スマートフォン版で表示

現在、お知らせはありません。

転職成功者のさまざまな体験談を紹介!わたしの転職エピソード

Vol.13

公開日:2018/10/29

モヤモヤするけど転職するほどでは…そう思っていたけど転職フェアがきっかけに…!

このエントリーをはてなブックマークに追加

モヤモヤするけど転職するほどでは…そう思っていたけど転職フェアがきっかけに…!

みすたー/37歳/男性/はじめての転職

最初はためしに転職フェアに行ってみただけ。でも実は、10年以上勤めた会社からの評価には常に不満も。仕事だけが増えるのに加えて、会社の業績に不安もあり、ついに転職活動を始めることに。すると心に抱えていたモヤモヤがハッキリとしてきて…。

SIer ITエンジニア
SIer ITエンジニア
  • 30代
  • 男性
  • 既婚(子どもあり)
  • 自信がない
  • はじめての転職
  • 仕事の量が多い
  • 評価に不満

みすたーさん

考えないようにしていた仕事のモヤモヤ、意外とたまっていたみたい

——転職のきっかけは何ですか?

最初は、電車の中づり広告で「転職フェア」をやっているというのを見て、ためしに行ってみようかなというぐらいの、軽いノリでした。そのときはまだ、それほど強く「転職しよう」と思っていたワケでもないんです。

——でも転職フェアに興味を持たれたということは、実は心にモヤモヤがたまっていたんですか?

会社での仕事に、なんとなく満足できていなかったのは確かです。そのひとつは、業務内容。それなりに成果を出してきたはずなのに、それに見合った仕事を任されていない、評価されてないのかなという思いはずっと持っていたんです。同じような仕事なのに、量だけが増えてきていましたね。

——評価されていないと思いながら、量をこなすのはツラいですね。

あまり深く考えないようにはしていましたけど…。というのも私は、新卒から10年以上、同じ会社で働いていて、ほかの会社の評価制度を知りませんでした。だから「まあ、こんなものかな」と、あきらめに似た気持ちもありました。ときどきは、転職していった同期がどれくらい外部から評価されたのか気になりつつも、毎日の業務をこなすことに追われていました。

上司が自分の将来像だとしたらツラい…そう感じる会社に自分の未来はない!

——職場での不満に、会社からのケアはなかったのですか?

上司から、なんとなくのヒアリングはあったんですけど、「仕事のやり方を変えてみたら?」ぐらいのおざなりなアドバイスをされるだけで…(苦笑)。私にできることはやったうえでの相談だったのですが、具体的な改善案はもらえませんでしたね。形だけのヒアリングだなって、すぐに相談はあきらめました。

上司は、週に1度ぐらいしか会わない人なんですよ。私の普段の仕事を見ているワケじゃないし、「本当にコレ、ちゃんとした評価なのかな?」という思いがよぎることもあって。上司自身もすごく忙しくて、ミーティングの時間すら取れない状況なんです。このままこの会社にいると、彼が私の将来像なのかと思うと、ちょっとツラいな…と(苦笑)。

——将来的に夢が描けない職場だったんですね。そしてついに転職を決意したと。

はい。それに「転職するとしたらラストチャンスかも」という思いもありました。私たちの世代だと、「転職は35歳まで」というのが常識的な考え方だったんですよ。37歳になった私のスキルで、はたして転職できるのか。今の会社からの評価は妥当なのか。そして、外部からはどう見えているのか。仕事を続けてきた一人の社会人として、自分の価値を確かめたいと思ったんです。

こんなに高く評価してもらえるなんて! 外からの評価に驚いた転職活動

——実際に企業の面接を受けたりする中で、実感したことはありますか?

思いのほか条件のいい企業から声をかけてもらえるのが、驚きだったしうれしかったですね。ずっと同じ会社で働いてたので、私が外からどう見られているのか見当もつきませんでしたが、自分の経験はほかの仕事でも使えるんだなと、自信につながりました。

——ということは、新しい職場では、任される仕事も変わりましたか?

やりたかった業務に携われて、将来的にも希望が持てるようになりました。以前はIT業界全体で見ると、部分的な業務。今はグループ会社の社内SEとして、業務の上流から下流まで幅広く携われるので、すごくやりがいがありますね。前職で同時期に辞めた同期が「やりがいがない」と言っていたけど、実は私も心の中では同じように感じていたんだなと、転職してみて初めて実感しました。

それと、残業がかなり減って、家でごはんを食べられるようになりました。って当たり前のことなんですけど、前の会社では仕事でも家庭でも時間がなさすぎて、目の前のことしか見えてませんでした。家族のことや、自分がこの先どうしたいかじっくり考える余裕ができたのも、転職して良かったことの一つです。

編集後記

「転職したいから転職活動をする」というのが一般的な順番ですが、みすたーさんはその逆で「先に転職活動してみたら転職する気になった」というパターンです。みすたーさんのように転職活動を通じて自分の会社を客観的に見ることができ、思いがけない求人企業から好感触を得られることもあります。それで自分のすべきことが見つかったり、やりたいことが広がったりして転職が現実的になるのですね。もし転職しないとしても、今までより少しだけ自信がつくのではないでしょうか。

このエントリーをはてなブックマークに追加
あなたの強みや向いてる社風は?自分のことをもっと知ってみよう
キャリアタイプ診断
あなたの適正年収はいくら?
年収査定を受ける(無料診断)
「転職活動しようかな」と思ったらまずは会員登録しておこう
会員登録する(無料)

doda年収査定サービス
ハイクラス転職サービスdodaX

  • 転職時の自己分析のやり方