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「コロナで転職できないって本当?」コロナ禍での転職の不安にプロがお答えします。

公開日:2020/09/07

新型コロナウイルスが猛威をふるいだし、はや数カ月が経過しました。もともと転職したいと思っていた人も、「コロナのせいで、今は転職できないかもしれない」「転職活動しないほうがいいのでは」などといった不安を抱えているのではないでしょうか。 これからの転職への不安とどう向き合い、どんな一歩を踏み出せばいいのか。今回は、転職希望者を日々サポートしているdodaキャリアアドバイザーに、今、転職できるかどうか不安に感じている人たちへのアドバイスを聞いてみました。

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はじめに:「転職できない」という不安は3タイプに分かれる

転職活動を始めるタイミングで、「自分は転職できないかも…」と不安を感じているというご相談は、以前からありました。今、コロナによる転職への影響を心配している方の中には、お話をよくよく聞いてみると、コロナが直接原因となって生じた不安というよりも、もともと感じていた転職への不安がコロナ禍によって浮き彫りになってきたという人も多いように感じます。そういった方々の不安は大きく3タイプに分類できます。

1:時期やタイミングが悪いため、不安に感じている人

特に今はコロナによる採用市場への影響が気になるという声を日々伺います。

2:自分のスキルや経験に自信がないため、不安に感じている人

自分のキャリアの中で培ってきたスキルや経験が何か分からない、価値が分からない、だから自信がなくアピールがうまくできないというお悩みをお持ちの方です。

3:今後の方向性ややりたいことが分からないため、転職が不安な人

ぼんやりと転職したいという気持ちはあるけれど、やりたいことがはっきりしない、どの業界・職種がいいかと聞かれても分からない、という方です。

1.「時期やタイミング」が悪いため、転職が不安

コロナウイルスは採用市場に大きな影響を与えました。まず挙げられるのは、求人数の減少です。求人数は2015年から増加トレンドが続き2019年11月がピークでした。直近7月の求人数は、このトレンドの半ばあたり、2017年1月~4月ごろの水準まで下がっています。転職希望者自体は増加しているので、2020年7月の有効求人倍率は1.61倍となり、過去5年間で最も低い数値です。人手不足は続いていますが、コロナの影響を受けて採用計画の見直しをしている企業が多いのが現状です。

転職マーケットの”今”を知る!  転職求人倍率レポート

一方で、生活様式が大きく変化したことで、需要が伸びた業界もあります。対面しなくてもビジネスが成立するWeb系企業、テレワークにともなう需要が増大したIT企業、巣ごもり需要によって消費が増えたEC企業や食品メーカーなどは追い風傾向であり、採用も活発に行われています。今、採用を行えている(=求人が出ている)企業は、企業体力があり、将来性が見込めるとも考えられます。

コロナ禍の今、転職に成功している人ってどんな人?

このような状況の中、転職に成功しているのは、即戦力として採用してもらえる求人を希望している人です。業界・職種ともに完全な未経験採用というのは減少傾向なのが正直なところです。今までのスキル・経験を活かしつつ、業界、環境を変えることで希望をかなえる転職をしている人が一番多いですね。

例えば、メーカーの法人営業から、ITの法人営業に転職したいという人がいたとします。「業界未経験」にはなりますが、職種は同じなので、共通点を見つけてアピールすると採用の可能性も高まります。

顧客規模はどれくらいか、取扱額はどの程度か、ステークホルダー・決裁者は誰だったのか、どのように顧客の課題解決をしていたのか、など単純に業界・職種だけでは語れない共通点を洗い出して、希望する業界で必要とされる経験をアピールすることは転職成功のカギになるでしょう。

タイミングに悩む人の転職成功のポイントとは

当たり前のことだと思われそうですが、転職を成功させるにはまず「転職活動」を始めることです。採用の潮目が大きく変わる今だからこそ、「転職活動」自体は重いものだと思い過ぎず、気になる求人は見逃さないでほしいです。

あとは、地道に転職活動を継続できることですね。気になる求人が出たら応募するスタイルでも構わないので、あきらめずに続けられる人が成功しています。

「転職は今じゃないかも…」と感じている人の気持ちは分かります。そういった人に「半年後、1年後、2年後、あなたが現在転職したいと考える原因や不満は大幅に変わる見込みがあるでしょうか?」とよく聞いてみるんです。そうすると、「変わらなそう」という答えが返ってくることが多いですね。それであれば、タイミングにこだわりすぎず、まずは、今の選択肢にどんなものがあるのか知るために転職活動をしてみるのも損にはならないでしょう。

転職活動を始めたら絶対転職しなければならない、と思わず活動開始してもよいということです。

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2.「自分のスキルや経験」に自信がなく、転職が不安

自分のキャリアの中で培ってきたスキルや経験に自信が持てない方は多くいます。自粛要請で自由な時間が増え、ふと自分のキャリアを見つめなおし、自分には何ができるのか不安に感じている人もいるでしょう。

