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ランキング・データ・調査

連載 ホンネの転職白書 2014.12.15更新

転職活動、仕事とどう両立していた?

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【1】転職成功者の8割が在職中に転職活動を行い、次の会社を見つけている

Q1. 内定を獲得した時の状況は?

DODAが実施した調査の結果からは、約8割の人が在職中に転職活動を行い、内定を得ていることが分かりました。しかし、転職を検討している人たちの中には、”いつか転職をするなら会社を辞めてから”と考えている人は意外と多いものです。「毎日の仕事を切り盛りするだけでも精一杯なのに、転職活動にまで手が回らない」「自分は逃げ道のない状態でこそ本領が発揮できるタイプだから」と、自身の置かれた状況や性格によっては転職へのモチベーションを維持することが難しいこともあるのでしょう。

それでも、離職中の転職活動にはいろいろとリスクが付きもの。仕事が決まらない期間が長引いてしまうと、気持ちや金銭的な余裕がなくなり安易に内定に飛びついてしまったり、企業側から見るあなたへの評価が下がってしまう恐れもあります。特に、目覚ましいスピードで発展する先端技術に関わる業界や職種などでは、最新の動向についていけなくなるといった心配もあるでしょう。離職中の転職活動が絶対にいけないというわけではありませんが、まずは会社を辞めることのリスクにしっかりと目を向け、その上で自分に一番適した活動スタイルを考えてみましょう。

【2】仕事がある日も転職活動は行った?忙しい人はどうやって時間を捻出したのか?

Q2. 履歴書・職務経歴書の準備や求人応募は、どんな時間に行ないましたか?(複数回答)

Q2. 履歴書・職務経歴書の準備や求人応募は、どんな時間に行ないましたか?(複数回答)

集中して時間を確保できる「休日休暇」の活用が65.2%と最多ながらも、次いで「会社の就業時間後」(35.0%)や「出社前」(15.2%)など、出勤日にも並行して転職活動を進めた人は少なくありません。中には、「通勤中・移動中」や「会社の昼休み」などの仕事の合間時間を上手に利用したり、「勤務時間中」に転職活動をしているといったツワモノも!外回りの営業職のように勤務時間中も一人で行動する時間が長かったり、スケジュールの調整を自分でつけやすい仕事の人たちなのかもしれません。限られた時間の中で内定を獲得するためには、相応の工夫が必要というのは確かに頷ける話ですが、くれぐれも現職でのトラブルを招かないように注意しましょう。

Q3. 転職活動中は1カ月にどのくらい残業をしていましたか?

Q3. 転職活動中は1カ月にどのくらい残業をしていましたか?

1カ月の残業時間が20〜40時間だった人たちが全体の17.5%、40〜60時間が7.1%、60時間以上が5.1%と、月に20時間以上の残業を行いながら、並行して転職活動を進めた人が全体の約3割に上ることが分かりました。

Q4.1カ月の残業が20時間を超えていた多忙な人たちに聞きました。転職活動の時間を確保するために工夫したことは?

トップ3

1. 休日休暇を活用・会社を休む 18.6%
2. 睡眠時間を削る・早起きする 15.7%
3. 合間時間(通勤中・外回り中など)を活用 10.0%

そのほか

「残業する日としない日をはっきりさせる」(27歳、男性)、「友人の誘いを断る」(27歳、男性)、「気合いと強い思いで乗り切る」(30歳、男性)、「人材紹介会社を利用」(34歳、女性)、「昼休憩の時間を削る」(42歳、男性)

休日を転職活動のために費やしている人が多い一方で、「とにかく寝ない」など睡眠時間や体力を削って活動する人も。その他にも、工夫してメリハリのある働き方を行ったり、プライベートな予定を入れないようにしたりと、仕事と並行して転職活動を進めた人たちの中には、「内定先が決まるまでは転職活動を最優先に頑張る!」といった覚悟を持って臨んでいた人が多く見られます。

【3】正直者が意外と多い!?出勤日にどうしても転職活動を優先しなければならなくなったら?

