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転職Q&A(内定・退職・入社)

Q. 退職を伝えるタイミングはいつがいいのでしょうか?

転職を考えています。まだ活動を始める前ですが、転職する意向が強いので、先に会社に退職の意思を伝えてもよいでしょうか?それとも、内定が出てから?いつ退職を切り出せばよいでしょうか?(26歳/男性)

A.退職を願い出るのは内定を書面で受け取った後が大原則です。

内定後とは、具体的には書面で内定通知をもらった後のことです。口頭で「内定」と聞いた場合でも後に言った・言わないになるリスクがあるため、内定通知書を書面で受け取るまでは退職交渉は開始しないでください。

正式な内定が得られていない状態で退職を先に決めてしまう場合、「無職の状態になる」リスクが生じます。一般的に無職の状態が続くと就職活動に悪い印象を与えてしまったり、退職が先に決まってしまうことで、「早く次を決めなきゃ」という焦りを生んでしまったりする要因になります。

転職先の会社に対して「すでに退職の気持ちは伝えています」と伝えることが選考に有利だと考える人もいます。しかし、応募者のそういった意思や行動がプラス評価になることはほとんどありません。内定を得る前に退職を願い出ることのメリットは転職活動がしやすくなることくらいで、印象としてはメリットはほぼないと思ってください。

「退職」の伝え方や切り出すタイミングに悩む場合は、以下の記事も参考にしてみてください。

【仕事を辞める理由】円満退職に向けた退職の伝え方・切り出し方

【要注意】労働契約上の「内定」とは?

本記事内では「企業から採用条件通知書が発行されたタイミング」を内定と呼んでいます。 しかし、労働契約上は採用条件通知書が発行されただけでは「内定」とはなりません。

企業から「採用条件通知書」が送付され、求職者が求人企業に対し、入社日・年収等重要な条件を踏まえ、就業することの意思表示をした状態が労働契約上の内定となります。
ですから、退職交渉の開始や他社選考の辞退は、労働契約が成立してから 行ってください。
dodaエージェントサービスを利用している場合は、キャリアアドバイザーに相談しながら、慎重に進めてください。また、ご自身で企業と直接やり取りしている場合は、エビデンスが残る形で進めていただくのが安全です。

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