまな求人を見たり、実際に応募してみたりすることで、転職市場における自分の現在地が見えてくるでしょう。

もし、すでに希望の職種や働き方がある場合は、それをかなえるために何が足りないのか、どのような自己研鑽が必要なのかを知ることで、理想に近づくために必要な努力が分かるはずです。また、自分の現在地が想定よりも良いのであれば、年収や勤務条件の良い企業への転職を目指せるかもしれません。理想のキャリアを歩むための一歩として、ぜひご活用ください。

エージェントサービス/イメージイラスト

キャリアアドバイザーとの対話で、
自分の現在地をさがしてみよう

自分が大切にしたいことを具体化できる

転職活動では、自分の価値観を内省するタイミングが多くあります。転職活動を始めたきっかけや現職への不満などを深掘りするなかで、「自分は何を大切にしているのか?」「どんな働き方をしたいか?」をより具体的にイメージできるようになるはずです。その結果、現職の良さを再認識し、現職に残る意思決定をする可能性も十分あり得るでしょう。

行き当たりばったりに複数の求人に応募するなどの方法はおすすめできませんが、転職しようか迷う何かしらのきっかけがあったのであれば、一度、自分が仕事で何を大切にしたいのか棚卸ししてみましょう。

エージェントサービス/イメージイラスト

一人では気づかなかった価値観、
キャリアアドバイザーと言語化しませんか?

転職する? しない? 悩んだときに行いたいキャリアの考え方

転職しようか迷った際は、キャリアの棚卸しを通じて判断することも一つの選択肢です。ここでは「WILL・CAN・MARKET」のフレームワークを使ったキャリアの考え方をご紹介します。

第二新卒の転職支援実績が豊富なキャリアアドバイザーが、第二新卒や若手の方のサポートに用いているフレームワークのため、ぜひ参考にしてみてください。

「WILL・CAN・MARKET」を使ったキャリアの考え方

「WILL・CAN・MARKET」では、今の自分ができること(CAN)を踏まえて、自分がやりたいこと(WILL)をかなえられる企業がどこか?(MARKET)を考えます。社会人3年目の方は一定の経験を積んでいるものの、社会人人生においてはまだまだ若手。転職してかなえたい希望条件だけでなく、それが今の自分の市場価値でできる会社はどこか? も加味して、キャリアを考えることが大切です。

各ステップについて詳しく見ていきましょう。

WILL:自分がやりたいこと

まずは、自分が何をやりたいのか、そのためには何が必要かを言語化してみましょう。

ただ「やりたいこと」と問われても、特にないと感じる方も多いのではないでしょうか。実際にキャリアカウンセリングでは、「やりたいことが見つからない」という悩みを抱える方もいますが、それでも大丈夫です。これまでやりたいこと軸ではなく、その時の状況や自分ができる事を軸に物事を決めてきた方もいるはず。
そういった方は、無理にやりたいことを絞り出そうとせず、「嫌いじゃないこと」「楽しい・やりがいを感じたこと」を洗い出してみましょう。

CAN:今の自分ができること

続いて、自分が今までの3年間で培ったスキルや実績、強みを洗い出してみましょう。具体的には、以下の各項目を考えます。

必ず考えたいこと

  • 誰に対して
  • 何を
  • どのように提供していたか

追加で考えたいこと

  • マネジメント経験はあるか
  • 経験年数はどの程度か

例えば、住宅リフォームの営業職であれば、「住宅のリフォームを考えている個人顧客(=誰に対して)」、「○○万円のキッチンリフォームを(=何を)」、「顧客の希望をていねいにヒアリングして提案し受注につなげた(=どのように提供していたか)」のように置き換えて整理しましょう。

ここで洗い出したものを、「やりたいこと」で必要になるスキルと比較して、現状とのギャップを探ります。
ギャップがある部分は転職を進める上で難易度が高くなり、逆に満たせている部分はアピールポイントになるでしょう。

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MARKET:転職市場の状況

最後に、自分の「できること」で、「やりたいこと」がかなうのか判断するために、市場の状況を知る必要があります。業界や職種、企業によって求める要件は異なるので、必ずしも希望条件で転職できるとは限りません。

まずは、希望条件に合致する求人をいくつか調べてみましょう。その際、求人要件を確認し、棚卸しした「できること」とのギャップを探り、選考でのアピールポイントや、「やりたいこと」をかなえる筋道を考えます。

もし、それぞれのギャップが大きい場合は、中長期的に「やりたいこと」をかなえるキャリアパスを考えてみるのもよいでしょう。次の転職先では、現在「できること」を活かして、不足している経験やスキルを身につけることも選択肢の一つ。その後、ポジションや会社を変えるなど、徐々にステップアップしていくことで、最終的に思い描いていた「やりたいこと」をかなえることもできます。

MARKET:市場(業界)の状況の転職活動への活かし方

3年目はキャリアを考えるのに最適! 悩んだときは転職のプロに相談してみよう

社会人3年目は、仕事に慣れ、仕事や会社への理解が深まるタイミング。今後のキャリアプランを考えるのに最適な時期です。

もし、キャリアや仕事について気がかりな点があるのであれば、実際に転職をするかは置いておいて、一度転職活動をしてみてもよいでしょう。転職活動をしたからといって、転職しなければならないわけではありません。また、転職活動を通して、働く上で自分が大切にしたいことや将来像を言語化したり、自分の市場価値を認識することができます。その結果、モヤモヤを解消して働くことができたり、将来に向けて必要な行動を選択することができます。それは、今後の長いキャリアのなかで大きな意味を持つでしょう。

転職活動を自分一人で進めるのが難しい、考えてもよく分からないという場合は、転職エージェントの利用がおすすめです。特に「WILL・CAN・MARKET」のキャリアの考え方のうち、「できること」を見つけてアピールポイントへ変換する方法や、「転職市場の状況」は、転職のプロであるキャリアアドバイザーに相談しながらのほうが効率的に進められるでしょう。

もちろん、相談したからといって、必ず転職しなくてはいけないわけではありませんし、無料で相談することができます。転職が必要かどうかを含めて、ご自身で決めるための材料を整理するために、ぜひ一度ご相談ください。

エージェントサービス/イメージイラスト

4年目以降、希望の働き方を実現するために、
ぜひ一度ご相談ください

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この記事を監修したキャリアアドバイザー

長尾 由貴(ながお・ゆき)

【経歴】 2018年にパーソルキャリアに中途入社し、一貫してキャリアアドバイザーに従事。販売サービス職の方、金融業界の方、第二新卒の営業職の方の転職サポートを多く担当している。

【メッセージ】 お一人お一人に合わせた転職活動の進め方を支援出来たらと思っております。

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