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働きながら?辞めてから? 第二新卒・若手向け 
転職活動の上手な進め方

第二新卒・若手の人は転職活動が初めての人が多いはず。「転職活動は働きながらしたほうがいい?」「転職先が決まるまでにはどのくらいの時間がかかるの?」など、さまざまな不安を抱えていることでしょう。このページでは、20代の転職成功者に対して行ったアンケートの結果を基に、上手な転職活動の進め方に迫っていきます。

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1.転職活動をするなら働きながら?辞めてから?

「転職活動」といってもその進め方は人それぞれです。「時間がかかってもいいから自分に合った転職先を見つけたい」という人もいれば、「今すぐにでも辞めて新しい職場に移りたい」という人もいるでしょう。そして進め方という観点で考えたときに、大きな分岐点となるのが、「転職先が決まってから退職」するのか、「転職先が決まる前に退職」するのかという選択です。

初めて転職活動をする人の中には、「転職活動は仕事を続けながらがいいの? 辞めてからのほうがいいの?」という漠然とした不安を持っている人が少なくありません。そこでまずは、「転職先が決まってから退職」をした場合と、「転職先が決まる前に退職」をした場合で、転職活動にかかる期間や合否について違いがあるのかを見ていきましょう。

▽データで見る転職活動と退職状況の関係

※出典「転職に関するアンケート」
調査期間:2019年3月
調査実施:パーソルキャリア株式会社(dodaを運営)
有効回答数:103件

上の図はdodaを運営するパーソルキャリア株式会社が20代の転職成功者に対して行ったアンケートの結果です。「転職先が決まってから退職」と「転職先が決まる前に退職」のどちらを選択する人が多いのかを見ると、前者は66.0%、後者は34.0%。「転職先が決まってから退職」という進め方を選ぶ人が多いことが分かります。

転職活動の期間(平均)と平均応募社数を比較すると、「転職先が決まってから退職」の場合はそれぞれ5.6カ月、6.6社、「転職先が決まる前に退職」の場合は4.9カ月、5.8社となりました。「転職先が決まる前に退職」のほうが短い期間、少ない応募社数となっていますが、さほど大きな差ではありません。なお、ここでいう転職活動期間とは「転職活動で、求人(転職して入社した企業に限らず)を探し始めてから、入社承諾をするまでにかかった期間」を指しています。

また、内定を獲得した社数の平均はどちらも1.6社となりました。「転職先が決まってから退職」の場合と「転職先が決まる前に退職」の場合を比較したときに、どちらかが内定を獲得しやすいということもないようです。

つまり、仕事を続けながらでも、仕事を辞めてからでも転職活動にかかる期間や内定の獲得しやすさに大きな違いはないということ。大切なのはどちらのスタイルが自分に合っているかを見極めることなのです。「転職先が決まってから退職」する場合と「転職先が決まる前に退職」する場合、それぞれのメリット・デメリットを以下に紹介していくので、しっかりとチェックしてください。

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2.「転職先が決まってから退職」する場合のメリット・デメリット

まず紹介するのは、66.0%の人が選んでいる「転職先が決まってから退職」する場合のメリット・デメリットです。転職成功者に聞いた、「仕事をしながら転職活動をして良かったこと、困ったこと」から紐解いていきましょう。

【仕事をしながら転職活動をして良かったこと】

  • 次を急いで決めなくても収入があり生活ができる、時間をかけて選べる(25歳・女性)
  • 収入源があること(21歳・男性)
  • 長期スパンで行動できる(26歳・男性)
  • 最悪、今の仕事を続ければ生きていけると思えたこと(26歳・男性)
  • 収入の安定性、面接で在職中と答えると面接官の反応が良かった(26歳・女性)
  • 辞めたあとにもお給料がもらえる安心感(24歳・女性)
  • 空白期間ができないこと(24歳・女性)
  • 収入が滞らない、問題なく辞められる(25歳・女性)

【仕事をしながら転職活動をして困ったこと】

  • 夜遅くや休日しか時間を割けず、面接などのスケジュール調整が大変だったこと(26歳・女性)
  • 定時後に面接に行っていたので帰りが遅くなった(28歳・男性)
  • 前職の会社の引き止めにあった(23歳・女性)
  • 面接時間の調整が難しかった(28歳・女性)
  • 職場の人間に言いづらかった(25歳・男性)
  • 平日の面接に行くのが大変(26歳・男性)
  • 面接の調整がしにくい、入社日をなかなか考慮してもらえない(25歳・女性)
  • 平日に選考があったので休みを調節するのが難しかった(28歳・女性)

