
履歴書
【携帯でもOK?】履歴書の電話番号欄の書き方は?ポイントを紹介
いざ履歴書を書こうとすると、電話番号をどのように書けばよいのか迷うこともあるでしょう。例えば、固定電話・携帯電話のどちらの番号を書けばよいかなどです。そこでこの記事では、履歴書に電話番号を書くときの基本的なルールや履歴書の形式別の記入例を紹介します。
転職活動中の企業とのやりとりはメールがメインですが、緊急の連絡先として電話を使うケースもあります。重要度の高い連絡に使用するため、この記事で紹介する基本ルールをチェックして、間違いがないように記載しましょう。履歴書の書き方 完全ガイドはこちら。
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履歴書を作成する(無料)履歴書に電話番号を書くときの基本ルール

こちらの画像は履歴書に電話番号を書く際の完成イメージです。履歴書に電話番号を書くときは、以下の3つの基本的なルールを意識しましょう。それぞれのポイントを押さえて、読みやすく分かりやすい履歴書に仕上げましょう。
確実に連絡が取れる番号を記入する(携帯電話でもOK)
履歴書に書く電話番号は、固定電話と携帯電話のどちらでも問題ありません。ただし、確実に連絡が取れる番号を書くようにしましょう。
転職活動で企業から電話がかかってくるのは、Web面接中の回線トラブルや緊急の連絡など、重要な連絡があるときが多いからです。
また、万が一電話を受けられなかった場合に備えて、留守番電話の設定をしたり、留守番電話機能がある回線を選んだりするとより望ましいといえます。
ハイフンを使用して読み取りやすくする
電話番号は10桁または11桁の数字で構成されています。数字をそのまま羅列すると読みにくくなるため、「00-0000-0000」のように、それぞれハイフンで区切って読み取りやすくしましょう。
単純に数字が羅列されているより間にハイフンがあったほうが読みやすく、間違い電話を防ぎやすくなります。
連絡先の電話番号欄は「同上」と書くか、ほか電話番号を書く
履歴書には「連絡先」と書かれた記入欄があり、ここには連絡が取れる電話番号がほかにもあるときに連絡先の情報を書きます。もし、携帯電話を複数持っている場合など、連絡が取れる電話番号がほかにもある場合は、ここにほかの電話番号を書きましょう。連絡先として使用する電話番号として別のものを指定しないときは、「同上」と書きます。

「同上」は直上の記入欄に書いた内容と同じであることを示す文言です。電話番号欄に書いたときは、連絡先として使用する電話番号がすでに書いた番号と同じであることを意味します。
「同上」の使い方については、以下の記事でも詳しく解説しています。あわせて確認してみてください。
【形式別】履歴書に電話番号を書くときのポイント
履歴書の形式によっては、電話番号欄に丸かっこが書かれていたり、欄が3行になっていたりする場合があります。それぞれの形式ごとに記載例を挙げますので、ぜひ参考にしてください。
記入欄に丸かっこが記載されているときはそれを利用する
使用する履歴書の形式によっては、電話番号を書く欄に丸かっこがあります。丸かっこがあるときは、以下のように使いましょう。
-
丸かっこが記入欄の先頭にある場合
市外局番や識別番号を丸かっこの中に書く
(090)××××-×××× -
丸かっこが記入欄の中間部にある場合
市内局番や携帯番号の前半の4桁を丸かっこの中に書く
090(××××)××××
記入欄が1カ所だけのときは最もつながりやすい電話番号を書く
電話番号の記入欄が1カ所だけのときは、携帯電話の番号を書きましょう。
2つ以上の電話番号を使い分けているときは、一般的な企業の就業時間(平日 9:00~17:00頃)につながりやすい番号を選んで記入します。
記入欄が3行に分かれているときは2行目に書くと見やすい
電話番号を書く欄が3行に分かれているタイプのテンプレートもあります。3行に分かれているときは、2行目に電話番号を1行で書くと見やすくなるでしょう。
ほかにも、市外局番を1行目、市内局番を2行目、加入者番号を3行目のように分けて書く方法もあります。
携帯電話の場合は、識別番号、前半の4桁、後半の4桁を1行ずつ分けて書いても問題ありません。明確なルールはないため、電話番号の桁数や記入欄のサイズに応じて、記載したときに見やすいほうを選んでください。


