dodaが保有する約20万件(2005~2013年5月末現在分)の求人情報を基に、企業が求める英語力について調査しました。企業のボーダーレス化が進む中、転職市場で求められる英語力はどう変化しているのでしょうか。
【全体】4月入社を見込んだ採用活動のピークが3月に
2005~2013年5月末現在の英語力が必要な求人の割合は、2011年まで上昇を続けましたが、2012年に微減、2013年5月末現在もほぼ横ばいとなっています。初級レベル(簡単な読み書きや会話ができる)は2011年が58.9%、2012年は56.3%、2013年5月末現在は55.6%となっています。上級レベル(ビジネスにおける商談・交渉ができる)は2011年が28.6%、2012年は26.7%、2013年5月末現在は26.9%となっています。これには以下の理由が考えられます。
まずは、転職市場の拡大により、英語力が必要な求人よりも、そのほかの求人が大きく増加しているということです。母数が増えたことで、英語力が必要な求人の割合が横ばいとなっているのです。また2011年ごろまでは「まずは英語力のある人を」という条件で採用する企業が多くありましたが、ここ最近は、英語力は入社後の研修や自力の学習でも身につけられるので、それよりも熱意や人物面での評価、英語力以外のスキルを重視する企業が増えています。具体的には、職種の専門性はもちろん「現状分析力」「課題特定力」「計画立案力」「業務遂行力」「変化対応力」などの仕事の進め方に関する力や、「マネジメント力」「外部コントロール力」などの人と関わる力です。
グローバル化によって英語力が必要な求人自体は多く、今も英語力が評価にプラスであることに変わりはありませんが、英語力だけが武器になる時代ではないので、キャリアの価値を高めるためには、英語力にプラスしたスキルアップをしておくことが重要と言えそうです。
■英語力の目安
【初級レベル】:簡単な読み書きや会話ができる(TOEIC®テスト ~500点)
【上級レベル】:ビジネスにおける商談・交渉ができる(TOEIC®テスト 800点~)
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