Q. 応募書類の職歴欄の不備を提出後に気づきました。これは詐称になる?
提出した応募書類の職歴欄に不備があったことに気づきました。これは、詐称になりますか?(36歳/男性)
A. 選考の段階によりますが、早急に訂正版を提出しましょう。
選考が進んでいる段階によっては詐称と思われかねないので、早急にお詫びと訂正版の応募書類を送り直しましょう。メールや郵送で送るだけではなく、電話など口頭でも伝えておくと安心です。
まだ面接の選考にも入っていない初期の段階であれば、単純な記載ミスとして受け入れてもらえるでしょう。ただし面接などの選考が進んでいる段階で気づいたのであれば、さらにていねいなお詫びの対応が必要です。面接の直前に気づいた場合は、面接時に訂正版を持参し、不備の内容を直接説明しましょう。どんなに小さな誤りでも、しっかり報告しておくことが無難です。どのタイミングであっても不備に気づいた段階ですぐに連絡するようにしましょう。
職歴欄の不備が、職歴が漏れているといった場合は状況が深刻になることがあります。特に内定後になって明らかになった場合は、内定を取り消されてしまう可能性も否定できません。お詫びの連絡と提出書類を再度送付するだけでなく、経緯報告の機会を設けてもらうなど誠意を持って謝罪しましょう。重大なミスを犯したことをしっかり認識していることを伝えることが大切です。そうならないためにも、応募書類などの正式書類の提出の際は、細心の注意を払って確認することを心掛けてください。
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この記事を監修したキャリアアドバイザー
住永 正
【経歴】
法人営業に従事後、dodaのキャリアアドバイザーとして約10年にわたり1,500人以上の方の転職支援を行ってきました。医療業界に詳しいキャリアアドバイザーとして、業界専門誌「ミクス」Online上での連載「MR減少時代のサバイバル」執筆もしています。
【メッセージ】
職務経歴書を作り、応募して、面接して、内定をもらい、退職交渉をして、入社する。転職活動のプロセスは長らく変わっていないですが、転職市場の状況によって、どのプロセスが大変かが、大きく変わります。今、この時代に即した活動の仕方をお伝えします。