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内定・退職・入社

つらい・なじめない・辞めたい…
転職1カ月、「職場に溶け込む」ためにしたい5つのこと

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新しい会社に入社して1カ月、徐々に職場になじめてくるころ…と思いきや、実は慣れない環境での疲れや不安を感じることが多く、転職1カ月ごろまでは「職場に馴染めない」「つらい…」と感じる人の割合が多い時期なのです。
だからこそ、転職1カ月のこの時期をどう乗り切るかが大切です。そこで、転職経験者がどのように転職後の不安を乗り切ったのか、職場に溶け込んだのかを調査しました。ぜひ、参考にしてみてください。

1.転職後に不安を感じること

転職後、不安を感じたことはありますか? また、最も不安を感じていた時期はいつですか?
転職後、不安を感じていたことはなんですか?

転職経験者にアンケートをしたところ、77.4%が内定・入社後に不安を感じたことがあると回答しました。最も不安を感じていた時期は1位が転職初日(33.7%)、次いで内定後~入社前(27.6%)、転職1週間以内(17.3%)と続き、不安を感じたことがあると回答した方の86.8%、約9割が転職1カ月以内の不安が大きかったという結果となりました。

転職後に不安を感じていたこととしては人間関係がうまくいくか(87.7%)、次いで、仕事についていけるか(85.2%)、職場(社風)になじめるか(82.3%)と続き、総じて「職場に溶け込めるか」という点での不安をほとんどの人が抱えていることが明らかになりました。

事前に企業研究などをしたとしても、職場の雰囲気・人間関係などは入社してみないと分からないもの。新しい職場で気持ち良く働きたい、と思っていても、実際に体感することでしか判断できないため不安を感じるのは当然といえます。

2.「職場に溶け込めた人」「職場に溶け込めなかった人」の特徴

今回の調査で、職場に転職者が入ってきたことのある方に「職場に溶け込めた人」「職場に溶け込めない人」の特徴を聞いたところ、「職場に溶け込めた人」の特徴の1位は「明るい」、次いで「笑顔」「積極的にコミュニケーションをとる」と続きました。

職場に溶け込めた人は、仕事ができるかよりも、職場に溶け込もうという姿勢がみられるか、がポイントとなるようです。一方、「職場に溶け込めなかった人」の特徴の1位は「あいさつをしない」、次いで、「仕事の飲み込みが遅い」「話を聞かない」と続き、「基本的な姿勢」に加え、「仕事を任せられるか」という不安要素があった方が最終的に溶け込めなかった傾向にあったようです。

3.転職経験者が「職場に溶け込むため」実施している5つのこと

次に、転職経験者が職場に溶け込むために実施したことを聞いたところ、多くの人が実践していた5つの共通点がありました。転職経験者が職場に溶け込むために工夫していたこと・やってよかったこととあわせてご紹介します。

コミュニケーションを大切にする

職場で良好な関係を築くためには、まずは接点をもち、「自分を知ってもらうこと」「相手を知ること」が大切です。会話が増えてくると、自然と打ち解けやすくなるので、職場に溶け込む上でも、コミュニケーションを密にすることはとても大切です。

会話が苦手という人も、「笑顔であいさつをする」「顔と名前を覚え、名前で呼ぶ」「業務のホウレンソウ(報告・連絡・相談)をする」などは、今すぐできるコミュニケーションです。小さなことですが、当たり前のことを積み重ねていくことで、あなた自身が「話しかけやすい人だ」という印象を周りに与えることができます。

職場に溶け込むためにやってよかったこと

  • あいさつを欠かさない。あいさつも話すときも、大きな声で明るく笑顔で
  • 職場の人の名前をできるだけ覚えて、その人の名前で声をかけたこと
  • 積極的に自分からいろんな社員の方々に話しかけることで顔を覚えてもらった
  • 積極的に周囲の人の手伝いをした

