関西のランキング
1位は大阪の中心地「キタ」
関西の働きたい街ランキングの上位にランクインしたのは大阪市内の街(駅)という結果になりました。 中でも1位の「大阪・梅田」は通称『キタ』と呼ばれるエリアで、新幹線の停まる「新大阪」も近く、このエリアには大阪府に本社を置く企業や大手企業の大阪支社・関西支社などが集まっています。大阪市内のほかの駅や、京都、兵庫方面へのアクセスが良好な点なども人気の理由です。さらに3位・4位・6位には大阪府以外の2県1府のそれぞれの中心地がランクインしました。
総合のランキング(回答数=1点)
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順位 街名(駅) 点数 大阪・梅田 488点 天王寺 121点 神戸 119点 4 京都 108点 5 京橋 77点 6 和歌山 74点 7 神戸三宮 70点 8 本町 67点 9 淀屋橋 65点 10 なんば 59点 -
順位 街名(駅) 点数 11 千里中央 53点 12 難波 52点 13 江坂 49点 14 姫路 36点 14 草津 36点 16 西宮北口 34点 17 新大阪 30点 18 奈良 29点 19 高槻 28点 20 福島 27点
人気の大阪・梅田エリアでは再開発が進み、
2022年には次世代産業が集積する街に!?
1位に選ばれたのは「大阪・梅田」でした。この2つの駅を中心とした街は『キタ』と呼ばれ、関西地方の中心地として発展を続けています。「大阪」には環状線や京都線、神戸線などのJRの路線が乗り入れ、「梅田」には地下鉄御堂筋線や阪急電車、阪神電車が乗り入れており、大阪市内からのアクセスはもちろん、京都や神戸からもダイレクトなアクセスが可能です。加えて、地下鉄谷町線が乗り入れている「東梅田」や、地下鉄四つ橋線が乗り入れている「西梅田」ともそれぞれ地下でつながっているため、抜群の交通利便性を誇る街と言えるでしょう。駅周辺には高層ビルが立ち並び、大阪府に本社を置く企業や大手企業の支社が進出するなど、関西エリアのビジネスの重要拠点となっています。
このエリアでは再開発も進んでおり、2013年には『グランフロント大阪』が開業し、さらに活気あふれる街へと生まれ変わっています。さらに2022年に向けては、さらなる街開きを目指して“大阪最後の一等地”とも称される『うめきた2期地区』で再開発の計画が着々と進んでいます。この計画はJR「大阪」駅北側の貨物駅跡地に、ライフデザインをキーワードにした「健康」「ものづくり」「みどり」が調和する空間を作るというプランで、医薬品や医療機器といった従来の医療分野だけでなく、人々が健康で豊かに暮らせる幅広い新製品やサービス分野を含む新産業の集積を試みています。
3位の「神戸」は、東海道本線の終点であると同時に、山陽本線の起点でもあり、関西地方と山陽地方をつなぐ役割を果たしています。港町として栄えてきたこのエリアには、昔から外国の文化が深く根づいています。その影響もあってか、現在は多くの外資系企業がオフィスを構え、日本での活動の拠点としているのが特徴です。さらに4位には日本が世界に誇る観光都市の玄関駅「京都」がランクインしました。JR東海道本線や奈良線、地下鉄烏丸線や近鉄京都線など8路線が乗り入れており、滋賀方面、奈良方面からも多く人が訪れています。今回の調査では上位20位中、約半数に当たる9つの街が大阪市内の駅となっており、大阪市のポテンシャルの高さを実感する結果となりました。
属性別のランキング
男女別
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男性 順位 街名(駅) 1 大阪・梅田 2 神戸 3 天王寺 4 京都 5 和歌山 6 京橋 7 なんば 8 神戸三宮 9 淀屋橋 10 本町 -
女性 順位 街名(駅) 1 大阪・梅田 2 天王寺 3 神戸 4 京都 5 本町 6 神戸三宮 7 京橋 8 淀屋橋 9 千里中央 10 和歌山
ランキングの1位は男女ともに同じ結果に。総合ランキングとの比較では、総合10位の「なんば」が男性では7位へ、総合11位の「千里中央」が女性では9位へと、それぞれ順位を上げています。
年代別
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20代 順位 街名(駅) 1 大阪・梅田 2 天王寺 3 京橋 4 神戸 5 京都 6 淀屋橋 7 和歌山 8 本町 9 神戸三宮 10 なんば -
30代 順位 街名(駅) 1 大阪・梅田 2 神戸 3 京都 4 天王寺 5 和歌山 6 京橋 7 千里中央 8 神戸三宮 9 なんば 10 本町 -
40代以上 順位 街名(駅) 1 大阪・梅田 2 神戸 3 京都 4 天王寺 5 神戸三宮 6 本町 7 淀屋橋 8 難波 8 和歌山 10 なんば
総合、男女別のランキング同様、年代別においても1位は「大阪・梅田」となり、このエリアの人気の高さがうかがえる結果になりました。さらに総合ランキングとの比較では、総合9位の「淀屋橋」が20代では6位に、総合10位の「なんば」と11位の「千里中央」が30代ではそれぞれ9位と7位へと順位を上げています。隣接するエリアながら、40代以上では大阪市営地下鉄が乗り入れる「なんば」よりも、JR関西本線や南海線が乗り入れる「難波」により回答が集まる結果になっています。
働く街へのこだわり
Q.あなたは転職先を決める際に、働く街(駅)にこだわりますか?
- 「働く街」にこだわりのある人は70%以上に!
男女別では女性、年代別では20代のこだわりが特に強い - 次に、働く街(勤務地)へのこだわりを調査してみました。転職先を決める際に、働く街に「とてもこだわる」「絶対条件ではないが、こだわる条件の一つである」「複数の内定先から選べるなら選択基準になる」と回答した人の割合は合計で71.3%という結果になりました。男女別で見てみると、働く街にこだわる男性は68.3%でしたが、女性は77.5%となり、9.2ptの差が付きました。働く街へのこだわりは、女性のほうがより強いことがうかがえます。さらに年代別の比較では、こだわる人の割合が最も高かったのは20代で73.4%、30代で72.1%、40代以上で70.0%となり、関東・東海と同様に、年代が上がるほどに働く街へのこだわりは弱くなる傾向が見て取れます。一方で、関東では40代以上と20代との間で7.9ptの差が付いたことと比べると、その差が3.4ptだった関西は、年代による傾向の違いが緩やかであることが分かります。
調査概要
【対象者】関東(東京・神奈川・千葉・埼玉)、関西(滋賀・兵庫・京都・大阪・奈良・和歌山)、東海(愛知・三重・岐阜・静岡)に住む20歳~59歳の男女 【雇用形態】正社員 【調査方法】ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のデータベースを元に実施、doda会員登録の状況については不問)※「関東に住む人が選んだ、関東の働きたい街」「関西に住む人が選んだ、関西の働きたい街」「東海に住む人が選んだ、東海の働きたい街」の回答を、それぞれ1点として集計 【実施期間】2016年6月 【有効回答数】14,834件(関東7793、関西4022、東海3019)
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