自分自身のスキルを客観的に判断できないのは、当たり前かもしれません。自分が分かるのは自分が属したことのある企業に限られますし、転職活動をしたことがない人は誰かにスキルを判断される機会もあまりないからです。あなたのスキルはあなた自身ではなく、企業の人事やキャリアアドバイザーが客観的に見定めますので、安心してください。

フォーマットを駆使した職務経歴書の作成で、自分のキャリアの強みをとらえる

自分の強みが分からない人は、まずは職務経歴書の作成から始めることをおすすめします。今までのキャリアを振り返り、時系列で書き出したり、分かりやすく言語化したりしているうちに、自分の強みやアピールしたいエピソードなどが見えてくるからです。dodaでは全133種の職種ごとのサンプルや、簡単に職務経歴書の型をつくれるツールも用意しているので、気負わずにとりかかれます。

職務経歴書の作成のポイントは、かかわってきた仕事内容を大小にかかわらずすべて書き出してみること。定量的に記載できる成果を記載することなどがあげられます。中でももっとも重要なのは、あなた自身の創意工夫が伝わる具体的なエピソードを記載することです。仕事を通して、何かに課題を感じて改善した経験など、あなた独自のストーリーを面接官に語れるといいですね。キャリアアドバイザーは職務経歴書の添削をして、ブラッシュアップのお手伝いもできますので、気軽にご相談ください。

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スキルと経験に自信が持てない人こそ、まずは挑戦してみる

スキルや経験が自身の希望する求人の要件に届かない場合、書類選考がなかなか通らないのでは、と心配する方もいます。そんな方こそ、転職活動にチャレンジしていただきたいです。挑戦してみた結果、「今は」この挑戦は難しい、と判断ができることも大いなる前進です。

たとえ回り道をしてでも、安定を捨ててでも、その希望をかなえたいのか、それとも、そこまで茨の道を進む必要はないな、と思うのか。挑戦してみて初めて、自分の思いや覚悟の強さ、次にとるべき行動の判断がつくものだと思います。

3.「今後の方向性ややりたいことが分からない」ため、転職が不安

特に若手の転職希望者で多いのが、「やりたいことがない、まだ見つかっていないから、転職できない」という方です。 最近は特に、世の中が大きく変化していく中、自分はどんなキャリアを選択すべきか、考え直す方もいたでしょう。

やりたいことやビジョンがない、それでも転職していい

やりたいことを机やスマホに向かってウンウンと考えていても浮かばないでしょう。人は自分の経験や知識の中でしか物事を判断できません。実際、私がお会いする方の8割は、明確なやりたいことやしっかりしたビジョンを持って転職活動に臨んでいるわけではありません

まずは、考え方から変えてみませんか。やりたいことを見つけて、それを実行するための転職ではなく、今なんとなく現職を辞めたいと思っている理由を改善するための転職ととらえてみてください。現職を辞めたい理由を挙げてみると、自分の優先順位にも気づけるでしょう。『辞めたい』と思った要因が解消されそうな企業を探してみることで、結果、長く働ける企業に出会えるかもしれません。現状に対する不満や懸念を払拭するための転職でも問題ないということです。

あなたの志向性や希望を診断して、 自己分析に役立てよう
キャリアタイプ診断

やりたいことを見つけるために、転職活動をしてみる

キャリアアドバイザーに希望を伝える際は、かっこつける必要はありません。少し言いづらいことでも、本音の要望もいっしょに伝えてもらったほうが、エージェントもあなたにぴったりの仕事を見つけやすいのです。

本音をあえて言わないのではなく、自分で自分の本音に気づけていないケースもあります。転職活動を通して、自分の本当の希望に気づき、一歩踏み出せた方は多くいます。

例えば、キャリアアドバイザーには新しい職種に挑戦したい、自分の夢をかなえたい、とおっしゃっていた方がいました。転職活動をした結果、中小企業で未経験での内定が出たのですが、本人は浮かない顔。よくよく聞いてみると、家族は職種よりも社格や安定感を重視しており、自分も選考を通してそういった要素は重要だ、と気づき始めた、ということでした。

転職活動を通じて、さまざまな企業と出会いながら自分が大切にしたいことを明確にしていく、そんな転職活動もアリです。自身の可能性を広げ、柔軟で自分らしい意思決定を納得してできるのではないか、と思っています。

終わりに:自身の不安と向き合い、転職活動の一歩を踏み出す

景気の先行きに不透明感が広がる中で、転職希望者が一様に転職できない、転職すべきでないということはありません。ご自身が特に何に不安を感じているかを分解して考えてみて、手をつけやすい転職活動から始めてみることが、可能性や選択肢を最大限にしてくれます。

ひとりで自己分析をして、「転職できる!」と自信をつけて一歩踏み出すことはなかなか難しいかもしれません。ご自身が何に不安を感じ、何から取り組むべきなのか、人に話すことで見えてくることも多いので、今すぐの転職活動を考えていなかったとしても、キャリアアドバイザーへの相談は大歓迎です。

変化が激しく迷いが生まれやすい時代だからこそ、あなたのキャリアを前向きに一緒につくっていくお手伝いをしますので、お気軽にご相談ください。

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