アンケートの回答を見ると、「転職先が決まってから退職」することで得られるメリットはほぼひとつに集約されることが分かります。それは、経済的な負担がなく、慌てずに転職活動を進められることです。「転職活動をしながら、じっくりと自分に合った仕事を探したい」「預貯金が少ない」といった人に最適な方法といえるでしょう。

一方で、大きく分けるとふたつのデメリットがあるようです。ひとつは、現在の仕事があるため、面接日程の調整が難しいこと。「転職先が決まってから退職」する方法を選んだ人の多くがスケジュール調整に悩んでいます。もうひとつは、退職交渉でつまずくケースがあること。「職場の人間に言いづらかった」「前職の会社の引き止めにあった」という回答が見られました。「転職先が決まってから退職」する場合は、自分がいつ退職できるかを念頭に置いて転職活動をすることが大切だといえそうです。

3.「転職先が決まる前に退職」する場合のメリット・デメリット

続いては、「転職先が決まる前に退職」する場合のメリット・デメリットを紹介していきます。転職成功者に聞いた、「仕事を辞めて転職活動をしてよかったこと、困ったこと」をチェックしてみましょう。

【仕事を辞めて転職活動をして良かったこと】

  • 自分のペースで就職先を見つけられた、生活リズムが整えられた(24歳・男性)
  • 嫌な上司から逃れられた(27歳・男性)
  • 退職してからやっとゆっくり休めたこと、仕事に対する自分の気持ちを整理することができた(28歳・女性)
  • 予定が立てやすい、短期間で決める意欲が強くなる(24歳・女性)
  • 時間が取れる、気持ちにゆとり(24歳・女性)
  • 時間に余裕がある(24歳・女性)

【仕事を辞めて転職活動をして困ったこと】

  • 貯金が切り崩された、不安が多くなった(26歳・女性)
  • 金銭的につらかった、焦ってしまう(25歳・女性)
  • いつ就職できるか不安に(24歳・男性)
  • お金が足りない(28歳・男性)
  • 自分が何をしたいか、何ができるのかわからなくなった、なかなか希望の条件に合う仕事が見つからなかった(28歳・女性)
  • 次に何をしたいかわからなくなった、支払いが立て込んで時間はあるけどお金に余裕はない状態へ(25歳・女性)

アンケートの結果を読み解くと、「転職先が決まる前に退職」することのメリットは、時間的、肉体的、精神的なゆとりが生まれ、転職活動に集中できることであると考えられます。現職の仕事が忙しすぎて転職活動をする時間が確保できない人や、耐えきれないほどのストレスを抱えている人はこちらの方法を選んでもいいかもしれません。

デメリットはやはり収入が途絶えることと、経済的に追い詰められることによる焦り。「早く転職できるならどんな会社でもOK」という発想に陥らないようにするためには、しっかりとした資金面での準備とスケジューリングが必要であることが分かります。

また、「転職先が決まる前に退職」した人に特徴的だったのが、「自分が何をしたいか、何ができるのかわからなくなった」といった回答。いまの仕事と比べた良し悪しを判断できなくなるため、転職の目的意識を見失ってしまうケースがあるのです。

4.第二新卒・若手の転職活動では「転職先が決まってから退職」がおすすめ

ここまで、転職活動の進め方について、仕事をしながらがいいのか、辞めてからがいいのかという視点で解説してきました。どちらが自分に合っているのか、判断できたでしょうか。もし判断に迷っているのなら、「転職先が決まってから退職」を選ぶことをおすすめします。経済的な負担を抑え、焦ることなく転職活動を進められるというのが第一なのですが、第二新卒・若手ならではの理由もあります。

それは、「転職先が決まってから退職」すれば、キャリアに空白期間ができないというものです。転職活動において空白期間はひとつのリスク。特に第二新卒・若手の場合、ただでさえ短い会社員経験の中に数カ月の空白期間があると、ビジネスパーソンとしての成長機会を逃しているとみなされる可能性があるのです。キャリアチェンジや資格取得のために学校に通う、体調を崩してしまってやむを得ずといった、明確な理由がない限り、退職のタイミングは転職先が決まってからのほうがいいでしょう。

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