転職活動が佳境に差し掛かると、面接の予定が重なってしまうことも増えるため、頻繁に会社を休まなければならなくなるケースもあるでしょう。法律の上では有給休暇を取る際にその理由を伝える義務はありませんが、それでも身近な上司や同僚に対してや、休みの申請が続いてしまった場合には何か言い訳をしなければ…という考えになることは少なくないはず。ここでは実際に転職を経験した人たちが、どんな理由で、何回くらい転職活動のための休暇を取っていたのかを見ていきましょう。

Q5.転職活動のために、有給休暇などの休みを取った回数は?

Q5.転職活動のために、有給休暇などの休みを取った回数は?

Q6. 転職活動のための休みを取る際に、会社や上司にどのように理由を伝えましたか?

Q6. 転職活動のための休みを取る際に、会社や上司にどのように理由を伝えましたか?

驚くことに、正直に「転職活動で面接」と伝えて会社を休んでいた人が、8.2%もいたことが分かりました。信頼できる上司や同僚に恵まれているのか、ただただ正直者なのか。中には、どうせ辞める会社だからと割り切っていた人もいたかもしれません。職場に事情を分かってくれる人がいることは確かに心強いことですが、話す相手や状況を間違えてしまうと不本意な引き止めにあったり、現職での仕事がしづらくなったりといったトラブルの原因になってしまうケースもあります。無理に嘘をつく必要はありませんが、周りに何をどこまで伝えるべきかは、慎重に見極めるようにしましょう。

Q7. 会社を辞める際に、退職理由はどのように伝えましたか。

Q7. 会社を辞める際に、退職理由はどのように伝えましたか。

最後に、退職理由の伝え方を見てみましょう。最も多かったのは「転職することまでは伝えたが、詳細は秘密にした」(47.2%)。次いで、「何も言わなかった」(38.2%)、「内定先の社名などを詳細に伝えた」(13.0%)という結果でした。

退職理由の伝え方も上司や同僚との関係性によるところが大きいため、一概にどうすることが正解とは言い切れませんが、内定した会社名をオープンにしたことでその会社に関する話題を耳にする機会が増え、その結果、不安がどんどん膨らんでしまう人は実は結構多いもの。中には退職を引き止めるための手段として、内定先の雇用条件や就業環境に関する悪い噂を故意に伝えてくるケースもあるかもしれません。せっかく前向きな気持ちで向き合おうと思っていた新しい会社へのモチベーションが、嘘か本当かも分からない噂話で下がってしまっては意味がありません。円満退職をかなえるためには、「話すか話さないかで迷うくらいなら、話さない」と割り切る潔さも必要なのではないでしょうか。

まとめ

今回の調査結果で明らかになった転職活動における“みんなの傾向”は、あなたがイメージしていた転職活動の進め方と同じでしたか?異なっていましたか?一人ひとり最適な転職活動の進め方は異なるため、多数派だから正解、少数派だから不正解ということではありませんが、ひと足先に転職を成功させた人たちの活動の実態を知ることで、あなたの不安や迷いも少しは晴れたのではないでしょうか。ぜひ今回の調査結果を、ご自身の転職活動を考える際にも参考にしてみてください。

調査概要

転職活動はおおっぴらに話せないことも多いだけに、その内情を知ることはなかなか難しいもの。周りの人には聞けないけれども本当は気になる、そんな“転職活動の実態”をDODAがあなたに代わって調査してみました。「みんなはどんな風に活動を進めて、新しい職場に入社したのか」を知ることは、きっとあなた自身の転職をスムーズに進めるためのヒントにもつながるはずです。

【対象者】半年以内に転職を経験した、20歳~64歳のホワイトカラー系職種の男女

【雇用形態】正社員

【調査手法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査

【実施期間】2014年10月

【有効回答数】500件

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