Q.「わたし・わたくし」面接の一人称はどっち?言葉遣いのポイントは?
面接の際、一人称は「わたし」「わたくし」どちらがいいのでしょうか? また、そのほかの言葉遣いで気をつけることがあれば教えてください。(25歳/男性)
A.「わたし・わたくし」話しやすい方でOK!基本の敬語マナーを押さえましょう。
一人称については、「わたし」「わたくし」のどちらでも問題ありませんが、「わたくし」のほうがよりフォーマルな印象を与えられる方が多いでしょう。面接の場では緊張して舌がもつれることもあるので話しやすいほうを使ってください。つい使ってしまいがちですが、「ぼく」「自分」「俺」は面接の場では不適切なので避けるようにしましょう。
一人称以外にも、基本的な言葉遣いには気をつけてください。面接をとおして採用担当者はあなたの人となりや日常の仕事ぶりを見ているので、丁寧語・謙譲語・尊敬語の違いや使い方など、最低限の敬語は身につけておくといいでしょう。ほかにも、「えー」や「あのー」といった間を埋めるためのつなぎ言葉や、多すぎる“こそあど”言葉、語尾が伸びているなど、無意識に口から出てしまうことも多いので意識しておきたいものです。
そのほか、自分の話し方を客観的に聞いて、伝わりやすいかどうかを事前に把握しておくことも重要です。自分の口癖は緊張するとより顕著に表れやすいので、周りの人に自分の癖を教えてもらったり、動画や録音機能を活用して自分の話し方をチェックしてみたりして、気になる部分がないか確認してみることをおすすめします。
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この記事を監修したキャリアアドバイザー
松田 智恵子(まつだ・ちえこ)
【経歴】
金融機関の総合職で採用・法人営業を経験したのち、現職で12年間人材サービスに関わっています。担当領域は、全業界の営業・管理部門の方を担当し、エリアについては、関西、関東を経験。現在は、管理部門の方を専門とするキャリアアドバイザー組織の管理職に就いています。
【メッセージ】
時代の流れが速いことから、不安や悩みを抱えている方が年々増えていると感じています。なかなか周りに相談できない本音や不安を解消するお手伝いができれば幸いです。