分からないことは積極的に聞く

入社当初は分からないことだらけなのは当然のこと。むしろ、分からないことを堂々と聞けるのは入社間もない時期の特権です。時間が経てば経つほど聞きづらくなったり、分からないことを分からないままにしておくことで後々の仕事に影響がでたりしてしまいます。

大切なのは、一度教えてもらったことはしっかり自分の中にインプットすること。「教えてもらうときはメモをとる」「教えてもらったことはしっかり復習する」など、学ぶ姿勢があることをしっかりアピールしていきましょう。

職場に溶け込むためにやってよかったこと

  • とにかくメモをとるようにして同じことを何度も聞かないようにした
  • 仕事に関しては積極的に質問をして、会話をするチャンスを作った
  • 仕事についての流れなどを自分なりに復習し、先輩に確認する
  • 分からないことは恥ずかしさを捨ててなんでも聞き、自分でマニュアルを作る

新しい職場のルール・情報をインプットする

会社が替われば、仕事内容だけでなく、社内ルール・仕事のやり方なども変わります。人に聞いたり、マニュアルを読んだりして新しい会社のルールや業務内容を覚えていきましょう。「前職のやり方の方がよかった…」と思うことがあっても、いきなり「前職はこうでしたよ」と前職の話を持ち出すとあまりいい印象にはなりません。

まずは新しい会社のやり方を試しつつ、どうしてもやりにくさを感じたら、自身が感じる課題・他の人が感じている課題はないかなどを把握し、それを改善するために違うやり方を提案する…など、新しい会社のルールを受け入れながら改善していくようにしましょう。

職場に溶け込むためにやってよかったこと

  • まずは周りの人にあいさつに行った際に、社内ルール・よく使う場所などを聞く
  • 時間のある時にさまざまな書類や資料を見て、業務内容を確認した
  • 仕事で結果を出して信頼を得るのが一番なので、マニュアルを読み込んで早く仕事を覚えるように努力した
  • 自分で勉強できることは勉強し、業務知識を増やしたり深めたりした

職場の人間関係を把握する

円滑に業務を進めるためには人間関係を把握することも必要です。まずは周囲をよく観察し、仕事をする上でのキーマンを把握したり、相談できる人を見極めたりしてみましょう。同僚に職場の人間関係を聞く、というのもひとつの方法ですが、人づてに聞くことでその人の主観が入ってしまうこともあるため、参考程度にとどめておきましょう。

また、周囲を観察することで、職場の雰囲気が分かってくるので、今後の同僚への接し方などもつかめてきます。親しい関係を築きたいと思っても、はじめはていねいな対応を心がけ、少し距離が縮まってきたと感じるまでは、砕けた対応は控えておきましょう。

職場に溶け込むためにやってよかったこと

  • 人間関係を構築するために周囲をよく観察し、仲良くできそうな人・仕事ができて信頼できそうな人を見つけて接触するようにした
  • 最初からいきなりなれなれしくせず、相手の性格などが少し分かるまでは様子見
  • 最初は周囲の状況を観察し、余計なことを言ってしまったりしないようにした
  • パワーバランスを見極め、同僚で話せるような人がいればさりげなく会社について自分が知りたい点について話を聞いてみた

無理をしない

「早く結果を出したい」「活躍したい」とはやる気持ちは分かりますが、意気込みすぎて業務を抱え込んでしまっては、後々自分が苦しくなってしまったり、仕事が中途半端になってしまったりして、かえって職場に迷惑をかけてしまいます。

まずはできることをひとつひとつ着実にこなしていき、業務に慣れていくことが大切です。会社としても、あなたに長く活躍してもらいたいと感じているので、大変だと思ったら同僚や上司に相談し、仕事の進め方や業務量についての相談をしてみましょう。

職場に溶け込むためにやってよかったこと

  • 自分が今やれることをやるしかないと思い、言われたことを素直にやった
  • できる分に関しては、リストアップ・優先順位をつけるなど整理して取り組む
  • 与えられた仕事をきちんとこなし、焦らず、自分にできる範囲内で努力した
  • 経験があるからといって、必要以上にできるとアピールしたり、おごったりすることがないように気を付けた