履歴書に電話番号を書くタイミングであわせて注意したいこと
履歴書に書いた電話番号には企業から連絡が来る可能性があるため、あわせてチェックしておきたいポイントを2つ紹介します。
着信拒否設定の内容をきちんと確認しておく
普段から着信拒否機能を活用している人は、設定をきちんと見直しておきましょう。設定によっては応募した企業からの連絡が拒否され、連絡がつながらない事態になりかねません。
固定電話の場合、着信拒否設定は電話機で設定するものもあれば、回線自体に設定するものもあります。そのため、電話機・電話回線双方の状態をチェックしておきましょう。不安なときは、一時的に着信拒否設定そのものをOFFにするのもオススメです。
留守電をONにしておく
状況によっては、かかってきた電話にすぐ応答できるとは限りません。外出中や仕事中などに電話がかかってくるケースもあるためです。そのため、出られなかった場合に備えて、留守電機能をONにしておきましょう。
留守電機能がONになっていればメッセージを残せるため、伝言を確認して折り返すことが可能です。携帯電話の電話番号を履歴書に書く場合、契約している回線によっては留守電機能がついていないケースがある点に注意しましょう。留守電が使えず電話に出られなかったときは、着信履歴を確認して折り返しましょう。
履歴書に電話番号を書くときによくあるQ&A
最後に、履歴書に電話番号を書くときによくある疑問とそれらに対する答えをチェックしていきましょう。ここで考えられるQ&Aは以下のとおりです。
電話連絡できる時間帯が限られている場合はどうすればよいですか?
在職中であるなどの理由で電話連絡が可能な時間が限られている場合は、備考欄や本人希望欄にそのことを書くとよいでしょう。書く場合には、以下のように書きます。
【例文】
在職中のため平日10:00~11:30および15:00~17:00は電話に出られません。
恐れ入りますが、留守番電話にメッセージを残していただければ折り返し連絡いたします。
上記のように書いておけば採用担当者もいつ電話すればよいか分かりやすくなり、コミュニケーションがスムーズになります。あわせて「留守電にご連絡いただいた場合は折り返し連絡いたします」などと記載しておくとよりていねいです。
固定電話・携帯電話のどちらかがない場合はどうすればよいですか?
履歴書の電話番号欄が固定電話と携帯電話で分かれている場合は、持っているほうの記入欄に電話番号を書き、持っていないほうの番号の記入欄に「なし」と書きます。どちらも左にそろえて記入してください。
なお、最近では固定電話を持っていない人も増えているため、携帯電話の番号のみでも問題ありません。
記入欄が1カ所しかない履歴書のテンプレートを使うときは、持っているほうの番号をそのまま書きます。「固定電話なし」などと補足する必要はありません。
取り次ぎが必要な場合はどのように書けばよいですか?
家族も使う固定電話の番号を書いたり、自分とは名字の異なる世帯主との同居先の番号を書いたりするなど、自分がかかってきた電話に直接出るとは限らず、取次が必要な場合もあります。そのようなときは、「00-0000-0000 ◯◯方呼出」と記載しましょう。
◯◯方呼出とは、「◯◯家の番号に電話をかけ、出た人に取次を依頼する」という意味です。上記のように書いておくことで、採用担当者は取次を依頼すればよいことをすぐに理解できます。
あわせて、取次が必要になる可能性がある電話番号を書くときは、応募した企業から電話がかかってくる可能性があることを同居者に伝えておきましょう。自宅の電話番号を書くときも同じで、家族に伝えておくとスムーズです。
履歴書の電話番号欄にはつながりやすいものを見やすく書こう
履歴書に電話番号を書くときは、企業が連絡する可能性が高い平日の日中の時間帯につながりやすい番号を書くのが基本です。市外局番・市内局番・加入者番号(携帯電話の場合は識別番号・前半4桁・後半4桁)をハイフンで区切り、見やすくすることも間違い電話を防ぐ上で欠かせません。
これから履歴書を作成しようと考えている人は、ぜひdodaが提供している履歴書作成ツールを活用してみてください。本ツールではガイドに沿って入力するだけで履歴書を作成でき、スムーズに書き上げられます。
ツールを使って履歴書を簡単作成
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この記事を監修したキャリアアドバイザー

【経歴】
2020年にパーソルキャリア株式会社に入社後、法人営業として企業の採用支援を担当。その後、キャリアアドバイザーとして多くの方のキャリア相談を担当しております。企業側の採用支援の経験も活かしつつ、「はたらいて、笑おう。」を実現している方を一人でも多く増やせるようにと考えております。
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