4.みんなはどうしていた?転職先での「困りごと」と「解決法」

困りごと①仕事が覚えられない

経験者の解決法①

同じ内容で二度三度と質問することになったが、聞かないと先に進まないので、勇気を出して尋ねた

上司に相談して、やり方や考え方などを一からあらためて教えてもらった

分からなかった用語をメモして後から調べる、手順をメモにまとめて、確認をしてから行う

同僚の仕事ぶりを観察し、盗めるところは盗む

専門用語が多かったり、仕事の仕組みが複雑だったりと仕事を覚えるのが大変な場合もあれば、やり方が覚えられない場合など、さまざまな理由があると思いますが、今つまずいているところが何かを洗い出し、上司や先輩に自分の認識で間違っていないか個別に確認に行くなど自分から学ぶ姿勢を大切にしていきましょう。

困りごと②人間関係の築き方が分からない

経験者の解決法②

いつもにこやかにあいさつし、飲み会など仕事以外でのコミュニケーションも積極的にした

とにかく自分が率先して動き、相手のいいところを見つけて褒める

年齢に関係なくていねいな言葉遣いを心掛けた

まずは仕事だけに集中した。そのうち少しずつ打ち解けられた

人間関係の築き方で悩みを抱える方は多いと思いますが、まずは相手との距離を縮めるための工夫として笑顔・あいさつなど、話しかけやすい雰囲気を出しておくことが大切です。相手もあなたがどんな人なのかまだ把握できておらずに距離を測っているので、積極的に接点を持ってみましょう。また、人間関係を築くのが苦手な場合、まずは目の前の仕事をしっかりこなしていくことで信頼感が生まれ、徐々に打ち解けられますよ。

困りごと③誰に相談してよいか分からない

経験者の解決法③

初めは誰にでも聞いた

頼りにしていた先輩が辞めてしまったが、上司や同僚と積極的にコミュニケーションをとった

すぐ近くに教えてくれる人がいなかったが、分かる人を教えてもらい電話で何度も聞いた

職場を観察し、頼りになりそうだと思った人に話しかけてみる

相談できる相手がいると、不安に思っていることを解決できる糸口が見つかるので、周囲を観察し、自分が相談できそうな人・自分と相性がよさそうな人を探してみましょう。それでも誰に相談したらよいか分からない場合は、上司に「もっと仕事への理解を深めたいのですが、どなたに相談したらよいでしょうか?」など、聞いてみてもいいですね。

5.不安が解消した時期・職場に溶け込めた時期

不安が解消した時期はいつですか?
転職後、不安を感じていたことはなんですか?

冒頭、転職が決まって不安を感じたことがあるのうち、転職後1カ月以内に不安を感じていた割合が9割にのぼるという結果がありました。一方で、「不安が解消した時期」について聞いたところ、1カ月~3カ月が19%、3カ月~半年が13%と回答し、不安を感じていたと回答した人の6割が半年以内に不安が解消したという結果が明らかになりました。

また、職場に溶け込めた時期について聞いたところ、不安が解消していない人は、時期に差はありながらも49%が職場に溶け込めたと回答。不安が解消した人に関しては、95%が職場に溶け込めたと回答しました。転職経験者のほとんどが転職後に不安を感じていましたが、結果的には職場に溶け込めており、また、不安が解消されることで職場に溶け込める割合が高くなることが分かりました。

現在転職後の職場で不安を感じている方も、転職経験者の体験を参考に、一日でも早く職場に溶け込めた、と思えるように、できることから行動してみてください。

調査概要

【対象者】
20~40代のビジネスパーソン550人
【調査方法】
ネットリサーチ会社を利用したインターネット調査(ネットリサーチ会社保有のデータベースを元に実施、DODA会員登録の状況については不問)
【実施期間】
2018年4月
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